
前回の特集では、「谷中ビアホール」を紹介しました。
最近、谷根千エリアには新しいビアバーが増えてきました。ビールファンが散策するのに最高のエリアになってきています。
今回は、中でもイチオシの「ビアパブイシイ」を紹介します。
こだわりのビールとおいしいご飯がサイコーなビアパブです。

ビアパブイシイは、2013年の4月に谷中・よみせ通りに開店しました。
まだ2年ちょっとしか経っていませんが、ビール好きの間でクチコミなどで人気が広まり、お店の外までお客さんで賑わっていることも多い店です。

店主の石井さんは、沖縄料理店や焼酎バーを経て、このお店を開いたそうです。
カップルやお一人様が多いのが特徴。小さな店内はすぐいっぱいになるので、席があるとラッキーという気分になるお店です。
店内は禁煙(外に喫煙スペースあり)。
席の予約はできないので、少人数で訪れることをおすすめします。

お会計はキャッシュオンデリバリースタイルです。
店主の石井さんがこだわって選んだ地ビールがメニューに並びます。
本日のラインナップから、「インディアンサマーセゾン」を選びました。
1パイントで豪快にいただきます。苦味と同時にホップの香りがガツンとくる!
華やかで濃いセゾンビール。ごくごく飲めてしまうけど、度数は7度なので注意。
セゾンビールとは本来、農作業の合間に水代わりに飲むためのビールで、作り手によっては保存を長くするためにホップを多めに使ったり、フルーティーな香りが楽しめるビールになります。

近隣のビアバーで、「イシイさんには冷蔵庫を改造して作ったビールサーバーがある」と噂になっていました。
みてみると、本当に蛇口(タップ)がある!
自然すぎて、改造と言われなければ気付かないですね。

ビアパブイシイのフードはどれも魅力的なものばかりで迷うのですが……

毎回頼んでしまうのは、パクチーと春菊のサラダ(600円)。
ビールによく合うのもそうなのですが、香り野菜ファンとしては見逃せません。
ここまで香りの強い野菜同士がタッグを組んだサラダがあったでしょうか。
この春菊は生でも苦くなくて食べやすいので、サラダ用に改良されたものだと思っていたら、普通の春菊だそうです(初夏をすぎると春菊が固くなりはじめるので、代わりにホワイトセロリを使ったサラダになります)。

定番のグリルドソーセージ(700円)。
安定のおいしさ。野菜より肉という人はこれかステーキをどうぞ。

コロネーションチキン(600円)。
フルーティーなソースで和えられたチキン。まろやかなマヨネーズベースのおつまみをビールで流し込むと幸せを感じます。

マンゴーが隠れているのをお見逃しなく!

えびのにんにく炒め(800円)。
「殻ごとガブッといっちゃってください」といわれ、半信半疑で食べてみたら殻が柔らかくて本当に殻ごといけました。調理法に秘密があるのかな? と思っていたのですが、ソフトシェルシュリンプという海老なのだそうです。
私は海老の殻をむくのがいつも面倒なので、ありがたいことこのうえなし。手も汚れなくていいわーこれ。
世の中の海老、全部これにしてほしい。

豚のリエット(500円)。
禁断の脂です。舌の上で溶けていく脂の甘み……サイコー。
悪いことしてるわけじゃないけど背徳感があります。

ズッキーニのフリット(600円)。
肉厚に切ってあります。
ズッキーニの揚げ物ははじめて食べたけど、薄味な野菜に衣がつくことによりうまみが閉じ込められて、コクが足されている感じでした。
タルタルソースはつけてもつけなくてもいけます。二度おいしい料理です。

樽テーブルで飲むクラフトビールは1割増しくらいでおいしく感じます。
キャッシュオンデリバリーなので、終電ちかくにふらりと入っても慌てずに済みます。
以上、ビアパブイシイでした。
仲間と盛り上がるもよし、谷根千散歩の途中の一杯や、ひとりで読書をしながらでも。
他のお店にはないようなおいしいビールが飲みたくなったときに、気軽に立ち寄れるお店ですよ。
※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。
著者・SPECIAL THANKS

ほそいあや
「猫を愛でることと虫を食べることが趣味」
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