梅田で日本酒を飲むなら「大衆酒場カミヤ」は絶対に外せない…!名物こぼれ寿司とジビエ串の旨さに驚いた

梅田の大衆酒場「カミヤ」(大阪府大阪市北区梅田1-2-2 大阪駅前第2ビル B1F)は、安さ、日本酒品揃えの豊富さ、そしてアテの旨さで酒飲み、いわゆる呑兵衛さんから圧倒的な支持を得ています。アテは名物のこぼれ寿司がとにかく人気で、イクラとウニがこぼれるほど乗ったとても贅沢な一品。ハーフこぼれ寿司セットはハーフサイズのこぼれ寿司にビールと日本酒がついて1980円と格安です。また猪や鹿の肉を揚げたジビエ串も人気です。その他にもマグロのアゴ刺し、鯖の燻製青唐辛子和えなど日本酒が進みまくるメニューが盛沢山。梅田の日本酒好きをうならせる名店中の名店です。(歓迎会・送別会 梅田

梅田で日本酒を飲むなら「大衆酒場カミヤ」は絶対に外せない…!名物こぼれ寿司とジビエ串の旨さに驚いた

まいど憶良(おくら)です。

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大阪梅田、第二ビルにやって来ました。 

 

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ここ大衆酒場カミヤは、大阪梅田に精通している、いわゆる「呑兵衛さん」には圧倒的支持を受けている隠れた名店。

 

 

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ファンの方からは「おいおい、あまり紹介してくれるなよぉ、行きにくくなるからぁ」と言われてしまいそうですが。

 

さて、メニューを拝見。

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美味しそうなもの、珍しい物も並んでいますが、

ここ「カミヤ」に来たなら、もう絶対に頼まずにはいられないメニューがこちら。

 

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名物こぼれ寿司です。

 

こぼれ寿司ハーフセットのコスパが最高だ!

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こぼれ寿司ハーフセット。

いや、こぼれ寿司でもいいのですが、何を頼んでも旨い店となれば、お腹の容量は少しでも開けておきたいという事で、ハーフを選択です。

 

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しかも、ハーフセットなら、ウニ&イクラこぼれ寿司と、ビール、お酒が付いて1,980円(税抜き、以下全て税抜き表記)。実にお得なんです。

 

 

魚介類大阪中央卸売市場や、ウニ、イクラなどはまた別ルートも活用して、

 

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いいネタをより安く仕入れて、原価ギリギリでの提供もしているとの事。

 

もちろん素材の良さを活かし、その味を引きだす事に心を砕くという調理方針を貫いて、手抜きは無しです。

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こぼれた部分はそのままお酒のアテとなります。

 

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 ウニの炙られた部分も香ばしく、さぁ、いざお口へ!

 

ビールも、セットだからといって小さいグラスではないんです。

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通常はビールを飲み終わったころを見計らってお酒が出されるんですが、今回は一緒に出してもらいました。

 

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お酒は常時40~50種類が用意されているとか。

 

ちょっと選びきれないので、ここは店長さんにおまかせしました。

このお酒、大倉は奈良香芝の大倉本家の、無濾過の生原酒。

日本酒度は+5と、辛口です。

 

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そしてこぼれ寿司

イクラはかなりこぼれてしまいました。

普通なら何度もイクラを乗せなおしてから写真を撮るのですが、今回はこのまま食べてしまいました。

すみませんっ!

だって、美味しそうで我慢ができなかったんです。

 

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味はもちろん、美味しいっ!

 

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ちょっと食べ進めて、落ち着いたので撮り直しました。

 

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美味しいおいしい。

さて、次々頼んでいきましょう。

 

珍しいジビエの串揚げが200円!

注文してから揚げる串カツから、珍しいメニューを。 

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こちらは猪の串カツ

 

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 四角い方が鹿の串カツ

 

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ソースをかけて、その上にパセリをパラパラと振りかけます。

 

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獣臭さはなし。

篠山から取り寄せるお肉は全然癖がなく、美味しくいただけました。

 

メチャクチャ旨いッ!ホルモンの一夜干し

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豚のホルモン(ガツ)の一夜干しですって。 

 

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これは珍しい。

なんでも、広島の名物なんだそうです。

タレに漬けこんでから一夜干しにしたというガツは、なんと臭みもなし。

これはお肉をばらした時の処理の仕方が良いからなんですね。

 

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レモンをかけて、七味マヨで食べます。

これがまた、メチャ旨なんです。

 

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噛むほどに旨みが口に広がるのに、不思議なほど臭みは無し。

これはやみつきになりそう。

 

マグロのアゴ刺しにとろけそう

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これも希少な、マグロの顎のお刺身。 

マグロの専門店から入荷するというマグロは、鮮度も良く、本当に美味しいんです。

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お肉の刺身と、上質なクジラの刺身の間のような味です。 

 

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ワサビ、生姜、どちらでも美味しくいただけます。

 

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これは絶品!

