「サザエが余って困ってます」。取り寄せてみたら、ここ浜か!? ってくらい新鮮で旨すぎた

愛媛県の伊方町、豊後水道に突き出した“日本一細長い半島”と呼ばれる佐田岬半島では20~70代まで約50人の海士が素潜りでサザエやアワビなどを採っています。アワビは言わずもがなですが、このサザエがまた格別。荒波にもまれ、豊富なエサ(海藻)をモリモリ食べ、身入りが良いのが特徴です。が、コロナ禍では観光客が減ってしまっているため、今夏はお取り寄せが人気。おうちで新鮮なサザエをいただくチャンスです!1キロ1,100円だと身振りの良いサザエが6~10個、お刺身や焼き物で楽しめます。この機会にぜひご利用ください!(松山のグルメ居酒屋

「サザエが余って困ってます」。取り寄せてみたら、ここ浜か!? ってくらい新鮮で旨すぎた

こんにちは!「みんなのごはん」登場は約1年ぶりの猫田しげるです。

コロナ禍では旅行もできず、新鮮な貝類が食べたくて悶えている貝好きの皆さんに朗報ですよ!

 

愛媛には全国でも珍しい、男性版「海女さん」がいる!

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「海女さん」は有名ですが、男性の海女さん、「海士(あまし)」がいるなんて初めて知りました。愛媛県の伊方町、豊後水道に突き出した“日本一細長い半島”と呼ばれる佐田岬半島で、伝統的な漁法で貝類を採っているそうです。

 

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半島の長さは約40km、幅は広い部分で約6km、狭い部分ではわずか800mという特殊な地形の佐多岬。ここでは20~70代まで約50人の海士が素潜りでサザエやアワビなどを採っています。

 

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アワビは言わずもがなですが、このサザエがまた格別。荒波にもまれ、豊富なエサ(海藻)をモリモリ食べ、実入りが良いのが特徴です。地元では刺身、つぼ焼き、炊き込みご飯などで家庭の食卓に登場するほか、飲食店でも観光客のお目当てとして人気を博しています。

 

コロナ禍でサザエ漁の危機に!

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しか~し! 言うまでもないコロナ野郎のせいで、観光客は激減。三崎漁業協同組合によると、「これまで大手の居酒屋や飲食チェーンへ卸したり、観光客の皆さんがご購入いただいていたのですが、現在は、潜って獲っても半値にもならない状況です」とのこと。これは大変。サザエさんたちが食べられずに廃棄されるだけでなく、伝統漁法の存続がこのままでは危ぶまれる事態に…。

そこで緊急企画として、漁協では特別価格でのサザエの通販を7月に開始。普通は佐多岬に行かないと食べられない海士が採ったサザエを、自宅でも食べられるって!コロナがなければなかなかできることではありませんよ!

 

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ということで、早速取り寄せて実食してみました。価格は、1kgあたり1,100円(税込、送料と箱代別)。サザエの個数は大きさによって異なりますが、1kgでだいたい6~10個。

 

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ひゃー!箱を開けた瞬間、磯の香りが広がり、部屋のどこかに網を持ったイケメン海士でもいるんちゃうかという幻覚に襲われました!

 

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でっけえ~。ブリッブリ~。動き出しそうなほど生命感にあふれています。あんまり新鮮なのでまだ生きてます?と聞いてみましたが、返事はありません(当たり前)。

 

サザエの解体は案外簡単だった

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ゲッ。そういえばこれまでの人生の中でサザエを解体するって状況に陥ったことがなかったので、どうやるの!?と慌てふためきましたが、YouTube先生のおかげで簡単に捌くことができましたよ。

 

参考にしたのはこちら。

 

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ジャーン。自分の身を殻に盛り付けられ、サザエ的には屈辱かもしれませんが、一般的にこうやるのがサザエ流儀として正しいようですね。それにしてもなかなかの出来栄え!「小料理屋 猫田」の開店ですよ!

 

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貝柱、すごい食感です。噛むとコリッ!と部屋中に響き渡ります。すごい磯の香り。新鮮なサザエってこんなに身が締まっているのかと驚愕しました。記憶を辿ると、これまでサザエだと思って食べていたものってキノコだったんじゃないか…?と思えるほど。ほのかな塩気があるので醤油などつけなくても美味!

 

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赤い身もかなり肉厚です。弾力があり、シャクシャクと噛み心地抜群。食べた後の鼻から抜ける潮の香りも秀逸です。サザエってすげえ!「ツブとどう違うのよ」とか侮っててごめん!

 

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肝ももちろん食べられますよ。メスは灰色、オスはオレンジ色です。子供の頃なら絶対食べられなかったであろう、最高の酒肴ですなあ。

 

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刺身も良いですが、サザエは焼くと旨味が増して、美味しい肉汁(と言うのか?)も楽しめます。やっぱり網焼きに限りますね。お酒をちょっと入れてじっくり焼きます。

 

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正直、殻ごと焼けば良いので刺身にするより数段ラクです。ちょいとグロいですが、ワイルドに丸ごといくと浜でバーベキューしているような臨場感も味わえます。

 

旬がもうすぐ終わるのでお早めに!

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漁港によると、「漁師さんや漁協さんのために、ご購入頂ける方大募集です!」とのこと。メールまたはFAXにて申し込み可能。正直、このサザエがこの量で1,100円って安いなー!と思いました。高級料亭で出してもおかしくないクラスです。サザエの旬は夏までですので、お早めに!

 

申込み・問合せ先

NPO法人佐田岬ツーリズム協会

TEL:0894-54-2225

FAX:0894-54-2221

Email:sadamisaki@mb.pikara.ne.jp

 

著者プロフィール

猫田しげる

デカ盛りと食べ放題を求めて津々浦々。おいしいものもおいしくないものも大好きです。

猫田しげるの以前の記事はこちら

                             
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