シェフ・料理人の紹介

シェフ

前田 元まえだ もとい

出身:京都府

前田元

実家の学術書ばかりが並ぶ古書店で、絵本代わりに料理本を読んでは料理を作る、という幼少期を過ごしました。小学校6年生の頃、ホテルで食べたフランス料理に感動し、フランス料理人を夢見るように。そして18歳で京都グランドホテルに入社、しかし配属は中国料理部門でした。ここで3年間料理の基礎を学び、後にホテル日航東京にて総料理長の梁 樹卿氏のもとで料理の楽しさを教わりました。29歳で夢を叶えるために1年間渡仏し、「ラ・マドレーヌ」などで修行。帰国後は、京都ホテルオークラや大阪の「HAJIME」で修行させていただき、そして2012年1月、生まれ育った京都の地にて「MOTOI」をオープン致しました。

  • 得意(専門)料理ジャンル
    ジャンルに拘らず気持ちを込めて作った料理全て。その気持ちが、「美味しさ」を生み出すと信じています。
  • 料理人としてのモットー
    誠実であること。それは、お客様や食材、料理の一皿に対してウソのない料理を作ることだと思っています。
  • 料理人になったきっかけ
    5歳の時、作った目玉焼きを食べてくれた家族の笑顔が嬉しくて、自然と料理人を目指すようになりました。
  • 料理人として影響を受けたもの(味・人など)
    米田 肇シェフ。「料理を作る」だけではなく、“すべてに気を配る店づくり”を学びました。

私の一品

アキテーヌ産仔牛のロティ たっぷりのお野菜とともに

写真のロティは、私が京都中を駆けまわり、畑の状況を確認しながら見つけた野菜66種類を使用しています。野菜の美味しさや調理の工夫は、野菜のプロから教わるのが一番。ですから、素材は農家の方から直接仕入れることに拘っています。私の「美味しいものを食べてもらいたい」という気持ちが詰まった、スペシャリテです。

私のおもてなしスタイル

  • 食材選択

    食材選択

    私が思うご馳走とは、あらゆるものを用いてもてなす事。例えば、私は自分で山に入り野草を摘みます。それは、リアリティある季節を感じられる野草で、京都の「今」を表現したいから。本当に今しか味わえないものを堪能できる料理は、貴重なご馳走だと思うのです。そんなご馳走を日々探し求め、おもてなしを追求しています。

  • 主客一体

    主客一体

    「主客一体」とは、茶道におけるおもてなしの精神で、主(ホスト)と客(お客様)が協力し一体となり、時間と空間を創り上げる姿勢を表した言葉。私たちは、この言葉を胸にお客様をお迎えしています。お客様の気持ちをスタッフが最大限受け止め、少しでも多くのお客様と「和」を生み出していく事を大切にしています。

  • 特別室

    特別室

    後庭の離れには、白壁の“蔵”を利用した一室だけの特別室があります。“蔵”という非日常の空間で、ここでしか味わえない特別なお料理をご堪能いただけます。他のお客様と顔を合わせることなく入る事ができる本当のプライベート空間となっていますので、特別な一席にふさわしい時間を過ごしていただけると思います。

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