曽々木海岸
石川県 輪島市町野町曽々木輪島市街地から北東に17km、珠洲市との境近くにある垂水の滝から町野川の河口までの2kmの海岸線を指します。海と岩が織りなす自然美と豪快な断崖風景で知られ、国の名勝および天然記念物に指定されています。 特に断崖は、硬い流紋岩が波による侵食で複雑な模様や奇岩をつくり出しています。水門崖(すいもんへき)や福が穴、尋岐(ひろき)の険などの奇岩が見どころです。 曽々木海岸のシンボルともいえるのが窓岩。岩石は中新世(1500万年ほど前)の流紋岩です。岩壁や砂浜にはハマツメクサやエゾオオバコなどの北方系の植物が見られます。 また、厳冬期には、ふんわりとした白い綿状の「波の花」が海面を覆います。白い波頭が岩にぶつかって砕け、季節風に吹かれて舞う姿は神秘的です。この海岸線にある落差35メートル垂水の滝は、一年中枯れることなく荒磯へ流れ落ち、押し寄せる潮流に飛び散ります。
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