
はじめまして、現役女子大生ライターの天音ほのかです。
今回お届けするお店「DEVIL CRAFT(デビルクラフト)」は、2011年、東京・神田に1店舗目をオープンさせて以来、キッシュのような見た目の「シカゴピザ」と自家醸造もしているクラフトビールが話題を集め、連日賑わっています!
今回お邪魔したのは、2016年7月にオープンしたばかりという五反田店。デビルクラフトオリジナルのクラフトビールと、シカゴピザをいただいてきました。
ビール常時20タップ、そのうち「自社醸造」は5種!
さっそく、お店の看板メニュー・シカゴピザを実食!!
……と、言いたいところですが、こちら通常で約25分、混雑具合によっては焼き上がりに1時間かかるそうなので、お先にサイドメニューからいただくことにしました(1時間かかるって一体どんなサイズなんだ…!)。

▲「ほうれん草とアーティチョークのディップ / トルティーヤチップス」(700円 / ハーフ 550円)
日本ではあまり聞き馴染みのない「アーティチョーク」とは、欧米で好まれている野菜のことで、和名は「朝鮮アザミ」。その名の通りアザミの花のような見た目をしています。今回はディップでいただきましたが、そのまま食べるとジャガイモやそら豆や栗に近い味がするとか。
インドでは二日酔い防止のためにお茶に混ぜて飲む習慣もあるらしいですよ。そういった意味では、一品目のオーダーとしては最適なチョイスかもしれません。

▲人生初!アーティチョーク
見たことも聞いたこともない名前の野菜に内心ビビっていましたが、いい意味でクセもなく、シンプルな美味しさ。日本人の舌にあっているんじゃないかなぁ。ほうれん草とアーティチョークの濃厚なディップと、程よい酸味のあるフレッシュトマトが絶妙にマッチした一品です。
つまみはお酒に合わせて食べるもの……ということで、ここでビールを注文。

▲ポップなデザインのハンドルタップ。テンション上がる!
ここ五反田店は常時20タップを用意。ほとんどはアメリカ産のビールですが、中には日本のものも。そのうちの5種類は品川にあるブルワリーで作った自社醸造品!今回はそこから4種類を飲み比べることにしました!

よくばってパイントで注文。4種類も飲みきれるのか…?

▲「ラズベリー フィールズ フォーエバー」フルーツポーター 6.9% (パイント1000円 / ハーフ650円)
まずはじめに、ビートルズの名曲「ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー」をもじったこちらをチョイス。
普通ビールといえば、キンキンに冷やして喉越しを味わうもの、というイメージがありますが、それはラガーと呼ばれる日本の一般的なビールの特徴。クラフトビールの中には、泡を作らず注ぐものや常温で飲むものもあるとか。ちなみに、こちらはスタウトと呼ばれる種類です。




▲思わず顔がほころぶ美味しさ
う、うめぇ~~~~~!!!!!!!!!!!!!!
ラガーのそれとは苦みの性質が違い、例えるならばコーヒーのような香ばしい苦みでしょうか。かすかにベリーの風味も感じる濃厚な味わいです。それでいて飲みやすく、グイグイっといけそうですが、6.9%とアルコール度数はやや高め。気づいたらほろ酔い状態になってしまいそう。日本でも手軽に飲めるものでは「ギネス」がこの種類に当てはまるそうです。
ビールがあまりに美味しすぎたので、肉が食べたくなりました。

▲「バッファローチキン」(スモール 1300円 / ラージ 2600円)
カリフォルニアの「ストーンプリューイング」というビールを使用したホットソースを、素揚げした手羽先に絡めた「バッファローチキン」。豪快に手でつかんでいただきます!
メニューには「やや辛口」と書いてあったので完全に油断していましたが、スパイスの効いた本格的な辛さ。しかし、これがまたビールと相性最高!もはや憎い。唇をヒリヒリさせながら食べ続けました。

▲途中、セロリでさっぱり。なんとも心憎い組み合わせ
ブルーチーズとランチドレッシングを組み合わせたソースをつけると、マイルドな味わいになって食べやすくなるうえ、そのまま食べるのとはまた違った風味も楽しめます。これ、いくらでもいけちゃうな……

▲肉うめぇ!と夢中でがっついていると、口の周りがソースでべったりになります
食べ終えてから気づきましたが、こちらのチキン、ソースをスパイシーとマイルドのいずれかから選べるようになっているようです。辛いものが苦手な人は絶対にマイルドを選びましょう。
そして、さらに止まらなくなるビール

▲「ザ・デビル メイド アズ ブリュー イット」エキストラスペシャルビター 5.6% (パイント1000円 / ハーフ650円)
日本ではまだあまり知られていませんが、海外では評価の高いブルワリーである「Heretic Brewing」のジャミール氏とのコラボ醸造品!モルトとホップの華やかな香りと、しっかりとした苦味が特徴。キャラメルのような香ばしさの中にもフルーティさを感じます。
続いては、