 

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あかん、絶品ばっかりだわ。

お酒もすすみます。

「すみませーん、ビール追加で!」

 

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食べるごとに、笑顔が止まらなくなります。

 

お酒がすすむ、鯖の燻製青唐辛子和え

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燻製サバの青唐辛子和え(480円)は、そんなに強く燻製を感じさせない仕上がり。

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それよりも、しっとりとしたサバの旨味と、ときおり感じる青唐辛子のピリリとした刺激が日本酒にとても合うんです。

たまらず頼んだお酒は伏見藤岡酒造が造る「蒼空(そうくう)」。

手作りにこだわる、全量純米酒です。

限定品というラベルの文字も、なんだかうれしいですね。

 

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日本酒を楽しんでもらう店を目指している

憶良 : ほんとうに何を食べてもおいしいですねぇ。

それがまた日本酒に合いますよね。

店長さん : そうなんです。

この店の前身時代から、日本酒を楽しんで貰う店を目指してきましたので、アテも当然日本酒を引き立ててくれる物をご用意しております。

憶良 : 日本酒に興味があっても、日本酒初心者とか入門者の方って、一体何を頼んだらいいのかよくわからないという人が大半だと思うんですが、どれを飲んだらいいのかなぁ、なんていう相談にも乗ってもらえますか。

店長さん : もちろん、喜んで。

ここで日本酒の魅力に気づいてくれたなら、それはもう何よりだと思います。

単に「フルーティ」とか、「辛口」とか、「珍しい」というオーダーでも結構です。

憶良 : この料理に合うお酒、なんて頼み方も?

店長さん : OKです。

憶良 : じゃあ、珍しいお酒をお願いします!

 

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お酒のフェスに行ったり、蔵元を訪ねたりと、美味しいお酒を求めて常にアンテナを立てて生活しているという店長さんが、日本中から選んだ日本酒

 

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 レアもののお酒もたくさんあるんですが、中でもお勧めというのが、神奈川の熊澤酒造が造る、激レアなお酒、天青。

限定流通商品という天青の樽酒とあって、ここ以外では滅多と出会えるお酒ではないんです。

 

生サーバーから注がれる生樽酒は、なんと微炭酸。

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生サーバー用の圧力にあう日本酒という珍しいアプローチで作り込まれたお酒は一飲の価値ありです。

 

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お酒の話を聞いているだけでも楽しい。

アテも美味しい、そして当然お酒も美味しいとあって、ついつい飲みすぎてしまいそうな所が要注意です。

 

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日本酒初心者でも、そして

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日本酒通の人も、「おっ、これがあるか!」という銘柄に出会えるなど、どんな人でも

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楽しめる酒場だと思います。

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半合で350円、450円、550円という価格設定も、色んな種類のお酒をちょっとずつ飲みたい人には嬉しいですね。

 

最後に頼んだのは「蘇る(よみがえる)」と「花巴(はなともえ)」。

蘇るは、震災で蔵が倒壊した福島の蔵元、鈴木酒造が、山形で後継者問題の為酒造りをやめる事となった東洋酒造を引き継ぐこととなったという、正にいろんな人の想いを元に作ったお酒。

花巴は奈良の美吉野醸造のお酒。

インパクトのある、酸味があるお酒。

今回紹介しましたお酒が常にあるとは言えませんが、何度行っても魅力のあるお酒に出会えることは間違いがなさそうです。

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最後に一言、店長さんからのメッセージを頂きました。

日本酒に興味のある方は、お安くしていますので気軽に来てくださいね」

その言葉通り、気軽に日本酒を楽しめるお店として重宝できるお店でした。

壁には蔵元さんからのメッセージが書かれている事からも、お店と蔵元さんとの距離が近いという印象を受けました。

 

仕事帰りにちょっと一杯と毎日使いにも、大阪を出る前にちょっと一杯飲んで、という使い方も出来ますので他府県の方にもお勧めします。

 

 

紹介したお店

大衆酒場カミヤ

住所 : 大阪大阪市北区梅田1-2-2 大阪駅前第2ビル B1F

電話 : 06-6341-8855

営業時間

【月〜土】16:00~23:20(LO.23:00)

【日】14:00~21:00(LO.20:30)

  

プロフィール

憶良(おくら) : 元ゲームプランナー、元ゲームプロデューサー。
ゲーム企画講師や駄菓子屋店長などを経て現在に至る。
休日は高速道路を使わずに名古屋から鳥取あたりの温泉に行って浸かり、道中や行先の地元スーパーで珍しい食材を買い込むと例え深夜に帰ったとしても料理する。
その際食べ歩きにも積極的と、食に対してはかなり貪欲。
「美味しいものを食べている時、美味しいものについて話している時に悪いことを考える人はいない。」という持論を持っている。

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