レフェリーにも引退試合があったっていい…審判を統括する扇谷健司が語ったVARとJリーグ【ごはん、ときどきサッカー】

サッカージャーナリスト・森雅史がお送りする「ごはん、ときどきサッカー」は、サッカー関係者の人生をテーマにしています。第22回はJリーグ審判デベロップメントシニアマネージャーの肩書を持つ扇谷健司さんにご登場いただきました。現在はJリーグの審判を統括し、VARの導入に尽力してきた扇谷さんに、VAR導入の内幕と今後の課題、そして審判を取り巻く環境についても語っていただきました。。 (横浜中華街のグルメ中華料理

レフェリーにも引退試合があったっていい…審判を統括する扇谷健司が語ったVARとJリーグ【ごはん、ときどきサッカー】

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2021年、日本でも本格的にVARが始まった

レフェリーはビデオを見ている審判のアシストが受けられる

これまで多くのレフェリーが苦しんできた

誤審の恐怖はぐっと減ったと言えるだろう

 

Jリーグの審判を統括する立場にいる

扇谷健司は感慨を隠せなかった

大きなプレッシャーをはねのけた今

オススメのレストランを聞いた

 

VARは日本人の国民性に合っているかもしれない

私は現在、「Jリーグ審判デベロップメントシニアマネージャー」として、Jリーグの審判を統括する立場にいます。担当する役割の中にはVAR(ビデオアシスタントレフェリー)が含まれています。

 

日本でVARを導入しようと検討を始めたのが2018年です。そこからリーグの人など多くの方にいろんな形で協力していただいて、2021年、J1リーグでVARが本格的に導入されました。

 

1年間が終わったことで様々なデータが取れました。その一部を記事の一番最後で紹介しておきます(※1)。数字的なものはシーズン途中に改善しましたが、まだ進歩しなければいけないとは思います。

 

1年やってみて率直に思ったことは、本当に大きなトラブルなく終われたということですね。ホッとしています。自己満足の世界かもしれないのですが。

 

本当にありがたいと思ったのは選手、サポーター、リーグ関係者、メディアの方が、ジャッジの一つひとつをかいつまんで大きく批判しなかったということです。

 

日本人の国民性はもしかしたらVARに合ってたのかなと途中から思ってましたね。判定したあとでVARが介入し変更する、またはチェックだけで終わるとかいろんなことがあったと思いますけど、ほとんど選手も監督も納得してくれましたから。

 

「誰が見ても明らかな間違いがあったとき」にVARが介入するということになっていますから、VARが入った時点で何か「間違いがあった」ととられかねないですよね。ところが観客のみなさんは「間違いがあったかもしれない」から確認しているというニュアンスで受け取ってたと思うんです。

 

レフェリーが、もう1回見た、もう1度確認して決めたということをすごく受け入れてくれてました。オンフィールドレビューの時に場内に映像流すのは、本当にいいかどうか考える余地はありますが、お客さんに見ていただいて、意外とみなさんすっきり次に向かっていただいてたと思います。

 

もちろん全てがそうじゃなかったですよ。ジャッジに対して文句言う人もいました。でもそうじゃない人の方が多かったんです。正直、不思議だと思いました。だって世界でも、イングランドのプレミアリーグやイタリアのセリエAという日本よりも進んでいるリーグでも揉めていますからね。

 

2021年11月16日に行われたアルゼンチンvsブラジルでは、レフェリーもVARもちゃんと確認してジャッジしたのですが、ファウルを受けた選手が出血したので大騒ぎになり、レフェリーとVARが無期限の活動停止になりましたし。

 

世界のいろんなとこでいろんなことが起こっている中で、日本では多くのみなさんが受け入れて理解していただいたというのは本当にありがたかったと思います。

 

もちろん来年に向けてたくさん課題はあります。まだまだありますけど、初年度としては、無事に終わったのかと思ってはいます。そしてもちろん審判の絶え間ない努力がありました。

 

JリーグはVAR「後発隊」だった

僕は自分たちのことを「後発隊」と呼んでました。他の国は先にスタートしていて、我々は2020年に始めるつもりだったのが新型コロナウイルスの影響でさらに1年延期しましたからね。

 

だけど「後発隊」は先に始めたところのいろんな問題点を見られますから、絶対メリットがあると言いながらやってたんです。そして審判員がうまくVARにアジャストしてくれたと思います。

 

