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養殖の本当の美味しさを知っていますか?あじの養殖日本一の沼津内浦「いけすや」で「天然>養殖」の先入観が見事に崩れ去った

天然の魚は養殖の魚より美味しいというイメージを持つ方は多いと思います。それは正しいのかもしれません。しかし、あじの養殖日本一の街、沼津内浦にある「いけすや」であじを食べると、もしかしたらその意見は変わるかもしれません。「天然>養殖」の固定概念が崩れ去り、「養殖のあじってこんなに美味しかったのか!」と感激すること間違いないでしょう。わざわざ東京から訪れる価値のある飲食店のひとつです。 (沼津のグルメランチ

養殖の本当の美味しさを知っていますか?あじの養殖日本一の沼津内浦「いけすや」で「天然>養殖」の先入観が見事に崩れ去った

沼津 グルメレポ

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養殖の本当の美味しさを知っていますか?

「魚はやっぱり天然物だな」と思っていませんか?実は私もずっとそう思っていたのですが、養殖あじ日本一の町・静岡県沼津市内浦にある「いけすや」さんを訪れてから、考え方がガラリと変わりました。

 

養殖の本当の美味しさを知りたい方は、ぜひ「いけすや」さんを訪れてみてください。食べた瞬間に、養殖の概念が見事に覆ることでしょう。本物の養殖あじとの出会いに、わざわざ足を運ぶ価値はあると思います。

 

養殖あじ日本一・内浦漁協直営「いけすや」とは?

「いけすや」さんは、2015年にオープンした沼津で大人気の食堂。笑顔が素敵な土屋店長にお話を伺いながら、美味しい活あじ料理をいただいてきました。

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お店の様子

清潔感のある店内は広々70席以上、外のテラス席は30席以上ありますが、土日のお昼時は、とにかく大盛況。こちらの席がすぐにいっぱいになります。

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(※写真は平日の営業時間終了間際に撮影)

 

土曜日はだいたい250~300人、日曜日は300~350人ほどのお客さんが訪れるとか。11時~15時の短時間の営業と場所を考えたらすごいことですよね。

 

土屋店長に狙い目の時間帯を聞いたところ、土曜日の14時過ぎあたりが比較的空いているとのこと。あとは、9時から整理券を配るので、少し早めに行ってレジで整理券をもらってから、食堂のオープンまで周辺を観光するのがおすすめだそうです。なるほど!

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販売スペースが併設

食堂は11時からですが、販売スペースは9時からオープンしています。こちらでは漁協で加工された干物などの加工品や沼津の特産品などを販売しています。厳選された醤油・酒・砂糖を使った、あじの醤油干しがおすすめ。

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チームIKSに会いに行こう

「いけすや」さんのスタッフは、主に漁協関係者や漁師の奥さんで構成されています。その名も「チームIKS(いけす)」。「会いに行けるお母さん」ということで、スタッフ一丸となって前面に出ているのもすごく好印象。ぜひ会いに行きましょう。

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総選挙はないのでしょうか?(笑)

 

試食

さて、いよいよ試食です。今回いただいたのは、活あじ丼と干物の特別メニュー。腹ぺこのお腹から「ギュルルル」とあじを呼ぶ声が聞こえます。

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活あじ丼は、醤油をかけて生姜・ねぎと一緒に食べます。 活あじは、さっきまで泳いでいたので、とにかく新鮮でプリプリ。 さっぱりとした後味で臭みもなく本当に美味しい。 箸が止まりません。

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干物は身がぎゅっと引き締まっていて旨味がたっぷり。 特選あじ(塩)・サバ醤油干・サンマ醤油干の3種類が楽しめるのですが、それぞれ味と食感が異なります。干物好きにはたまらないですね。

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不思議なことに「いけすや」さんの活あじや干物はまた食べたくなるんです。あじ好きの方にはもちろん、得意でない方にこそおすすめしたいです。

 

