シェフ 戸村克夫

戸村克夫

シェフからの一言

鰻屋には3つの命がある。1、活きた鰻を仕入れて自店でさばくこと。2、鰻を生かしておくための井戸をもっていること。3、炭火で焼いていること。時代の流れと共に、この3つが揃う店舗は少なくなりました。大観楼では創業以来の一店舗主義を貫き、3つの命と職人の技を大切に守ってきました。本年で創業191年。皆様に愛され続ける大観楼であるように3つの命とお客様を大切にしていきたいと思います。

  • 【なんで全ての鰻重に肝吸いがつかないの?】

    2000円も出して鰻重をたべるのに、肝吸いではないのはおかしい!というご意見をいただきます。
    弊店では肝だけを仕入れることはせず、すべて自前の鰻の肝を使用しております。当然ながら一匹の鰻には肝がひとつ。
    ですので、鰻をまるまる一匹使う「竹うな重」や「松うな重」には肝吸いをつけることができるのですが、それ以下の量をつける鰻重の場合にはおつけすることができないのです。
割烹蒲焼 大観楼