華厳宗東大寺別院 新薬師寺
奈良市高畑町1352奈良市高畑町にある華厳宗の寺院、新薬師寺は、本尊が薬師如来、開基は光明皇后と伝えられています。奈良時代の創建当時の新薬師寺は、七堂伽藍が建ち並ぶ大寺院で、南都十大寺に数えられていました。『東大寺要録』には、「光明皇后が夫聖武天皇の病気平癒のため新薬師寺を建て、七仏薬師像を造った」とあります。落雷や台風で堂宇が倒壊し、次第に衰退し、その後、復興はしたものの、往時の規模に戻ることはありませんでした。現存する本堂以外の主要建物は鎌倉時代のもので、国宝の本堂や奈良時代の十二神将像をはじめ、多くの文化財を伝えています。
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