VARの車の中に入る60人近い審判、それ以外で関わってくれる多くの副審であったり第4の審判も含めて、本当に誠実に取り組んでくれてやれたっていうのは、すごい財産だと思いました。僕たちはクラブの選手たちみたいに毎日顔を突き合わせてないですけど、審判もやっぱりチームなんですよ。

 

もちろんうまくいかないことも実はありました。審判自身も常に他の試合も見ながら「あれはどうなんだ」って話をしていたみたいです。

 

そんな疑問が出てきたとき、一つずつ細かく修正していくというやり方もあるとは思います。ですが、僕は基本的に彼らがどう修正するかをまず見るようにしました。なぜなら彼らは我々が信頼している優秀なレフェリーたちなんですよ。ミスも含めて受け入れなきゃいけないんです。

 

それでもいろんなレフェリーが、プロフェッショナルレフェリーまで含めて本当に悩んで、連絡をくれたりしました。「これってどうしたらいいんでしょうか」って。VARは初めてなのでみんな分からないんです。

 

でもそんなこと言っても、私も実はすべては分からないですよ。みんな初めてなんだから。聞かれたら「こうしたほうがいい」という話はもちろん言いました。何回かキーになるところでメッセージを出したり、勉強会やったり、研修会をしたり。「ここはこうしよう」「それはああしよう」って話はしました。

 

けれど、言いながら「それで本当にいいのか?」という自問自答もありましたし、彼らの自己努力っていうのは本当にすごかったと思います。私が言うのもおかしいかもしれないのですが、審判員のみなさんを褒めて欲しいと思います。

 

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©JFA:PR

真っ暗な車に閉じ込められるVARの特殊な環境

VARの大変さはなかなか理解してもらえないかもしれません。車の中のあの空間に1試合いたら嫌になると思いますよ。

 

真っ暗な中に3人閉じ込められて、しかもお客さんの声は聞こえませんからね。フィールド上のレフェリーはお客さんの反応やいろんなものを聞けるじゃないですか。でもVARは分からないんです。

 

VARはよかれと思って試合を止めてチェックすることが、スタジアムの人からしたら「もういいから早くやれよ」っていうときもあると思います。だけど車の中に流れてくるのは映像とレフェリーの声だけなんです。レフェリーのマイクが場内の声を拾うことはたまにありますが、ほとんどないんです。だからほぼ雰囲気は分からないですね。

 

私も立場上、ルヴァンカップの決勝や天皇杯の決勝では車の中に入ってVARがどうやっているかを見ましたが、外の様子は分からないから「生で見たいなぁ」と思いますね。

 

体験マシーンみたいなゲームができたらいいと思いますね。それくらい特殊です。3人で試合中ずっと話し続けて、後ろからは記録用のカメラで撮られてね。気が抜けないですよね。

 

VARには慣れというのがあると思いますが、それでもみなさんやはり試合終わると本当に疲れています。ピッチ上のレフェリーと変わらないですよ。「僕はまだ大丈夫です」っていう人はいませんし、そういう緊張感の中でずっとやってもらえるっていうのはいいことだと思います。

 

ただVARが60人いるといっても、全員が毎節VARに関われるわけじゃありません。J2やJ3の試合もあるし、みなさんそれぞれプライベートの予定もありますから。さらに2021年は多くの日本人レフェリーが海外の大会に派遣されたのですが、帰ってきてからの隔離期間があったり、大会がセントラル方式になって長く海外に行くことになったりと、人のやりくりは大変でした。

 

だからすごく多くのレフェリーに負担をかけたと思ってます。VARを2日連続やってもらったり、土曜日の夜、主審として笛を吹いてもらって、日曜日違う会場の夜の試合でVARだとか。

 

私もナイトゲームの夜は興奮状態で1時間ぐらいしか眠れなかったから、身体が本当に大変だったと思います。VARの次の日に主審の割り当てはしていませんが、主審の翌日のVARはお願いしていました。

 

2日連続VARをお願いしたりしたんですけど、依頼されたほうは本当に大変だっただろうと思います。また今年はJ1が20チームでしたから試合数が多かったですからね。人いないからしょうがないんですけど、本当に彼らはすごく頑張ったとしか僕は思えないです。

 

たまに「人を増やせばいい」って簡単に言われるんですけど、レベルが高いものを増やすって簡単じゃないのは選手だって一緒ですからね。組織だって普通の会社だって簡単に人なんで育つもんじゃないですよ。

 

VARで多くのレフェリーが救われた

VARが入ったことで、多くのレフェリーが救われたと思います。それこそ2021年J1リーグ第1節の湘南ベルマーレvsサガン鳥栖で、VARのオンフィールドレビューでPKになりました。

