ここが一蘭の心臓部か…!工場併設の福岡「一蘭の森」で味わう2杯の限定週替わりラーメンに感動した

代表的な福岡名物のひとつである「とんこつラーメン」。有名な全国チェーンが「一蘭」ですよね。天然とんこつラーメンにこだわっているほか、「味集中システム」「オーダー用紙」といった独自システムも特徴的です。最近では外国人観光客も多く訪れるそうですよ。そんな一蘭の生産工場を見学できるのが、福岡県糸島にある「一蘭の森」。麺などの製造工程を見られるだけでなく、ここでしか食べられないラーメンが2種あります。それが「市場系とんこつ」と「滋味系とんこつ」。週によって変わるため、どちらも食べたいなら2回足を運ぶ必要があります。(その他西区・糸島のグルメとんこつラーメン

ここが一蘭の心臓部か…!工場併設の福岡「一蘭の森」で味わう2杯の限定週替わりラーメンに感動した

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こんにちは、福岡県でライターをやっている篠原修司です。

福岡の有名な名物と言えばとんこつラーメン。そして、とんこつラーメンで有名なお店と言えば全国展開している『一蘭』ですよね。

全国展開している一蘭のなかでも、実は福岡県に特別な店舗があります。それが「一蘭の森」です。

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一蘭の森は自然の多い観光地として知られる福岡糸島市に、2014年7月にオープンした特別な店舗。

東京ドーム2個分の敷地にはラーメンの生産工場と店舗が併設しています。生産工場は一部見学もできますよ。

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この一蘭の森、生産工場を見学できるだけではありません。なんと「滋味系とんこつ」と「市場系とんこつ」という2つの特別なラーメンを週替わりで提供しているのです。

つまり、ここでしか食べられない一蘭のラーメンがあるわけです。さっそく紹介していきましょう!

 

レアな「週替わりラーメン」 を必ずチェックすべし

一蘭の森はお昼時には観光客が、夜には地元の人が多くやってくるため、券売機は3台用意されています。

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こちらがメニューです。

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▲メニュー(2017年3月時点)。

一蘭の定番ラーメンである「天然とんこつラーメン(創業以来)」、一蘭の森店限定の「週替わりラーメン」はともに790円(税込)。週替わりラーメン(市場系とんこつと滋味系とんこつ)は毎週金曜日に切り替わるため、一蘭の森に2度行かないと両方を制覇できないレアなラーメンです。

 

アッサリしているのに味はしっかり「市場系とんこつ」

まずは昔ながらの市場で提供されていたラーメンを美味しく再現した市場系とんこつからいただきます。

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いつもの一蘭のラーメンの味を想像している人は、このスープを飲んだときに驚きます。

さっぱりした味わいながらも、塩の旨味が凝縮されているのです。

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市場で体を動かして働く人向けということもあって塩はしっかりと効いています。でも、それ以上に旨味があるため最初に口に入れたときは甘みを感じたほど。それくらい「塩が美味しい」と言えます。

そして麺。麺も創業以来ラーメンとは異なり、市場系とんこつ用の特製麺が使用されています。

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この麺にスープの味がしっかりとしているため箸が進む進む。

そして特徴的なのは麺をすすったときにあまりとんこつの臭みがしないこと。丁寧な仕事がされているため、とんこつラーメン特有の臭みがありません。これは「とんこつラーメンのあの匂いがダメ」という人にも嬉しいですね。

重ねて丁寧な仕事といえば、チャーシューもいつものラーメンと違います。

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市場系とんこつではチャーシューに赤身と脂身のバランスが良く旨味の強い「ロース」を使用しており、さらに味付けもスライス方法も創業以来ラーメンと異なっています。

実は、市場系とんこつを食べたのはこの取材のときが初めてなのですが、すっかり大好きになってしまいました。

 

コラーゲンたっぷりで体にしみる「滋味系とんこつ」

いつものように替え玉をしたいところですが、続いて滋養あふれる栄養満点のラーメン「滋味系とんこつ」をいただきます。

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滋味系とんこつのスープは見てわかるとおり濃厚でコクがあります。豚の骨の髄をしっかり煮込んでおり、いわゆる「コラーゲン」がたっぷりと含まれたスープになっています。

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スープを飲めば、その味の深さとコクに、思わず何度も味わってしまいたくなる……。

麺には滋味系生麺が使用されており、こちらもスープとの相性はバッチリです。

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いつもの天然とんこつラーメン(創業以来)も

もちろんこれらの市場系とんこつ、滋味系とんこつの特別なラーメン以外にも、「いつもの一蘭が食べたい」人のために天然とんこつラーメン(創業以来)が用意されています。余談ですが、真ん中に浮かぶ「赤い秘伝のたれ」も、ここ一蘭の森で製造しているとか。

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もちろん、「味集中カウンター」もあります。「実は一蘭にくるのが初めて」という人も、こちらのカウンターで食べると雰囲気を味わえます。

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ちなみに男性にはコク深い滋味系とんこつが、女性はあっさりめの市場系とんこつが人気だそうです。

 

店内は昭和10年代、20年代、30年代を再現!