土屋店長おすすめ

・活あじのわさび葉寿司(980円)
土屋店長イチオシ。前日から仕込むのですごく手間がかかっていて、売り切れ御免の人気メニューです。

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・二食感活あじ丼 (980円)
〆たばかりの活あじと前日から寝かせて旨味を引き出した熟成活あじのゴールデンコンビ。

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私のおすすめ

・満腹御膳(1,200円)
いろいろ食べたい欲張りさんに最適!プリプリな活あじ丼とフワフワな活あじフライの両方を楽しめる豪華な満腹御膳。初めていけすやさんで食べたのがこれ。この日からいけすやさんの虜。

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・内浦漁協特製 干物定食(880円)
干物好きにはたまらない定食。なんと、特選あじ(塩)・サバ醤油干・サンマ醤油干の3種類の干物を堪能できます。独自製法で加工されたこだわりの干物は、添加物は使っておらず安心・安全。これが880円とは…破格です。

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「いけすや」オープンのきっかけは?

内浦はあじの養殖日本一の町、漁師の町です。しかし、環境の変化やさまざまな理由で辞めていく漁師が増え、次第に元気のない町になっていったそう。そんな内浦に活気を取り戻そうと、漁協の皆さんがさまざまな取り組みを行ってきました。

 

春と秋の年2回開催される活あじ祭りで活あじ丼をふるまったところ、これが大好評。手応えを感じたそうです。もっと食べる機会がほしいというお客さんの要望に応え、今度は日曜日だけ市場で出すようにしたとか。「いけすや」オープンの足がかりはここにありました。

 

内浦が養殖あじ日本一の町だということを知らない人は多いです。せっかくこんな素晴らしい伝統があるのだから、もっと広めたい。「いけすや」オープンの背景には、そんな思いがあったのですね。

 

活あじの美味しさの秘密

内浦周辺の海域は、あじにとってかなり過酷な環境だそうです。しかし、そんな過酷な環境で育ったあじだからこそ、身質のしっかりしたあじが育つのですね。しかもついさっきまで泳いでいたあじをさばくので、超新鮮。なるほど、プリプリの活あじの秘密はここにあったのかと納得。

 

養殖の良さとは?

天然には天然の良さがあります。旬の魚の美味しさは格別ですが、 必ずしも「天然>養殖」ではありません。天然だとどうしても価格が高騰したり、味が変わるデメリットがありますが、養殖はいつでも安定した価格と味で提供できるというメリットがあります。

 

内浦漁協はあじの養殖歴50年。長年の研究によって大切に飼育された活あじは格別。 養殖には、天然に勝るとも劣らない素晴らしい要素があるのです。

 

まとめ

「いけすや」さんのことを知って、養殖の概念が覆った私は、静岡県内はもちろん、静岡県外の方にも活あじを知ってほしいとずっと思っていました。今回、取材の機会をいただけて本当に感謝しております。

 

最後に土屋店長より読者の皆さんにメッセージ。

 

「内浦は田舎ですが、活あじがどんなところで育ったのかロケーションを楽しみながら、召し上がってほしいです。ぜひ内浦に遊びに来てください」

 

そんな土屋店長の思いに激しく共感しながら、「いけすや」さんで活あじを食べた方が感動して、その周りの方に広まって、少しずつ世の中の養殖のイメージが変わっていけばいいなと思いました。

 

いつまでも風景を眺めていたくなる、内浦はそんな優しい場所。皆さんもぜひ「いけすや」さんを訪れてみてください。

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お店の情報

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店名:内浦漁協直営 いけすや
住所:静岡県沼津市内浦小海30-103
電話番号:055-943-2223
営業時間:11:00~15:00(食堂)、9:00~16:00(物販)
定休日:水曜日
席数:店内72席、テラス32席
支払方法:現金のみ(クレジットカード不可)
喫煙席:完全禁煙
駐車場:あり

r.gnavi.co.jp

※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。

 

プロフィール

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Hanagex

「静岡と静岡と静岡が大好き」

Twitter:https://twitter.com/hanageworks

                             
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