 

そのレフェリーが試合後に「今までだと、試合が終わってからや翌日のメディアの反応がネガティブなものしかなった。けれどもVARが入って判定を正しい方向に持っていった。すると記事がポジティブなモノに変わっていた」と言っていましたし、その後研修会でも語っていました。

 

これまでだと「間違っていた」と報道されていたものが「VARで正しい方向に行った」と評価されたんですね。その後もそういう記事が増えました。「なぜこんなにVARが入るんだ」という記事もありませんよね。

 

そういうことも考えると、VARは辛い部分もたくさんありますが、救われている部分も多いと思います。レフェリーは自分で判定を下して、自分で映像を見て、自分の判断で判定を変えようとすることができます。

 

ただ副審は辛いと思います。副審の判定をVARが確認するのは大体オフサイド絡みですね。オフサイドについてはVARオンリーレビュー(主審が映像を確認せずVARからの助言のみで最終の判定を下す)ですから、副審は映像を見られない間に判定を変えられたりします。副審の方は「あれはつらい」と言いますね。

 

僕を見に行った試合では、開始1分でVARに介入されてオンリーレビューでオフサイドの判定が変わったというのがありました。残り89分、本人は「もう1回エラーしたら自分のレフェリー人生が終わる」という気持ちでやっていたと言ってました。我々はミスが許されないっていう中で育ってるので。

 

私も上から見ていて、その試合の記憶は「何とか無事に終わってくれ」という思いしか残ってないですね。ただトータルで考えればやっぱりVARに救われることのほうが多いと思います。

 

それから難しいのはシーズンの途中でルール改正があって、中断期間にアジャストしなければいけないことですね。2021年は中断期間がほぼないところで変えなければいけなかったんです。

 

でも、それまでと変えるというのはそう簡単じゃないんですよ。選手も同じなのですが、選手はプレーしていればいいけれど、レフェリーは正しく理解して変えなければいけないんです。2020年、2021年とハンドに対する解釈が変わって、1週間ちょっとで頭の切り替えをしろというのは酷な話だったと思います。

 

それに何でも「VARで確認してくれ」という要求はあります。でも、VARはサービスではないんですよ。サッカーのスピード感という文化は守らなければいけないと思いますし。それに2021年のルール改定で「主審がそう見たのなら、それでいい」ということに変わったと思います。ですからVARはあくまで主審の判断をアシストする立場だということです。

 

VARにもまだ改善できる判定が1割弱ある

2022年に向けて改善していきたい点はこう考えています。

 

  • 2021年度にVAR資格取得予定者のレベルを経験者と同じレベルにする
  • VARオンリーレビューのときにコンファーム(確認)を出来るようにする(VARオンリーレビューで判定を変えるときには、しっかりとオフサイドラインを引いて、判定を変えた理由を明確に示せるようにしておく必要があります)
  • ハンドやオフサイドについては事象として多くなるので、さらにトレーニングを積み、より一貫性のある判定が出来るようにする
  • VOR(VARが入る車)のインテグリティ(誠実さ、高潔さ)を守るための努力(言葉や態度など)をする(VOR内は常に録画されています。録画された映像がいつ世間に出されても問題ないような言葉遣いや発言、行動を常に取っておく必要があります)
  • フィールド上の審判員の判定を、より信頼性のあるものにする

 

2022年のVARの一番の課題は、やはり判定の精度ですね。チェックとかいろんなものの精度はやはりさらに上げなきゃいけない。まだまだ改善できると思えるのが1割弱あります。

 

この1割というのは本当に大きいんです。なぜなら、VARは勝利に直結する判定になることが多いんです。そこで1割というのは、もっと減らしたいと思います。

 

もちろん、その1割というのは本当に細かいこともチェックしてるんで、そういう数字になってるんです。映像の見せ方、レフェリーとの交信の仕方だったり、手順の確認方法などいろいろありますから。

 

ただ、他の国で日本のようにの大所帯でやってる国があるのかどうか分からないんですよ。セントラル方式を採用して、試合会場から遠く離れたところにVARを集めている国、たとえばイングランドやドイツなんかはもっとVARの人数を絞っているんじゃないかと思います。

 

それに対して日本はすごい大所帯で、いろんなスタジアムに行きながらやっています。だから統一感を出すのは難しくて、どうしてもばらつきが出てしまうんじゃないかという懸念材料はあります。

 

