
横浜駅の近くに、超ロックなビアバーがあるとの噂を聞きました。
噂のビアバー「THRASH ZONE」は、BGMとしてメタルが流れていたりして、メタルやパンク、ロック好きが集まっているらしい。なにそれ怖そう。
ちょっとビビりながら、ホームページを検索してみました。

えっ、やっぱり怖いんですけど(ガクブル)
…いや、しかも私ビール飲めないんですよね……
申し遅れましたが、私、工学部女子大生ライターのranranです。暗号システム研究室に所属しているガチ理系です。
ロックなビアバー、THRASH ZONEにビビりまくっていたんですが、女子大生とは思えないくらいの酒飲みである私の友達:イチマル氏は「え!なにそれ!超行きたい!!!」と興奮気味。
イチマル氏に半ば強引に手を引っ張られ、涙目になりながらお店へ向かいました。

▲イチマル氏に引きずられるranranの図。相当ビビっていたらしい
横浜駅から徒歩5分ほどでお店に到着してしまいました。

「EXTREME BEER ONLY」と書かれたアンプが入り口に置かれています。「過激なビールのみ」ってこと?てか、過激なビールってなんだよ!こえーよ!とビビる私と対照的に、ビール好きのイチマル氏の期待はどんどん高まります。
ライブハウス感あふれる店内の様子を伺ってみる

細長い店内。席はカウンターのみです。

ギターやライブTシャツが飾ってあったり、壁にはたくさんのサインが書き込まれていたり、ライブハウスをイメージさせるような雰囲気です。
カウンターの正面には大きな黒板がどーん!びっしりとメニューが書かれています。

真ん中の「BREWERY」という項目に注目!「THRASH ZONE」というビールが7種類あります。
BREWERYとはすなわち醸造所のこと。そう、ここTHRASH ZONEでは、自社醸造のビールを出しているのです。それぞれの「ABV」はアルコール度数を示しています。一番高いもので11.8%だと…?!たしかに、これは過激っす。
過激なビールに挑戦してみる

ここからは、THRASH ZONEオーナーの勝木さんにお話を伺います。
ranran「THRASH ZONEのビールの特徴はなんですか?」
勝木さん「メニューにも書いてあるんですけど、自分たちで作ったビールを出しているというところがやっぱり1番の特徴ですね」
ranran「ビールのアルコール度数って5%くらいなイメージなんですけど、こちらに置いてあるビールってそれより高いものが多くないですか…?」
勝木さん「そうですねぇ、高いです。ちょっと、まずは飲んでみてくだs…あっ、年齢……大丈夫でしたっけ?」
ranran「もう22なんで、大丈夫です(涙目)」

▲スピードキルズ (PINT 700円 SMALL 500円)
▲ワールドダウンフォール (PINT 700円 SMALL 500円)
勝木さん「まずは飲んでみてください。これがうちで人気の『スピードキルズ』

ranran「……あっ!…うっ……苦い………」

イチマル氏「苦味と香りがすごい強いですね。これ、私めっちゃ好きです!」
ranran「さすが、イチマル氏。女子大生じゃないわ」
勝木さん「ホップをたくさん使うことで、苦味と香りが非常に強くなって、パンチのあるビールに仕上がるんですよ」
ranran「お子ちゃま舌の私にはハードルが高かったです……。やっぱり、お客さんもかなりのビール好きが集まっているんでしょうか?」
勝木さん「そうですねー。
ranran「女性のお客さんはやっぱり少ないんでしょうか?」
勝木さん 「少ないですね。30代、40代の男性が多いです。まあ、入りにくいんでしょうね。だから、