▲「ケトル クラッシュ」ケトルサワー 4.7% (パイント1000円 / ハーフ650円)
こちらのケトルサワーはベルリン発祥の伝統的なビールで、ウィート(小麦)を自然発酵させてつくります。小麦のほか、ベースにはラガーモルト(大麦)も使用され、さらにそこにコクと甘みを付けると言われているキャラメルモルトも加えることで酸味を抑えているんだとか。
……しばしば、こういった食レポ記事では「酸味を感じる〜…」といった表現が使われたりもしますが、これはそんな枠では収まりません。
酸っぱいです。
前知識がないまま飲むと「え、これ期限きれてない?!」と心配してしまうレベルです。発酵させているのであながち間違いでもありませんが。しかしこの、他では味わえないすっきりとした酸味は癖になりそう…!
「シカゴピザ」で「ピザ」の概念が音を立てて崩壊した
そうこうしているうちにシカゴピザが焼きあがったようです。

\ ドドン /
新石器時代から続く「ピザ」という概念が崩壊した瞬間です。
シカゴピザは別名”deep dish pizza”とも呼ばれ、その名の通り深皿のような生地が特徴。普通ピザというと生地を円形に薄く伸ばし、その上にトマトやチーズといった具材を乗せて作っていきますが、こちらのピザはケーキのように型を使い、直径30cm・高さ5cmにも及ぶ生地を作り上げ、トマトやチーズ、お肉などの具材を”詰めて”いくそうです……。
ピザにおいて”詰める”という単語を耳にするのは、後にも先にもこの時くらいなものでしょう。

▲「ミッツァ」(スモール:1~2人前 1950円 / ラージ:2~4人前 3900円)
シカゴと冠するだけあり、かなりアメリカンなボリューム!
しかし、このカロリーで殴ってくる感じ、嫌いじゃないです!

▲ピザというより、キッシュやケーキって呼んだほうがしっくりくる
生地の薄い底部分に対し、縁の部分は厚めでザクザクとした食感。縁部分はパンを食べている感覚に近い。
お味の方は、ピザのベースとなるトマトソースの程よい酸味によるものか、アメリカンな見た目に反して意外とくどくないです。また、味の決め手となっているミラノササミ・ペパロニ・自家製ソーセージ・イタリアンソーセージからなる”エクストラミート” は、数種のスパイスを配合して味付けしているそうで、その刺激的なお味も食欲をそそります。こんなの、ビールと合わないわけがない……!!

▲「クリスピー デビル JPA」ジャパニーズぺールビール 6.6% (パイント1000円 / ハーフ650円)
ビール通にファンを多く持つIPAと、ビターエールの要素を掛け合わせたビール。双方の魅力をバランス良く取り込んだ、まさにいいとこ取りの逸品です。マイルドな苦みとフルーティで華やかな味わいがたまりません!
今回飲んだビールの中で一番飲みやすく、一気に飲み干してしまいました。クラフトビール初心者の方にもオススメです。

▲たんまりと具が入っているので、食べるのが困難。うれしい悲鳴
ピザとビールの相乗効果で、思わず食べ過ぎてしまいました……本当に止まらなくなります。
ちょっとカロリーが気になるな、という方は店一番の人気メニュー「The Devil Works」を。いろいろな種類のお肉、お野菜がバランスよく入っていますよ。ベジタリアンやダイエット中の方には「Veggie Works」をオススメします。
こんなボリュームじゃ食べきれない!という方にも朗報。ピザが残った場合は店員さんの方からお持ち帰りを勧めてくれるので、気軽にチャレンジできそうですね!

視覚も味覚も大満足!ごちそうさまでした。
五反田駅から徒歩1分未満で着くぞ!

最後にお店の場所を。といっても駅からめちゃ近です。
五反田駅の西口を出て右手の方向に目をやるとすぐの所にあります。距離にしてなんと110m。ウサインボルトなら10秒そこらで到着するレベルですね。
10秒とはいかないものの、1分も掛からず到着できます。この近さはかなり嬉しいですよね。なんせ終電ギリギリまで飲めますからね。

店内はこんな感じです。ワンフロアまるごと使用した広々とした店内にはカウンターが12席、テーブルが40席も。
また、ビルの最上階なので、窓側の席では夜景も楽しめそうですね。ちょっとカジュアルなデートにも良いかもしれないですよ。

シックな色合いで統一された店内には、差し色的にカラフルな小物がちらほら。


トイレがおしゃれすぎて、入っていいのか…?と一瞬判断に迷います。
デビルクラフト、いかがでしたか?
厳選されたクラフトビールとシカゴピザは、五反田だけでなく神田、浜松町の店舗でももちろんいただけますよ~!
紹介したお店
※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。
著者・SPECIAL THANKS
天音ほのか
講談社主催「ミスiD2016」にてイラストレーター・岸田メルの個人賞を受賞。モデル等のほか、WEB上にてアニメや漫画、グルメなどの記事を中心に執筆活動中。
編集/ヒャクマンボルト
撮影/本藤太郎
