今回の料理:百合根とほうれん草のバターソテー
いいとこのお嬢さん
西原 百合根(ゆりね)は好きだけど、なかなか買わない。もったいないから。
枝元 ですよね。でも、正月を過ぎると、値下がりするんですよ。今日は私的「ザ・ベスト!」な百合根レシピをご紹介します。
西原 楽しみだなあ。
枝元 百合根はこの大きさに育てるのに、3年かかるの。すごく手間がかかるから、知人の農家も病気してから作るのをやめたとか。残念です。
西原 3年! 茶わん蒸しに3切れくらいしか入ってないわけだ。女子は百合根好きが多いと思いますよ。
枝元 百合根を蒸しゆでに。うまみが逃げるので、水を多くしたり、ゆでこぼしたりしないようにご注意を。百合根の外側が透明に、内側が白っぽい感じになります。
西原 アルデンテですね。ここにバターを投入ですか!
枝元 最後に塩とバターをからめて終わり。同じフライパンでほうれん草のバターソテーを作って添えます。これは最後に、香り付け程度にしょうゆを垂らすとおいしい。
西原理恵子と枝元なほみのおかん飯、単行本第2弾が発売!
この連載の単行本第2弾「親子でがっちょりおかん飯」が毎日新聞出版から12月10日に発売されました。掲載した41のレシピのほか、西原さんと枝元さんがお薦めの食材や料理道具9アイテムを紹介しています。西原さん描き下ろしのカットも見逃せません。
オールカラー128ページ、950円(税込み)です。
みんなのごはんでも紹介してきた人気レシピの数々。ぜひ、手に取ってご覧ください!
リクエスト募集します!
【西原理恵子の「おかん飯」with枝元なほみ】では、全国の読者の皆様、生産者や食に関わる方々から、「この食材でレシピを考えて」「ぜひ食べてみて」というリクエストを募集します。野菜、魚介、肉、加工食品、調味料など食材のジャンルは問いません。自慢の一品を「おかん飯」でアピールしてみませんか。
応募はメール(onna@mainichi.co.jp)か、郵便で、〒100-8051(住所不要)毎日新聞生活報道部「おかん飯」係まで。