こだわり1 加賀料理

「山錦楼」の加賀料理

客人をもてなすために、この地ならではの食材と器を使って洗練を極めていったのが加賀料理。その店その店に伝えられた味があります。当店の加賀料理は父である3代目から伝授されたもの。例えば治部煮はこってりとした飴色のたれが特徴的。口が広く底の浅い治部椀でお出しするという決まり事とともに守ってきた味です。

こだわり2 空間にこだわる

趣のある空間と室礼

落ち着いた緑の壁に格天井、格式の高い群青壁に杉板貼り天井と趣の異なる座敷があり、それぞれの部屋に設えられた建具や調度品、照明器具などもできる限り往時のままに残してきた「山錦楼」。見応えある襖絵や掛け軸も鑑賞のための美術品ではなく、作られた時代そのままに用の美を発揮している稀有なもてなしの空間です。

こだわり3 器にこだわる

古い器にモダンな遊び心

九谷焼のお盃はこの上なく薄く、七宝焼は何とも涼しげで可憐。「山錦楼」では、遊び心を宿した九谷焼や漆器など、初代の頃から集められてきた器が大切に使われてきました。手仕事の良さが尊重されていた時代、職人たちが丹精を込めて作った器には今に通じる新しさがあり、盛り付けられた料理と美しい調和を見せます。

こだわり4 おもてなし

もてなしを尽くすための完全予約制

仕入れるのは、その日に使う分だけ。自らの目で選んだ旬の食材を丁寧に料理し、会席に仕立てます。魚の幽庵焼きであれば、漬け汁がなじむまで2時間は置きたい、など店主は「常に丁寧な仕事」を心がけています。季節にふさわしい料理と室礼でもてなしを尽くしたいという思いから、完全予約制とさせていただいております。

こだわり5 歴史がある

大正浪漫漂う金沢市指定保存建造物

犀川大橋のたもとから寺町へと続く蛤坂。その緩やかな坂の途中に、木格子の端然とした佇まいが美しい山錦楼があります。幾度かの改装を重ねながらも大正末期に建てられた当時の姿を今に残し、館内には違う時代に迷い込んだような幻想的な雰囲気も漂います。創業は明治28年、金沢市の指定保存建造物に指定されております。

山錦楼
  • TEL050-5783-3158