こんにちは、ほそいあやです。
みなさんはコンビーフ好きですか。あの塩辛さとジャンクなテイスト、いいですよね。
今日は私が長年愛してやまない、普通のコンビーフとは別の食べ物と言い切れるようなカッコいいコンビーフをご紹介します。
それは「腰塚」のコンビーフ。コンビーフ界では有名選手なので食べたことあるという方も多いと思いますが、今回は食べたことないという方々に向けて熱い腰塚コンビーフ愛を添えた説明をさせていただきたいと思います。
「千駄木腰塚(旧店名コシヅカハム)」は谷中よみせ通りにあります。歩くのが面倒という人は日暮里駅のエキュートでも販売されていますので、そちらでもどうぞ。
町のふつうのお肉屋さんという感じです。コンビーフは一番人気なので売り切れも多いですが、今日はあるかな?
2つ残ってた、セーフ!
一本1,800円と少々お高いけど、400グラム入っていてずっしりと重いです。
「加熱調理の際は十分ご注意ください」と書いてあるのは、おそらく脂が多すぎて弾けるということだと思います。めっちゃパチパチ飛んでくるので蓋しましょう。
冷蔵庫から取り出して常温にしばらく置くと、みるみる牛脂がとけていきます(ちなみに、このトレイは脂でギトギトなので開封する時はビニール手袋を使うことをおすすめします)。
はじめて食べる方は、まずこのまま食べてもらいたいです。脂が、、、とろけます! 人肌の温度でどんどん溶けていく魔性の脂。
職人の手でていねいにほぐされているそうで、繊維が太いです。味付けはうすーい塩味。黒毛和牛の乳脂はほんのり甘く口の中でスッとなくなります。しつこくなく、濃いけどあっさりしてるという矛盾。
一般的なコンビーフを想像して食べると、なんじゃこりゃとなります。そして普通のコンビーフにはもう戻れなくなるのです(あれはあれでおいしくて好きだけど)。
ニラの醤油漬けをのせただけのやつ。これだけでとびきりのごちそうになるわけです。
このコンビーフがあると手抜き料理もはかどります。スーパーで買ってきたポテトサラダと混ぜるだけでバルの味。じゃがいもに脂の味が移って全部おいしくなります。ビールすすむよ。コンビーフは薄味なのでお好みのスパイスを足すとこれまた楽しい。
卵黄を落としてフライパンでカリカリになるまで焼いたやつ。ふわふわのコンビーフがサクサクに変化しました。これもお酒のおつまみに最適。わさびを添えるのうまいよ。
さて、今までこんなふうに「腰塚コンビーフ呑み」を楽しんできたのですが、自由が丘の腰塚では「腰塚の極上コンビーフ丼」というのが食べられるらしいのです。行くっきゃナイト!
自由が丘「腰塚」にコンビーフ丼を食べにきた
自由が丘の腰塚にやってきました。一階はお肉やさんの店舗です。
裏手に回ったところに焼肉腰塚の入り口があります。ぱっと見わからないような目立たない入り口の店ってそそりますね。
二階に上がると本当に焼き肉屋さんがありました。
焼き肉屋さんのランチメニューって豪華で目移りしてしまう。肉焼きて〜……いかんいかん、今日は網を使わないメニューを食べにきたのだ。
焼肉屋さんに来てコンビーフを頼むっていうね。腰塚でしかありえない話。
ど〜〜〜ん。極上コンビーフ丼です。ああもう食欲全開。
卵とからめると乳脂がさらにまろやかになります。おいしくないわけがない之助。
途中からわさびと黒胡椒で味にアクセントを加えました。おいしくないわけがない之助。
この乳脂がしみ込んだご飯、たまらんな。今までおつまみ的な付き合い方しかしてこなかったけど世界が広がりました。たまにはご飯と合わせてみることにします。
帰宅して、さっそくご飯と合わせてみた
さっそく「腰塚の極上コンビーフ炒飯」を作ってみました。具がコンビーフだけだとあれなので、冷蔵庫にあったオリーブを入れてみました。
てきめんにうまい〜!! 乱れた日本語を使ってしまうほどうまい。オリーブもいい味出してる。オリーブと黒胡椒のおかげでお酒もすすみそうな一品になりました。いやでもやっぱりこの脂のおかげだわ。炒飯なのに油を使わなくていいのも楽でよろしい。
常備するにはちょっとお高いけれど、冷蔵庫にあるだけで心強くなれるコンビーフです。
以上、千駄木腰塚のコンビーフ&焼肉腰塚の極上コンビーフ丼でした!
紹介したお店
黒毛和牛腰塚自由が丘店
住所:東京都目黒区自由が丘2-12-19 2F
TEL:03-5731-1532
- ジャンル:焼肉
- 住所: 〒152-0035 東京都目黒区自由が丘2-12-19 2F
- エリア: 自由が丘
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著者プロフィール
ほそいあや
「猫を愛でることと虫を食べることが趣味」
ブログ: http://seiten4go.com/
Twitter: https://twitter.com/hosoi/