あとは技術的に言えば、日本ではオフサイドの判定に「2Dライン」という、足下に線を引いて判定する方法を使っているということですね。海外では「3Dライン」で、たとえば地面に着いている足の位置はオンサイドでもヒザが出ていたりとか、そういう判定を下している国もあります。

 

もっとも、基本的なVARの概念は「大きなエラーを正す」っていう考えに基づいてやっているため、「これはオフサイドかもしれない」と思っても現場がオンサイドという判断をした場合には、かなりはっきりとした根拠がない限り変えないようにはしています。

 

八百長ではないことを証明するためにはVAR車内の態度も大事

そして今、大きな課題として上がってきているのは、VARが作業をしている車の中のインテグリティをどう守っていくかですね。

 

それは、たとえばVARの作業のビデオが公開されるようになったとき、そこでは正しく判定が行われる手順が取られているということともに、審判たちの態度も重要になってくるということです。

 

別に今年が悪かったということではないですよ。たださらなる改善ということでは考えるべき点だと思っています。

 

我々はメディアの方たちやJリーグTVなどをとおして、VARの車の中の様子をお伝えさせていただいています。でも人間って、今までないものが見られるということになると、やっぱりその先ももっと見たくなるでしょう。

 

もし試合中に何か不信感を与えるようなジャッジがあったとしたとき、八百長ではないということを明らかにするためにVARの映像をオープンにしろと言われたら、見せなければいけないこともあると思います。だから車の中での言葉遣いだったり態度がより精度の高いものになっていないといけないんです。

 

まずVARが本来チェックすべきものにうっかりしてチェックがついてなかったら、変だと思う人もいるでしょう。そして公開されたときのことも想定して、VARの車の中での言葉使いは気を付けなければいけないと思います。

 

だから正しい判定を下す以外のところにもすごくいろんなことに気を付けなきゃいけないんですよ。でもレフェリーってそういうものです。ピッチ上のレフェリーもそうですけど、言葉一つや態度や姿勢一つで、正しいジャッジをしてても間違ってるように見えることだってあるじゃないですか。

 

だから一つひとつの振る舞いや行動って、常に見られていると思っていなければいけないんです。特にJリーグのレフェリーは、それこそ試合前のフィールドチェックのときからお客さんに見られてるわけです。「今日のレフェリーはこの人だ」って。

 

私もピッチを回ってたら野次が飛んできたという経験もしました。それに文句を言いたくても観客席に向かっていくわけにもいかないですしね。そうそう、あるクラブではゴール裏のサポーターの方が「今日はこれでお願いします」ってワイロを渡そうとしてくるので毎回買収されそうになってました(笑)。もちろん受け取ってないですし、サポーターの方もネタでやってるのだと思いますが。

 

そういったものも含めて、我々常に見られているんでピッチ上のレフェリーは気をつけなければいけないですし、VARはさらにレベル上げないといけないと思ってます。

 

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©JFA:PR

審判にも引退試合があったっていい

2021年の最終節に、勇退することが決まっていた家本政明さんや村上伸次さんのセレモニーがあったのは、日本のサッカーの素晴らしさの象徴だと思います。彼ら2人が長年やってきたことへの評価と選手のみなさんたちからの気持ちの表れだと思いました。

 

片や、実はああいう形で引退されない方もいるので、やはり我々はいろんなことを考えなきゃいけないと思います。もちろん最後は感謝の気持ちを込めて感謝状を贈らせていただいたり表彰式みたいなことをやっています。

 

だけどたとえば、副審はやはりなかなかスポットライトを浴びないですし、J2やJ3で笛を吹いていて、あまりJ1の試合ができなかった人たちもなかなかスポットライトを浴びないんです。

 

また他に仕事を持ちながら、やっていただいてる方々もすごく大変なんですよ。もちろんプロフェッショナルレフェリーには、私もそうだったから分かるんですが、とてつもないプレッシャーがあるんです。

 

レフェリーについて理解していただいている方たちが増えてありがたいと思いますが、置かれている環境はまだまだ知られてないし、理解されてないことがたくさんあると思います。あるレフェリーは朝5時からトレーニングしてるし、あるレフェリーは夜中の12時から試合に備えてるし。

 

その人たちが一流のアンドレス・イニエスタ選手と一緒にやっているのは面白いと思います。プロフェッショナルレフェリーはまだ恵まれた環境でやっていますが、そうでないレフェリーは本当に大変な中でやっているので、そういうのも知っていただければと思います。

 

