三葉・椎茸・地海老の具材で作られるがんもどき「飛龍頭」（1個 650円・税込）は同店の名物料理。口の中でほどけるような柔らかさと、海老の風味が特徴だ。毎朝、市場から届く新鮮な地海老を丁寧に下ごしらえし、天然の昆布と鰹からとった一番出汁につけていただく贅沢な逸品だ。

契約農場から特別に仕入れた牛肉の、希少部位だけを使った「牛肉の網焼き」（100g・1,400円・税込）。「子どものころ、運動会や遠足など特別な日のお弁当には、必ず入っていた一品」と、店主。秘伝のタレで焼き、柔らかく仕上げている。噛み締めるごとに牛肉のうま味が口の中に広がり、白飯との相性も抜群だ。

広島の名産として知られる小いわしを使用した「小いわしの山椒煮」（90g ・650円・税込）。下処理に手間をかけ、頭とはらわたを一匹ずつ手でさばき、実山椒をかけて炊き上げている。小魚の生臭さも気にならなず、背骨まで丸ごといただだけるのが魅力だ。日本酒の肴に注文するゲストも多い

契約農家が育てた農薬不使用の野菜を、彩りよく加えた「温野菜のサラダ」（1人前 870円・税込）。プチトマト、ブロッコリーやフルーツなどカラフルな食材が10種類以上盛り込まれている。広島産ちりめん、ニンニク、醤油、オリーブオイル、鷹の爪で作った同店オリジナルの「ちりめんドレッシング」で、さっぱりといただく。