
突然ですが、みなさんは町田に行ったことはありますか?
「神奈川県町田市」などとイジられることもありますが、町田駅までは新宿から電車で約30分だし、駅前の商業施設は充実しているし、実はとても便利な街だと思うんです。
小田急線、横浜線、田園都市線、マニアックなところでは相模線も通っている町田市はとても広い市です。横浜市に隣接する東名高速の横浜町田IC付近も町田市ですし、八王子市と隣接する高尾山のすぐそばのエリアも町田市なのです。
町田市をざっくり2つに分けると、小田急線以北は多摩、以南は横浜の影響が強いエリアと言えます。小田急線と横浜線が交差する首都、町田駅は文化的に多様で、東京と神奈川の文化がミックスされた、独自の繁華街を築いています。
私は小田急線の沿線に住んでいたので、町田の発展をずっと見守ってきました。便利ゆえ多くの人が集まる町田駅は、美味しい飲食店がひしめく激戦区でもあります。東京では歌舞伎町に次ぐ一大繁華街であるため、当然、コスパのいいお店しか生き残れません。
そんな町田にあって約8年、そのコスパの良さから、地元の人に愛され続けているお店があります。
その名も「串焼け!!めがね塾」。某マンガで聞いたことがあるような名前ですね。しかし、謎な店名とは裏腹に、コスパや味は王道でした。
「500円ステーキ」は何も考えずにとにかく頼むべし!!
さっそくですが、串焼け!!めがね塾に来たら、何も考えずにまず頼んだほうがいいメニューがあります。
それが「めがね塾名物!!牛ステーキ」。お値段なんと500円です。

まさかのワンコインで食べられるステーキ。お店いわく「赤字」だそうです。これを頼まないのはあまりにもったいない!!!何はなくとも絶対に頼むべき一品です。
「本当に500円…?」と疑いたくなる大きさ。隣にある玉子と比べると、その大きさが一目瞭然だと思います。

どう見ても肉がデカすぎる。

この大きな肉をハサミでカット。思い思いの大きさに切っていただきます。

お肉につけるのはゴマが入ったたれ。お肉の部位は肩ロースとのこと。断面を見てみると美しい色でした…!

口に入れたらとろけるような類ではなく、しっかりと肉肉しさを味わえます。噛むたびにじゅわっじゅわっと肉汁が口のなかに広がる……!
500円という値段なので、正直「安かろう悪かろうレベルかな」と心配していたんです。でも良い意味で期待を裏切ってくれました。これはたしかに、地元にあったら通うわ。
ステーキだけでなく、肉の下に潜んでいるポテトも実は量が多いです。

ポテトですが、脇役とあなどってはいけません。ステーキの肉汁をポテトが吸い込んで、いい働きをしているんですよ……!しかし、500円でこんなに満足できるなんて。まだ1品しか堪能していないのにスゴいぞ、めがね塾。
棚にずらりと並んだ焼酎&梅酒は380円均一!酒好きの塾生よ、集え!
さて、めがね塾が愛されている理由はステーキだけではありません。お酒の品揃え、コスパの良さも魅力のひとつなんです。

店内を見渡すと、壁一面にずらりと並べられたお酒の瓶が!梅酒は50種類、焼酎は30種類、そして日本酒、ワイン、ビール各種が揃っているんだそう。
なかでも、梅酒と焼酎は380円均一。気兼ねなく楽しめます。

こちらは九重雑賀(ここのえさいか)という和歌山県にある蔵元の「雑賀 梅酒」です。絶対ロックで飲んだほうがいい、濃厚な梅酒。最近だとスッキリ系の梅酒が多いですが、これはもう本当に梅!って感じの濃さです。

お次は芋焼酎「縁(えにし)」のお湯割り。鹿児島の本坊酒造という蔵元のお酒です。芋焼酎ってどうしてこんなに安心する味わいなんだろう……1杯380円なら飲んだことのない銘柄も気兼ねなく冒険できます。

日本酒は厳選した2~3種類を置いているとのこと。今回は「獺祭 発泡にごり酒スパークリング50」(1合1200円)をいただきました。
お米のふんわりした甘みが広がるのですが、そのなかでピリピリと泡が弾けます。それがアクセントになっていて、飽きずにグビグビと飲めてしまう美味しさでした。
日本酒や梅酒、焼酎だけでなく、ワインも豊富に揃っています。

お酒があまりにも種類豊富なので、「いっぱいあって選べない!」と困ってしまった人は店主さんに相談してみてください。最適なお酒を選んでくれますよ。

80円からの「京風おでん」は絶対に日本酒とセットで頼んでほしい
日本酒を飲んでいるとほしくなるもの、そう「おでん」です。

めがね塾では、80円~おでんを楽しめます。

京風おでんだけあって、お出汁が透明で透き通っています。温かいうちに食べましょう!
今回は、こんな感じで注文しました。
大根(150円)

玉子(100円)

はんぺん(120円)

ちくわ(100円)

さつまあげ(100円)をチョイス!

お出汁が具材にしみっしみ!!!噛むたび、じゅわ~っと出汁があふれるおでんは、やっぱりお酒にも最高に合います。
ステーキからのおでんってなかなか見ない組み合わせですが、どっちもレベルが高いなんてお店の幅広さがスゴい。

おでんをよそってくれているのは、めがね塾の江田じm…塾長ならぬ店主。やっぱりメガネなんですね…!
他にもおいしそうなメニューが目白押し
他のメニューもあまりに美味しそうだったので注文しちゃいました。一部を紹介します。
牛めがね焼き(380円)

牛の内もも肉(「メガネ」と呼ばれる部位です。徹底しています)に、大根おろしをたっぷり。限りなく柔らかい食感で、さくっと一口で食べられてしまいます。
いやぁ、豊富なメニューに悩みますね。



値段をよ~く見てほしいのですが、どれも500円前後なんですよ。しかも美味しいとあって、お財布にもお腹にもありがたいお店。激戦区の町田で愛され続けているのもうなずけます。
めがね塾ってどこ?
さて、ステーキとおでんとお酒をたっぷり堪能したい塾生志願の方のために、お店までの行き方を説明します。

串焼け!!めがね塾は、小田急線町田駅から徒歩5分ほど。線路沿いにあるので、方向さえ間違えなければそうそう迷うことはないでしょう(ちなみに新宿方向です)。

なんでこの店名になったのかというと、ご想像のとおり、あの漫画に由来しているそう。オーナーがこの漫画のファンだったこと、オーナーも店主もたまたまメガネだったこと、それらの条件が合わさって「串焼け!!めがね塾」となったそう。今では、アルバイトの採用基準にも「メガネ」の項目があるとのことです。

店内には、メガネアイテムも飾られていました。
こちらのお店は貸切営業も行っていますので(平日10人~、週末15人~の受付)、宴会などで使えば盛り上がりそうですね。

もうひとつ、ポイントなのが朝5時まで営業しているということ。地元の方なら心ゆくまで楽しめますし、地元じゃない方も始発までいられます。

20人も入れば満席になる店内ですが、アットホームな空間で、ステーキやおでん、お酒を心ゆくまで楽しんでくださいね。
紹介したお店
町田、いい店そろってます。
都内で肉の日に食べたい焼肉まとめ
著者プロフィール

小西隆博
ライター/フォトグラファー/ビデオグラファー
「フォトグラファー・ビデオグラファー。写真、映像、文章を通して、心に元気を届ける作品作りを目指してます。」
(編集:河瀬璃菜/フードクリエイティブファクトリー)