自然に囲まれた場所から、大都会のなかまで色々な場所に存在している心霊スポット。どんな体験をするかはその人次第です。
訪れた後日、災いも多いと伝わる信憑性の高い場所
いにしえから伝説が伝わる歴史的な場所から、戦争の爪痕を残す場所、大掛かりな工事で多くの人が事故で亡くなった場所、航空事故の慰霊場所、自殺のメッカ、廃墟になった病院…など心霊スポットの種類は様々です。
そのなかでも実際に霊現象に出会ったという噂やネット上での投稿が多い、信憑性の高い全国の心霊スポットをご紹介しましょう。訪れた後に怪我をしたり、病気になったり、不幸が重なったりなどの話も多く伝わっているかなり危険度が高い場所ばかりなので、決して遊び半分で訪れないよう、自己責任のもとに訪れるようにして下さい。
雫石・慰霊の森（岩手県）
1971年、ANAの旅客機と航空自衛隊の戦闘機が接触して双方が墜落。自衛隊機は全員が脱出に成功するも、旅客機は空中分解し、乗客155名、乗員7名の162名が犠牲になった航空事故の墜落現場が、雫石・場慰霊の森です。公園施設として犠牲になった方々の御霊を供養している場所で、幽霊の目撃談や恐怖体験談もかなり多く、ひやかし気分の訪問は絶対におすすめできない…とも言われている場所です。
常紋トンネル（北海道）
JR北海道石北本線にある鉄道トンネル。凄惨を極めるタコ部屋労働により建設されたことでも有名で、重労働や栄養不足で倒れた労働者はそのまま生き埋めにされたそうです。十勝沖地震による壁面損傷工事の際、立ったままの人骨が見つかり、入口付近でも大量の人骨が発見され、外部から力を加えられたような損傷があるため「常紋トンネルには人柱が埋まっている」という噂の事実が確認されています。トンネルや信号機などで労働者の霊を目撃したという数多くの証言のある場所です。
貝塚結核病院（大阪市）
小児結核に罹患した子供が、学業を続けながら療養ができるようにと大阪市立少年保養所内に設けた病院です。現在は廃墟となって異様な雰囲気が漂っています。幽霊を見た、声を聞いたなどの体験の声も多く、遊び半分でいく場所ではなく、もし行ったらお祓いに行くべきなどの意見も数多く見受けられます。
白高大神（奈良県奈良市）
数多くの祠や古く朽ち果てたような鳥居が点在している場所で、地元では有名な心霊スポットです。入口の鳥居には「玉姫協会」「中井シゲノ」と名前が刻まれています。中井シゲノという女性は巫女の才能がありシャーマンとして活躍し、玉姫社という神社を譲り受け、この白高大神は滝行の道場として開かれたそうです。彼女の亡き後に玉姫教会は衰退して今は廃墟のような雰囲気となっています。遊び半分に訪れた少女が悪霊に取り憑かれたという話も伝わっています。
旧善トンネル（神奈川県伊勢原市）
国道246号線にあるトンネルで、ここで事故死をした準一という名前の高校生の霊が出ると伝わっています。夜な夜な少年の霊がトンネルを通過する車の前に現れ、事故を起こす車もあるという噂を聞いた両親が、「もう死なないで準一」という看板をトンネルの前にたてたそうです。
千駄ヶ谷トンネル（東京都渋谷区）
昭和39年に開催された東京オリンピックのために建設されたトンネル。このトンネルの上には墓地が広がっているもののオリンピックまでに移転する時間がなく、墓地の真下を走るトンネルとして開通しました。女性の幽霊の目撃談がかなり多い場所です。またこのトンネル近くのスタジオでは始終怪奇現象が起こることでも知られています。