グループで来た方や、特別な雰囲気で食べたいという場合には屋台席もオススメです。なぜなら、店内のデザインがそれぞれ特別に作られているからです。

 

こちらは「昭和10年代」の雰囲気を再現した店内となっています。昭和10年代といえば、「戦前」から「戦中」にかけての時代です。

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続いて昭和20年代、時代としては「戦後」です。壁面にプリントされている写真がややカラーになっているのが伝わるでしょうか?

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そして昭和30年代です。グッと都会的になっていますが、壁面のイラストはじつは福岡の夜景を再現しているんだとか。

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しかもこの夜景、看板にイロイロと仕掛けが施してあります。

「雨が降ったら貸さない銀行」。一蘭の森ができる1年前の2013年はドラマ『半沢直樹』が流行りましたね。

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NISSANならぬOSSAN...…。

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ほかにもいろんなネタが仕込まれているので、こういった遊び心あふれるネタがお好きな方は昭和30年代スペースでとんこつラーメンを楽しみましょう!

 

 

一蘭のラーメン生産工場がすごいぞ!

続いて併設されている「美味しいラーメン生産工場」も紹介します。先に週替わりラーメンを取り上げましたが、人が多いときは工場見学が先になることもあるでしょう。

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生産工場ではガラス越しにはなりますが、一蘭の麺が生産されていく様子をひたすら見学できます。

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製麺機械から延々と麺ができていく様子は見ていて面白いですよ。

品質管理を徹底している一蘭ならではの検査室の様子も見学できます。

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ただし、全ての一蘭ファンが知りたそうな秘伝のたれやスープの素ダレについては、超重要な企業秘密のため製造現場を見学できません。

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そもそも秘伝のたれについては、一蘭のなかでも4名の専属職人しかレシピを知らないレベルとのこと。これらの専属職人が車や飛行機などで移動するときは、それぞれを別の便に振り分けるほど慎重なんだとか。

こうした努力により、30種類以上もの材料を使って作られているという秘伝のたれの秘密のレシピが守られています。

 

ラーメンの歴史が学べる「とんこつラーメン博物館」

生産工場の隣にはとんこつラーメン博物館もあります。

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博物館というほどですから、ここではとんこつラーメンの歴史や一蘭の始まりについて学べます。

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また、ここでは歴史以外にもこれまで一蘭にやってきた芸能人・有名人の方々のサイン色紙が通路の片側一面に飾られています。

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どんな人が一蘭に来ているのかわかって、なかなか面白いです。

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一流芸能人が好んでいる一蘭のオーダーとは?

さらに通路の奥にはオーダー用紙デザインのサイン入りTシャツが飾られています。

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この紙が何かと言うと……一蘭のオーダーです。

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こちらのオーダーはHKT48の指原莉乃さんのもの。アイドルはにんにくを少々まで減らすものなんですねぇ。

さらにサッカー選手の中田英寿さんのサイン入りTシャツもあります。

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中田選手のオーダーは味の濃さが「こい味」にプラスして秘伝のたれが「2倍」。ひ~、辛そう。

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さて、問題です。こちらのオーダーは一体誰の注文でしょうか?

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正解は……GACKTさんです!

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オーダーの書き方から一流ですね。というかネギは青ネギ、白ネギの両方を入れられるなんて知りませんでした!さすがGACKTさん!!

 

自然を楽しめる「音と光の茶庭」

さらに一蘭の森にはここでしか味わえない特設スペースがあります。それが「音と光の茶庭」です。音と光の茶庭は、夜になるとライトアップと同時にBGMが流れ始める絶景スポットです。

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ラーメンを食べたあとは、この茶庭で福岡糸島の空を楽しみましょう!

ちなみに、一蘭の人に「ここでプロポーズをさせてください」とお願いし、みごと彼女のハートを射止めた幸せなカップルもいるそうです。イイハナシダナー。

 

というわけで、福岡にしかない一蘭による一蘭のラーメンテーマパーク『一蘭の森』でした!

車でのアクセスがオススメですが、JR九州筑肥線の九大学研都市駅と一蘭の森を往復する無料の送迎バスも出ています。お昼の時間帯にこられる場合は、こちらのバスを利用すると良いでしょう。

なお、ここだけにしかない週替わりラーメンは毎週金曜日に切り替わるため、木曜・金曜と続けて足を運べば2日間で一蘭の森限定ラーメンを食べ比べられますよ!

 

紹介したお店

  • 店名:一蘭 一蘭の森店
  • 電話番号:092-332-8902
  • 住所:福岡糸島市志摩松隈256-10
  • 営業時間:10:00~21:00
  • 定休日:年中無休

r.gnavi.co.jp

メニュー

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▲メニュー(2017年3月時点)。

 

【持ち帰りのお土産商品】

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アクセス

 

著者プロフィール

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篠原修司
1983年生まれ。福岡県在住。フリーライターとして九州各地を取材しながらその土地の美味しいものを食べるのが趣味。『Yahooニュース!個人』や『ASCII.jp』などで連載中。
Twitter:@digimaga
ブログ:デジタルマガジン

 

                             
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