毎週、ある食材に注目し、病みつきになってしまうこと間違いなしのレシピを御紹介している中毒性注意シリーズ、今回取り上げるのはアボカドです。大好きという人も多いと思いますが、アボカドのすごいのは栄養分が豊富なところ。なかでも脂肪分は果実のなかでも最も多いと言われ、善玉脂質なのでコレステロールへの影響もありません。「森のバター」と呼ばれるのも納得です。
いろんな食べ方のあるアボカドですが、今回はアボカドを主役にしたアボカド好きにはたまらないレシピを3つ御紹介します!
1. ごま油香るアボカドサーモン丼
材料 1人分
- アボカド 1個
- サーモン(生食用) 30g
- ごはん 60g
- Aしょうゆ 大さじ1
- Aわさび 2g
- Aごま油 小さじ1
- 大葉(粗いみじん切り) 2枚分
- 白ごま 適量
- ごま油 大さじ1
作り方
- アボカドは縦半分に切りタネを取り除き、スプーンで中身を取り出してボールに入れ、ごはんとよく混ぜ合わせる。
- 別のボールにAを入れて混ぜ、サーモンを1cm角に切って加えて和える。
- くり抜いたアボカドの皮の中に①を詰めて②をのせる。ごま油をかけ、大葉と白ごまを散らす。
アボカドがまざったごはんに、漬けたサーモンの旨味が染みて美味しいこと間違いなし。仕上げのごま油の香りと大葉がいいアクセントにもなっています。和と洋の両方をまたぐような味は新鮮で、女子のみなさんはきっと大好きなのでは?
2. アボチーフライバーグ
材料 1人分
- アボカド 1個
- クリームチーズ 20g
- 豚挽き肉 100g
- 塩 小さじ1/6
- こしょう 適量
- 小麦粉 適量
- 溶き卵 適量
- パン粉 適量
- 揚げ油 適量
- 中濃ソース 適量
作り方
- アボカドを半分に切って種と皮を取り除き、くぼみにクリームチーズを丸めて詰める。それぞれの切り口をくっつけて半分に切る前の形に戻す。
- 豚挽き肉をボールに入れ、塩こしょうを加えて粘り気が出るまでこねたら、①を包み込み、小麦粉、溶き卵、パン粉の順につける。
- 手鍋に揚げ油を入れて180℃に熱し、②をそっと入れて全体がきつね色になるまで揚げたら油を切って器に盛る。お好みで中濃ソースをかけてください。
中からとろ~りなクリームチーズがたまらないアボカド主体のハンバーグです。揚げてあるのでアボカドもジューシーで包んだ肉とも相性抜群。アボカドと挽き肉とチーズが三位一体になって、ソースにからまって口に入る瞬間がたまりません。
3. アボカドの巣ごもり風グラタン
材料 1人分
- アボカド 1個
- 卵黄 2個
- ベーコン 10g
- 塩こしょう 少々
- カレー粉 小さじ1
- ピザ用チーズ 10g
作り方
- アボカドを半分に切り、タネを取り除く。食べやすいように網目状に切り込みを入れ、くぼみに卵黄を落とす。
- ベーコンを粗く刻んで①のアボカドの上に散らす。ピザ用チーズをのせてカレー粉をまぶし、オーブントースターで焼き色がつくまで焼く。
卵黄のとろっと感が美味しくて切り目を入れたアボカドに染みます。アクセントとなっているカレー粉もピッタリです。グラタンとしての食べ応えもありながら、アボカドのヘルシーさも相俟って、一石二鳥の味わいを楽しめてしまう一品です。
ハンバーガーやサラダ、カリフォルニアロールなど、様々な料理に使われて日本でもすっかり市民権を得たアボカド、ビタミンB6やビタミンEも多く含まれているので、美容効果もあるのでは?と言われています。美味しく楽しい一品を元気に食べて、どんどんキレイになってもらえたらと思います。
フードプレゼンター k e i
明治11年創業の老舗ホテル、箱根富士屋ホテルでフレンチの修行を積み退社後、ドラマ、映画、舞台などで俳優活動をしながら調理師免許、フードコーディネーター認定書を取得。様々な媒体、フードイベントで活動している次世代料理男子。
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