鹿児島県民のソウルフード!山形屋の焼きそばはやっぱり旨かった

鹿児島唯一のデパートである山形屋にある「山形屋ファミリーレストラン」の名物は焼きそばです。年間20万食を売り上げる鹿児島のソウルフードですが、今年7月に「山形屋食堂」へとリニューアルしました。鹿児島市民なら一度は食べる名物料理の味がリニューアル後にどう変わったのか?取材してきました。(鹿児島市のグルメランチ

鹿児島県民のソウルフード!山形屋の焼きそばはやっぱり旨かった

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「ふるさとのデパート」山形屋のレストランがリニューアル!

鹿児島県で唯一のデパート「山形屋」は、今年で創業265年の老舗。その山形屋の1号館7階にはこれまで「山形屋ファミリーレストラン」があり、買い物で訪れた家族連れなどで賑わっていました。

そのファミリーレストランを含む7階が今年の7月28日に「ななテラス」として大々的にリニューアル、ファミリーレストランも「山形屋食堂」と名前が変わりました。

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いかがですか?

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窓際の席からは桜島も

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 エレベーターホールもこんなにオシャレに変身!

 

大正5年(1916)には山形屋内に食堂がオープンし、昭和18年(1943)の株式会社設立から72年という歴史のある山形屋食堂に早速お邪魔してみました。


6階大催場からエスカレーターで登っていくと、そこに現れたのはなんともおしゃれな空間です。全体的に柔らかいベージュと濃いブラウンでまとめられた内装は、レトロモダンな雰囲気。入り口横に大きな写真が掲げらている昭和7年(1932)当時のレストランの内装をリスペクトして設計されたそうです。

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さらに!これまではまず入り口で食券を買うスタイルでしたがこれも各テーブルでのオーダー制に変わっています。また以前は社員食堂のように長めのテーブルに相席することもありでしたが、基本的にひとグループひとテーブルで案内されるそうです。それでもリニューアル前に隣接していた店舗部分も客席にしたことで、席数は260から302へと増えています。

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焼きそばはこれまでと変わりません!

そしてやっぱり山形屋のレストランといえば「焼きそば」ですよね~。店舗は大きくリニューアルしましたが、「焼きそば」はしっかり健在ですので、山形屋の焼きそばファンはご安心を!

 

山形屋の「焼きそば」は、ソース焼きそばではなく「あんかけかた焼きそば」、長崎では「皿うどん」といえば想像できるでしょうか。もちろん鹿児島県民も「焼きそば」と聞けばソース焼きそばや塩焼きそばを思い浮かべるのですが、「山形屋の」と形容詞が付くと、このかた焼きそばを想像するほどの地元では有名な名物メニューなのです。

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お話を伺った株式会社ベルグの営業課長・肥後祥文さんによると、なぜこのメニューが「焼きそば」と呼ばれるようになったのかは不明とのこと。もともとは、昭和33年(1958)に1号館1階にあった「珍々亭」のメニューが山形屋社員の間で評判となり、あまりの人気に社員には禁止令が出るほどに。「珍々亭」閉店後はレストランでその味が再現され、幾度もの改良を加えて現在の味にたどり着いたのだそう。

 

といっても、他にもデパートのレストランならお子様ランチとか、オムライスとかも人気なんでしょ?と思ったあなた、甘いです。肥後さん曰く「お客様の半数近くからご注文いただきます」という言葉通り、1日当たり約550食、1年間で20万食の売り上げを誇るのです。20万食ですよ?ちなみに山形屋のある鹿児島市の人口は約60万人、市民の3分の1が1年に1回は食べている計算です。実際、ランチタイムなどはほぼすべてのテーブルに焼きそばのお皿が乗っていて、注文しないと肩身が狭いほどです(笑)。


ということで、やはりここは焼きそばをいただかねばレポになりません。リニューアル前と味も量も変わっていないという焼きそばを用意していただきました。

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真っ白なお皿に盛られて運ばれてきました、焼きそば700円、税込です。このボリューム、わかりますか?これ、並盛です。比較のために名刺入れを置いてみました。これで、並盛です(笑)ちなみにミニ540円、大盛り1050円もあります。

 

パリパリの少し太めの揚げ麺を覆うように、キャベツ、玉ねぎ、豚肉、イカ、かまぼこなど具だくさんのあんがたっぷりとかかっています。
まずは小皿にとりわけてそのままいただきます。

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うん、以前と変わっていません。味はちょっと薄めの塩味。そして次に、全テーブルの上に当然のように置かれている特製の三杯酢をかけていただきます。

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三杯酢の容器もオシャレにリニューアル~

 

三杯酢をかけることでより味わいが増し、お酢の効果でこのボリュームでも意外とあっさりと食べられるのです。というより、三杯酢はかける前提で作られているそうです。食べ始めはパリパリだった揚げ麺もしんなりとなり、最後はあんと一緒にするんと食べられました。

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いや~、いつ食べても美味しいですね。そしてやっぱりお腹いっぱいです(笑)。いつも食べ終えてから「ミニにしておけばよかった」と思うのですが、これが山形屋の焼きそばマジック!

そうそう、今回のリニューアルで新たにミニサイズの焼きそばにご飯や小鉢、デザートもつくお楽しみ焼きそばセット1280円や、黒豚チャーシューを使った黒豚炒飯と焼きそばのセット980円も登場しています。お腹の空き具合に合わせて選べるのもいいですね。

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お楽しみ焼きそばセット

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黒豚炒飯セットはガッツリ食べたい人に人気

 

また山形屋といえば全国のデパートで1位の売り上げを誇る「北海道物産展」が、毎年11月に開催されます。この時期には北海道の食材を使った焼きそばも登場予定とのことなのでお楽しみに!

 

山形屋食堂
鹿児島市金生町3-1 山形屋1号館7階
☎ 099-227-6165
営業時間 10:00~20:30LO
休み なし  駐車場 あり(2000円以上の買い物で2時間無料)

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おばらけいこ プロフィール

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鹿児島は南薩に生まれ、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」のひとつ旧集成館にほど近い上町エリア在住のフリーライター。

地元タウン誌出身、取材範囲は鹿児島を中心に九州全域の観光関連情報を中心にあれこれ。

芋焼酎のお湯割りと鶏刺しがあればとりあえずご機嫌になります。

                             
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