ranran「勝木さんはもともとビールがお好きだったんですか?」
勝木さん「好きでしたねー。僕自身、このお店を始める前は普通のサラリーマンで、いわゆる脱サラをして始めたんですけど。それがちょうど10年くらい前です。大手さんのビールとは違う、クラフトビールの専門店を作ろうと思ってお店を始めて、2011年には自分たちの醸造所を作りました」
ranran「お店を始めた時から、自分たちでビールを作りたいと思っていたんですか?」
勝木さん「いや、はじめはそこまで考えていなかったです。でも、ビールの専門店をやっていく中で、ここでしか飲めないビールを出したいと思うようになってきました。それと、自分の理想のビールを作りたいと思い始めたんですよ。自分でビールを作るようになると、自分が飲みたいビールが作れるようになるので、こういった『パンチのあるビール』を作るようになりました」
ranran「さっきのは勝木さん好みのビールだったのですね…!私はお子ちゃま舌ということもあって、ビールについて全然詳しくないんですけど、自分たちでビール作りをしていて大変だったことってありますか?」
勝木さん「理屈が分かっていても、思った通りにならないことが多かったですね。それと、やっぱりビール作りって仕込んでから完成するまでに2週間かかるので、結果が出るまでに時間がかかるという点もすごく大変でした」
イチマル氏「ところで、ranranのようにビールが苦手な人でも飲みやすいものって作らないんですか?自社で醸造所を持っているなら実現できそう」
勝木さん「僕らは、あまりそういうことは考えていなくて。
先ほどのranranさんの『飲めない』という反応は、あれはあれで僕らとしては良いんです。ビール屋さんにもいろんなところがあって、『みんなに飲んでもらいたい、みんなが飲みやすい』という考えのもと、ビール作りをしているところもあると思います。
でも、僕らは違っていて、このビールを好きな人のために作っています。ちょっと極端な言い方をすると、お客さんのためのビールではなくて、自分が飲みたいビールを作っている。それで、『もしお好きでしたら、どうぞ』というスタンスなんですね」
イチマル氏「……かっこいい!!!」
ビール界はめちゃくちゃロックである
ranran「ところで、メタルが好きでこういう雰囲気のお店にしているんですか?」
勝木さん「たしかに、うちの従業員はみんな音楽が好きなので、こういう感じになっていますが、特に音楽をアピールしたいわけではないです。
ただ、バンドのやり方というのが、ビール作りやお店の運営の仕方に通じるところがかなりありますね」
ranran「お店を『THRASH ZONE』という名前にしたのはなんでですか?検索してみたらヘヴィメタらしきCDがヒットしました」
勝木さん「いや、特に意味はないんですけど(笑)、ビール専門店を始めるときに、お店の名前はビールとは全く関係のない名前にしたいと思っていたんです。それで、僕が一番詳しかった音楽のアルバムの名前をつけました」

ranran「なんか……すごいロック感がやばい(笑)」
勝木さん「本当にそう。最近のビールって、すごくロックなんですよ。僕も青春時代からずっと音楽は好きなんですが、音楽って進化してないなって僕は思っていて。逆にビールは現在進行形。ビールの方がかなりロックなんです!ビールの変化をすごく楽しんでいますよ」
ここまでで、すでに伝わっているかと思いますが、一見落ち着いていて、優しそうなオーナーの勝木さんは、ものすごくロックで熱い方でした。
THRASH ZONEのファンにも話を聞いてみた

お友達同士でビールを楽しんでいた男性2人組にお話を聞いてみました。
ranran「突然ですが、THRASH ZONEのファンですか?」
男性A「めっちゃファンです。すごくハマってます!!!」
ranran「……ちょっと、酔ってます?どのくらいの頻度で通ってるんですか?」
男性B「多いときは、週2〜3日くらいかな。でも、最近あんまり来てないので、もっと来ないと!と思ってます」
ranran「もはや使命感というか、めっちゃ熱狂的ですね。THRASH ZONEのどういうところが好きですか?」
男性B「まず、他にこういう店がない。ストイックなオーナーの方針がすごく好きです」
男性A「他では飲めないパンチの効いたビールがやっぱりいいですよね。こういうビールを求めているビール好きは絶対たくさんいると思います!」
こんな風に、熱~~~く語ってくれました。
この2人組のほかにも、THRASH ZONEの熱狂的なファンはとても多いそう。ハマると、やばいらしいです。
初めはビビりまくって向かったお店でしたが、オーナーの勝木さんのロックで熱いお人柄や、ロックなお店のやり方に完全に惚れました!!!
だから私も早くビールが美味しいと思えるようになりたい…!
ビールが好きなイチマル氏に至っては、完全にハマってしまったようで「次いつこよう」とさっそくスケジュールを確認していました。
横浜駅にあるロックでパンチの効いたビアバー「THRASH ZONE」。ビール好きなら、一度は訪れる必要がありそうなお店です!
紹介したお店
www.beerdrinkinginternational.com
※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。
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著者・SPECIAL THANKS
工学部女子大生ライター ranran
素因数分解にきゅんきゅんするド理系女子ですが、女子大生ライフもしっかり満喫中。理系×女子大生視点の執筆が得意です。見た目と中身の乖離度が売りです。
Twitter:@pascarrr