【飲んできた】チョコ不使用のチョコビール！ビターやコーヒー好きならハマる味

こんにちは、ほそいあやです。
もうすぐバレンタインですね。プレゼントは決まりましたか？

今日は、濃～いチョコレートビールの紹介です。

1月に東京ドームで開催された「ふるさと祭り」では、サンクトガーレンのブースが出ているとのことで、いってきました！

中に入ると熱気ムンムンのお祭り状態。全国からおいしいものや特産品が大集合しているではないですか。

肉の量がはんぱないマトン丼や、

巨大鍋で煮込まれたあんこう鍋や、

疲れたイカが！

そんな食べ物の森をかきわけながら進むとサンクトガーレンのブースが現れます。
チョコビール以外にも、フルーツ等の色んなフレーバーがずらーり。

サンクトガーレンの代表岩本伸久さん登場！

サンクトガーレンの代表、岩本伸久さんは、ビール業界では知らない者はいないってくらいの有名人です。
エールビールに惚れ込み、1993年にアメリカでビールをつくりはじめました。

日本でのクラフトビール醸造は、1994年の規制緩和により普及しましたが、岩本さんのビールがその規制緩和のきっかけを作ったともいわれています。
その岩本さんが「高熱で焙煎した麦芽特有のチョコレートのキャラクターが好き」という理由でつくったのがこのチョコビールです。

上段の4つは、バレンタインの売れすじだそうです。
フルーツビールをまともに飲んだことのない私。スタウトともなると、サンクトガーレンさんでしか飲めない気がする。

4種類1000円のセット

全部の味が気になるので、4種類1000円のセットにしました。段ボールがなんともイイ感じ！

まず、インペリアルチョコレートスタウトをいただきます。
まず感じたのは、「甘くないぞ！」ということ。

チョコビールときいて甘いと思い込んでいた自分の単純さよ……。

岩本さん「これチョコレート使ってないんですよ」

そうなんですか！？　
てっきりチョコを使ったビールだと思っていた。

表をみてもわかるように、このビールの特徴は甘さではなくビター感。
焦げる寸前まで焙煎した、濃い茶色の麦芽。かじるとほろ苦いビターチョコのような風味がすることからチョコレート麦芽と呼ばれています。

ビターチョコやコーヒーが好きならハマる味！
私もコーヒー大好きなのでハマりました（それ以前にビールが好きなのでどう表現したらよいのか謎）。とにかくおいしい。

この特濃スタウト、アルコール度数が9％というのもリッチな飲みごたえ。ワインのように2年間熟成できるそうです。

「フォアグラやブルーチーズみたいなちょっとヘビーな食べ物と相性が良い」と岩本さん。たしかに合いそう！　ワインに合うおつまみなら間違いなさそうです。

オレンジだけ少し色が明るめですが、みんな真っ黒。オレンジ、イチゴ、バニラは甘さを感じました。

オレンジチョコレートスタウトは、マーマレードに使う橙というオレンジが使われています。お菓子のオランジェみたいで、黒ビール苦手な人にもおすすめしたいお洒落な味。ほのかな甘さもイケるな～。

ストロベリーチョコレートスタウトは、2016年限定フレーバー。とちおとめをたっぷり使っているそうです。最初はあまりイチゴ感を感じなかったけど、少し温度が上がってくると現れるイチゴの風味。イチゴチョコ食べてるみたいで面白い。

スイートバニラスタウトは、めっちゃバニラ！　4つの中では一番甘く、一番苦くない。チョコとバニラの華麗な共演～～。
バニラエッセンスは使用せず、Aグレードのバニラビーンズを使っているそうです。
ジャパンビアフェスティバルの人気投票で1位、英国のワールドビアアワード2015のフレーバービール部門でワールドベストを受賞という、今一番ホットなビール。「あるTV番組でビール嫌いの芸能人の方が『ビールの嫌な部分が消えてる。うまい！』と絶賛」とパンフレットに書いてあったけど、言われてみればたしかに。バニラチョコのような後味がビールらしさを消してくれるのかな（しつこいようですが筆者はビール好きなので表現に困る）。でも、本当にまったりとしていて香り高くておいしいんです。

岩本さんのおすすめフードは「オレンジスタウトには鴨肉のオレンジソース、バニラスタウトにはバニラアイス、のように同族が合うような気がします」だそう。

全部おいしかったけど、この中ではバニラスタウトがインパクト大でした。
おつまみにバニラアイスというのも納得。あまりビールとアイスって一緒に食べないけど、この組み合わせが生きるというのは想像できる。もうビールの枠を超えたおいしいお酒という認識でよいのかもしれない。なので本当にビール苦手な人に飲んでほしい、ビールにたいする印象がガラッと変わると思うので！