新宿、渋谷と並ぶ山手線3大副都心の池袋。池袋は日本有数の繁華街でもあり、古くから様々な食の分野が確立しています。古くから変わらずに愛される味には、やはり何か”魅力”があるはず！その魅力を皆さんに知っていただくため、今回は「池袋で創業30年以上を誇る老舗の名店」にピントをあてご紹介します。
繁華街に佇む老舗居酒屋で極旨メニューを楽しめる「千登利(ちどり)」
いまどきのチェーン店が立ち並ぶ繁華街にある千登利は、昭和24年創業の老舗。女将さんと横長のカウンター、棚にずらっと並ぶ珍しいお酒、湯気の立つ鍋‥‥‥まさに昭和の呑み屋といった雰囲気です。千登利で必ず食べたいメニューは牛肉豆腐。よく煮込まれていることがわかるほど醤油色に染まった豆腐と、やわらかい肉の味がたまりません！さっぱりした塩分と適度な甘みで整えられた味は、お酒との相性も抜群。「ちょっと一杯」に立ち寄りたいお店です。
住所：東京都豊島区西池袋1-37-15 西形ビル1F
電話：03-3971-6781
煌びやかな雰囲気と古くからこだわり続けている味「リビエラ東京 池袋店」
ウェディング会場として人気のある「リビエラ東京」。式がなくても大丈夫！ランチや食事会などで立ち寄ることができます。昭和25年に創業した料亭「白雲閣」がリビエラの前身。和食の伝統的な技法と、洋食の華やかな彩りが楽しめます。厳選された素材による創作料理は、どれも上品で美味。喧騒を感じさせないオシャレな雰囲気の中で、高級感ある食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。
住所：東京都豊島区西池袋5-9-5
電話：050-5799-2139
地元民に愛され続ける優しいパン屋「タカセ」
池袋の老舗と言ってはずせないのが、東口駅前に建つビル「タカセ」です。大正9年に創業されたパン屋。現在タカセは1階にパン屋、2階喫茶店、3階レストラン、9階展望コーヒーラウンジとなっていて、昭和にタイムスリップしたような雰囲気あるお店です。オススメは、やはり創業以来愛され続けるタカセ自慢のパン！あんぱんやレーズンブレッドなど、どれも懐かしい甘みと柔らかさが特徴です。ほんわかと心が和むような優しいパンばかりなので、お土産にも人気！
住所：東京都豊島区東池袋1-1-4 タカセビル3F
電話：03-3971-0211
池袋駅から徒歩1分にある超老舗の洋食店「三笠會館(みかさかいかん)」
池袋パルコのレストラン街“TABEBUKURO”の７階に入っている三笠會館は、大正14年創業の老舗。まさに“老舗洋食店”といった雰囲気で、ダークブラウンとホワイトを基調とした重厚感のある落ち着いた店内です。人気メニューは洋食の定番ハンバーグ！口の中でしっかりとした“肉”を感じさせてくれる食感・味わいのパテが、極上のデミグラスソースと絡みます。カリッとした表面と溢れ出す肉汁は、まさにハンバーグに求める黄金バランス！三笠會館がかかげる「手間隙を惜しまない料理と、心をこめたもてなし」をご堪能ください。
住所：東京都豊島区南池袋1-28-2 池袋PARCO7F
電話：03-3987-4411
ぐるなび - 銀座洋食 三笠會館 池袋パルコ店（池袋/洋食屋）
豆本来の味を楽しめる本格コーヒー店「炭火煎珈琲 皇琲亭(こーひーてい)」
池袋から徒歩3分とは思えないほど、静かで落ち着いた雰囲気のカフェ「皇琲亭」。上品で重厚な店内はクラシックな音楽が流れ、コーヒーの香りで満ちています。コーヒーを淹れる際、通常は蒸らす工程がありますが、ここのコーヒーは蒸らすことなくお湯を入れ続けるスタイルで、コーヒー本来の味や旨み、香りを引き出します。100種類以上のマグカップがあり、お客様の雰囲気や淹れるコーヒーによって変えるというこだわりよう。あなただけの一杯を楽しめるカフェです。
住所：東京都豊島区東池袋1-7-2 東駒ビル1F
電話：03-3985-6395
若者に人気のガッツリチェーンが溢れる池袋で、今もなお人々が通う老舗をご紹介しました。昔から長く愛される「本物の味」や「昔ながらの雰囲気」。老舗ならではの魅力を、ぜひ池袋でお試しあれ！
「人と料理の交差点」をテーマに、単なる料理の技術を学んでいただくための教室ではなく、お友達や家族に笑顔を届けてもらえるようなレッスンを展開中。笑顔と歓喜溢れるレッスンには、毎回多くの人が集まる。
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文：23番地cook専属ライター 新保麻衣子
フリーライターとして雑誌やWebなどで執筆中です。食には無頓着でしたが、娘が料理を手伝い始めてから楽しく感じるようになりました。正しく分かりやすい食情報をお届けしていきます。
