こんにちは、ほそいあやです。
「山手線の駅でいちばん乗降者数が少ない駅」でおなじみの鶯谷ですが、大きな街ではない土地柄か、チープでおいしいお店がわりとあります。
今日は「鶯谷の聖地」ともいわれる焼き鳥屋「ささのや」を紹介します。
鶯谷の南口、階段をおりたところに立ち上る白い煙が見えたらそれがささのやです。
スタンディングでスタンバってる人々の視線の先には、
店先でじゃんじゃん焼かれていく焼き鳥。もちろんこの匂いは道路までだだ漏れ。匂いに誘われて人々が吸い寄せられてきます。
お皿をもらって、セルフで取って、この場で立ったまま食べる人多し。
「立ち食べ」は串を数えてお会計をするシステム。
焼き鳥は日本のファーストフードだなと思える風景ですね!
持ち帰り利用のお客さんも多いです。帰り道にこんなお店があるなら、匂い(と値段)に惹きつけられるのも納得。
この日は雨でしたが、いつもは外まで人があふれています。
通りを挟んだ壁沿いにも簡易テーブルが並び、毎日がお祭り状態。
夏祭りにいきそびれたまま秋になってしまったという人、鶯谷にくれば一年中縁日やってますよ!
店内はザ・ベーシックな居酒屋さん。店内で焼き鳥を食べる時はセルフではなく店員さんに注文をします。
あまり広くないので、混雑時は2時間制。
焼き鳥以外のメニューは数は多くありませんが、基本をおさえているかんじ。みんな焼き鳥ばかりガン食いするので、あっさりした箸休めがあればいいのであります。
お通しや席料はありません。
とりあえず梅くらげを注文!
スカハイのグラスが響。かわいいなあ。
串は100円のにんにく以外は70円。
常にじゃんじゃん焼いてるのですぐに来るのも嬉しいのです。
きた! まずは定番のタレ。
わたくし普段は塩派ですが、ここのタレはあっさりしていて好き。
レバーはレア部分のないみっしりしたタイプ。その質感がタレと合うのです〜〜。
ここのタレ、タレ派じゃない人にぜひ食べていただきたい。
といいつつ塩も注文(なんこつはどうしても塩にしてしまう……)。
ここのなんこつはこういうタイプです。
やげんではない歯ごたえのあるなんこつ部分とジューシーな肉のハーモニーがいいね!
ウインナーはやや駄菓子系のお味でございます!
にんにくを頼むとついてくる味噌は、これだけでもお酒がすすむおいしい味噌。これをつけたほくほくのにんにくは最高。一粒くらいにしておこうと思っていたのにうっかり一人で全部食べてしまった……翌日人と会う日は注意です(美容院で遠回しに指摘されて逃げ出したくなった)
個人的に一番好きなのはカシラ。この脂身の罪深さよ。噛んだ瞬間とろける70円。クオリティがはんぱないのです。もちろんタレでもおいしい。
お酒を飲まない人にもぜひオススメしたい。焼き鳥10本+ウーロン茶でも1000円でお釣りがきちゃいますからね!
以上、鶯谷「ささのや」でした。
紹介したお店
ささのや
住所:東京都台東区根岸1-3-20
TEL:03-3872-1997
プロフィール
ほそいあや
「猫を愛でることと虫を食べることが趣味」
ブログ:http://seiten4go.com/
Twitter:https://twitter.com/hosoi/