今後も勇退することを公表するかどうかは個人の選択にある程度任せると思います。ただ、難しいのはやっぱり審判員の安全やインテグリティなどを守らなきゃいけないことですね。

 

勝負がかかったゲームだったらそう簡単じゃないと、逆に今回こうなって改めて感じました。もし片方のチーム降格になってたら、とても審判のセレモニーとはいかないですよね。なので、そういったところもいろいろ考えることができた貴重な経験だったと思ってます。

 

お客さんが来るかどうか分からないですけど、審判の引退試合をやってもいいのかなと。選手にしても引退試合は公式戦でやることは少なくて、追ってイベント的に開催されるものだと思います。

 

もしサッカーの審判にもそんなイベントが開催されたらすごいと思いますね。10年後や20年後、そういうことになってたらいいなと。日本のサッカーの進歩というか、サッカーにはレフェリーも含まれているということがいろんな方に理解されているということですからね。

 

行きつけは横浜・中華街では珍しいお魚中心のメニューが多い店

これね、やっぱりそうなんですよね。食べ物ですよね。

 

えっと、どこを言おうかとずっと考えてましたが、あれですよね、店の名前を言えばいいんですよね。あとは何が美味しいかですね。

 

私、神奈川に住んでまして、たまに横浜の中華街に行くんですけど、そこに「華錦飯店」というお店がありまして、あの街って有名なお店いっぱいあるからなのか、美味しいのにそんなにまで混まないんですよね。

 

中華街では珍しいほうだと思うんですけど、お魚中心のメニューが多いんです。普通中華街って麻婆豆腐とか青椒肉絲とか餃子とかじゃないですか。もちろんこの店もそういうメニューもあるんですけど、「華錦飯店」は隣にお魚屋さんが併設されてて、そのお魚屋さん行って「これ食べたい」って言うと、それを調理してくれるんです。

 

そのときの旬なタイとか小さなイカとかいろんなものがあって、「今日は何がいい?」ってマスターに言うとだいたい教えてくれるんです。

 

何でも美味しいんですけど、そうですね、牡蠣の鉄板焼きですね。正式な名前が分からないんですけど。イカも美味しいですし、いろんな料理を作ってくれますよ。ホッキ貝のニンニクソース蒸しも美味しいですね。ただ、旬があるんで、いい時期の食材のものを食べるほうが美味しいですよ。

 

「華錦飯店」は2店舗あって、私は裏路地に入ったちょっと外れた店のほうに行ってます。そこに中国人のお兄ちゃんがいて、お互い名前を知らないんですけど、顔はよく知ってるんで、いつも「今日はこれが美味しい」って教えてくれるんでね。たまに何人か審判員と一緒に行ったこともあります。今はもうこういうご時世なので行けないんですけどね。ただ僕は庶民派です。相樂亨のほうが食通ですよ。

 

隣に魚屋さんが併設されてる中華街のお店はこちら

横浜中華街 華錦飯店
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町126-22 華錦ビル
3,980円(平均)600円(ランチ平均)

※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください

 

※1
  • 全380試合でVARがチェックした総数は1,562場面、得点が1,032回、PKが261回、退場が283回、人間違いが3回、その他が5回
  • 1試合当たりの平均チェック数は4.11回
  • VARのチェックで試合が止まらなかった試合数は128試合
  • VARのチェックに要した時間は、平均で前半24.04秒、後半は36.71秒
  • レビューが行われたのは78回で、そのうちオンフィールドレビューは51回、VARオンリーレビューは27回
  • 4.87試合に1回VARによるレビューが行われた
  • オンフィールドレビュー51回の内訳は得点14回、PK24回、退場13回
  • 得点に関するオンフィールドレビューが行われた14回のうち、12回は得点が取り消しになった
  • PKに関するオンフィールドレビューが行われた24回のうち、PKを与えたのは12回、PKを取り消したのは3回、判定が変わらなかったのは7回、ペナルティエリア外のファウルになったのは1回、オフサイドでの再開が1回
  • 1節から10節までの間で1試合のチェックに費やした平均時間は81.70秒、だが31節から38節まででは45.00秒に短縮された

 

扇谷健司 プロフィール

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1998年1級審判員登録し、2007年からはスペシャルレフェリー(現プロフェッショナルレフェリー)として活動。2017年に現役を引退してからはVARの導入に尽力してきた。現在の肩書はJリーグ審判デベロップメントシニアマネージャー。1971年生まれ、神奈川県出身。

 

森雅史 プロフィール

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佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。

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