不定期に行われる職場の飲み会や、年末が近づくと開かれる忘年会。
「お酒が好き」「盛り上がるのが好き」という人にとっては楽しみなイベントですが、「お酒は飲めないし、みんなでワイワイと騒ぐのは苦手」という人もいますよね。
そんな飲み会が憂鬱な人のために、苦手なひとときを上手く乗り切るためのテクニックを紹介していきます。
まずは飲み会も「仕事の一部」と割り切ろう!
会社で開かれる飲み会に対して苦手意識を持っているのなら、いくら「飲み会なんだから無礼講で楽しめよ!」と上司に言われたとしても、そう簡単に楽しめるようにはなりませんよね。
飲み会が苦手だという人はいっそ開き直って、飲み会や忘年会も「仕事の一部」と割り切り、お仕事モードで参加してみる方が良いと思います。
上司・先輩の、話の聞き役に徹してみよう!
なかなか場の主導権を握って会話をリードしていくのが苦手な人は、上司・先輩の話の聞き役に徹してみるという手があります。
「聞き役に徹する」とは言っても、ただ漫然と話を聞いていては、周囲に「コイツ、適当に聞き流しているな」と思われてしまう恐れがあります。
そうならないために、以下のような点に気を付けてみてください。
・「なるほど」「仰るとおりです」など、適度にあいづちを打つ
・「そういうのって、うれしくなりますよね」「それは酷いですね」等、相手の気持ちに共感する
・「つまり、Aの方がBという点でいいんですね」「CとDで迷われたんですね」といったように、話の内容をまとめ、相手の伝えたいことを理解していると示す
飲み会の気配り役を自らすすんで務める!
場を盛り上げるのは下手でも、あなたの心掛け次第で、みんなが楽しむ宴会をサポートをすることはできます。
・料理が到着したら率先して小皿に取り分けてあげる
・ドリンクが少なくなっている人がいたら、次に何を頼むかと確認して店員を呼ぶ
・タバコを吸っている人の灰皿がいっぱいになったら、取り替えてもらえないかと店員に頼む
など、進んで気配りをする役割を引き受け、「アイツは気が利くやつだ」と上司からの評価アップを狙ってみてはどうでしょうか。
「ここは人間観察の場なんだ!」と思ってみる!
上司の愚痴に付き合わされ、先輩の子供自慢をひたすら聞かされ続ける……。
そうした飲み会をつまらないと思っているのなら、いっそのこと視点を変えて「飲み会=人間観察の場」と思ってみてはどうでしょうか?
気配りができる人は、仕事の場面でもいろいろと気遣ってくれる頼れる存在。食べ物の好き嫌いが多い人は、人の好き嫌いが激しいとも一説には言われています。
普段の仕事からは見えてこないオフの顔を飲み会で観察し、今後の職場付き合いに生かしていくようにしましょう。
開き直って、飲み会が苦手なメンバーで集まる!
「飲み会が苦手だなぁ・・・」と思っているのは、何もあなただけとは限りません。職場に同じような思いを持っている人は、きっと何人かはいるはずです。
飲み会や忘年会が始まったら、飲み会が苦手そうな人、寡黙にしている人などを探してこちらから近くに移動し、まったり過ごすという作戦もアリだったりしますよ。
「食べる食べない?飲み会でなぜか残る〈一口分の料理〉の扱いは?など飲み会あるある
著者・SPECIAL THANKS
なかっしー
最近かわい子ちゃんと結婚したばかりの幸せ者ライター。ライティングから新規事業の開発、プライベートに至るまで、もうバンバンいっちゃうよ~。