こんにちは、ほそいです。
今まで色んな場所でビールを飲んできましたが、ビールといえば外せない場所があります。
そう、浅草です。誰もが知るアサヒビールです。
原点回帰? いいえ、必ずしもそうではありません。
アサヒは大手なので、一般的にクラフトビールというイメージはなかなかないと思います。
しかし、アサヒビール直営店の「アサヒクラフトマンシップブルワリー東京」では、店内醸造のクラフトビールが飲めてしまうのです。 アサヒスーパードライの印象が強いので、アサヒのつくるクラフトビールってどんなのだろう? と興味が湧きます。
まず、ビール雲(正確には炎)の真下を目指しましょう。
スーパードライホールの隣にあるのが、「アサヒクラフトマンシップブルワリー東京」です。
アサヒクラフトマンシップブルワリー東京
「クラフトビール醸造所」って書いてある! なんと店内ですべての行程を行っているそうです。
こんな都会の真ん中でビールがつくられているなんて……。
店内には、客席を見下ろすように大きな釜があります。本当に醸造所なんだなあ。
ここだけ切り取ってみると、どこかの工場の中ですね。
飲み比べセット(850円)
大きな釜に見守られながら、まずは飲み比べセット(850円)をいってみよう。
左から「吾妻橋ペールエール」「ヴァイツェン」「スタウト」。
ペールエールはカスケードホップの苦味を感じつつも、とても飲みやすい。こちらのお店のクラフトビールのキホンのような存在かも? と思いました。
ヴァイツェンは、今まで飲んだどのヴァイツェンよりもフルーティーでびっくり。バナナのような、強いフルーツの風味を感じました。私はヴァイツェンのような白ビールの小麦の香りはあまり得意ではないのですが、これはとても好きかも。一口飲むと、その芳醇さに驚きます。フルーティーなビールが好きだという人はぜひ飲んでみてね!
最後、スタウトなのですが、またこれも今までのスタウトに対する思い込みをひっくり返してくれました。黒ビールってカラメル味に他の要素が負けて全部同じに感じてしまっていたのですが、これはもっと奥ゆかしいというか、カラメルの味で終わっていないというか。作りたてだからか?「おいしい!」と口走っていました。
このセットを飲んだことで、また好きなビールが増えて嬉しいです。気になる人はぜひ飲んでみてほしい。白ビールと黒ビールをなんとなく避けてきた私がいうのだから間違いないですよ!
ピクルスをつまみながら飲み比べセットを堪能。ピクルスってどんなビールにも合うなあ。
そして、どうやらこのお店はビーフもおいしいそうなので……
ビーフもおいしい
おすすめメニューのコールドビーフを選んでみました。
ほどよくレアで、とろける肉の旨み。わさび風味のソースが良い仕事してるのです。
「ご飯にのせて食べたい」という煩悩も頭をよぎるけどここはビール店。ビールお代わりしよ。
おなじみアサヒスーパードライも
おなじみアサヒスーパードライもちゃんとありますよ。
ベーシックのスーパードライを選びました。新鮮なスーパードライはひと味違います。
いきなり昔話をはじめますが、10年くらい前、アサヒビール主催の料理教室に参加したことがあり、実食タイムにできたてのスーパードライが振る舞われました。
その時の感動は忘れられないです。いつも飲んでるスーパードライもおいしいけど、全然違ったのです。 一緒に参加したメンバーにスーパードライが苦手な人がいたのですが、彼も「なんだこれ!」といっておかわりしていたほど。ドライじゃないスーパードライ、といったらいいのかな……いやそれじゃだめか。
とにかく、ドライ苦手な人に飲んでほしい。おお! ってなりますから。
とびきりのスーパードライを久々に飲んで、あの頃を思い出してしまった(郷愁)。私にとっては思い出のビールです。
期間限定販売ビール(現在は取り扱っておりません)
「ステラ・アルトワ」はベルギーのピルスナー。ベルギービールというとみんな濃い色のビールを飲んでるイメージですが、ピルスナータイプも人気だそうです。
日本ではなかなかお目にかかれないようです。日本の定番ピルスナーのスーパードライと飲み比べてみるのもいいですね。
(期間限定販売ビールのため現在は取り扱っておりません)
アボカドの炙り焼きと、豚とろスモーク。この二つがあればビールを永遠に飲める気がする。
パクチーとセロリのグリーンサラダ
「おっ」と思ったのが、パクチーとセロリのグリーンサラダ。
嫌われ者野菜の2大巨頭だけど、大好きな人も沢山いる野菜。この2つオンリーを組み合わせたサラダってありそうでなかったのではなかろうか。私は両方大好きなので、この香りだけでビール飲めちゃうんですけどね。
お店のサイトには「苦手な方もチャレンジしてみてください。さっぱりレモンドレッシングで。」とあります。個性の強い2つをレモンがつなげてくれているのか、サラダとして統一されています。小ワザだ。
以上、「アサヒクラフトマンシップブルワリー 東京」でした。
浅草はアサヒの本社や有名なビールオブジェがあるだけでなく、実はクラフトビールの聖地でもあるということを知らしめられました。
浅草観光の際には、是非!
アサヒクラフト マンシップブルワリー 東京(浅草/ビアホール)
※本記事の情報は2015年取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。
著者・SPECIAL THANKS
ほそいあや
「猫を愛でることと虫を食べることが趣味」
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