こんにちは。韓国出身の料理研究家、キム・ヨンハです。
みなさん、韓国発祥の「辛(しん)ラーメン」ってご存知ですか?いつの間にか日本でもポピュラーなラーメンになりましたよね。
日本のスーパーなどでも簡単に手に入るので、辛ラーメン大好きな私としては、いつでも食べられてとても嬉しいです……!
ノーマルな辛ラーメンも美味しいのですが、今回は辛ラーメンラバーの筆者が見つけた「辛ラーメンちょい足しアレンジ」を紹介したいと思います!
間違いない組み合わせから意外なものまで登場しますよ!ぜひこれからの季節に試してみてくださいね!
※今回はすべて袋麺タイプを使用しています。
1. 【バター+スクランブルエッグ】ふわっとろコクうまな辛ラーメン
材料(1人分)
- 辛ラーメン・・・・1袋
- スクランブルエッグ・・・・卵2個分
- バター・・・・20g
作り方
- 辛ラーメンを袋記載通りに煮込む。
- 卵2個をよく溶いて、半熟のスクランブルエッグを作る。
- 1を器に盛り、2とバターをのせる。
まずはバターをスープに溶かしてみてください……!
麺を一口食べて、スープをすすると、バターの香りが口の中いっぱいに広がって幸福感がハンパないです。ふわトロなスクランブルエッグとスープの相性もバッチリ!
2.【牛乳+ベーコン+かつおぶし】韓国でも話題沸騰の日本風アレンジ
材料(1人分)
- 辛ラーメン・・・・1袋
- 牛乳・・・・100ml
- ベーコン・・・・1枚
- かつおぶし・・・・5g
- 炒りごま・・・・少々
- 小ねぎ・・・・少々
- ラー油・・・・適量
作り方
- 水の量を袋記載の1/2にして辛ラーメンを煮込む。
- 1に牛乳とベーコン、かつおぶしを入れる。
- 2を器に盛り、炒りゴマと小ねぎを散らして、ラー油をかける。
韓国の有名レストランのシェフが作って話題になった「超簡単日本ラーメン」の作り方です。
日本風?と思いますが、ベーコンと鰹節からダシがしっかりと出て、クリーミーで濃厚な絶品ラーメンができあがりますよ!
3.【とんかつ+キムチ+卵とじ】ボリューム満点なトンカツ鍋
材料(1人分)
- 辛ラーメン・・・・1袋
- 市販のトンカツ・・・・1枚
- キムチ・・・・50g
- 溶き卵・・・・1個
- 唐辛子(粉末)・・・・小さじ1
- 刻みネギ・・・・少々
作り方
- 辛ラーメンを袋記載通りに煮込む。
- 弱火にしてトンカツ、キムチをのせ、溶き卵を回し入れ、ふたをして1分間おく。
- 唐辛子を散らす。
辛ラーメンの豪華アレンジ!旨辛とんかつ鍋に変わりました。ピリ辛スープを吸ったとんかつが最高なんです!
日本ではコロッケそばが根強い人気ですが、まさにそんなイメージです!これからの寒い季節にもぴったり!
4.【餃子+切り餅】腹持ちもバッチリなチゲ風
材料(1人分)
- 辛ラーメン・・・・1袋
- 餃子・・・・3個
- 切り餅・・・・1個
- 輪切り唐辛子・・・・ 適量
作り方
- 切り餅を小さめの一口サイズに切り、フライパンで焦げないように焼く。
- 辛ラーメンに餃子を入れ、袋記載通りに煮込む。
- 器に盛り、焼いた切り餅をのせる。輪切り唐辛子を散らす。
簡単にボリュームアップできるレシピです。ラーメンだけじゃ物足りないんだよな~というときにオススメ。
カリッモチッな切り餅が、韓国のお餅「トック」のように!餃子もあって満足感もあります!
5.【ケチャップ+ウインナー】意外な組み合わせだけど超イケる!甘辛ナポリタン
材料(1人分)
- 辛ラーメン・・・・1袋
- ウインナー・・・・3個
- ケチャップ・・・・30g
- ドライパセリ・・・・適量
作り方
- 水の量を袋記載の1/2にして辛ラーメンを煮込む。
- 1に斜めに切ったウインナー、ケチャップを入れて混ぜる。
- 2を器に盛ったらパセリを散らす。
甘辛絶品ナポリタン風の完成~!
ウインナーの代わりにベーコンを入れてもいいし、お好みでパルメザンチーズやバターを入れても、より濃厚に美味しくいただけますよ!
ラーメンって、毎日食べても本当に飽きない不思議な食べ物ですよね……。特に辛ラーメンは本当にクセになる旨辛具合!
本当に何でも合う懐の深さなので、今回紹介したもの以外にも、いろいろなちょい足しアレンジを楽しんでみてくださいね!
著者プロフィール
金 英貨(キム ヨンハ)
フードコーディネーター. 料理研究家
1977年8月19日生まれ。韓国出身。
食のコンテンツ企画制作会社や食品企業にて、レシピ開発やスタイリング、フードコーディネートを手がけます。書籍、雑誌、動画などのフードコーディネートも担当させていただいています。
韓国料理を得意とし、韓国の家庭料理からおもてなし料理の料理教室の講師も務めています。
https://www.instagram.com/goodnewscooking/
(企画編集:河瀬璃菜)