こだわり1 寿司

季節が香る寿司とつまみを堪能

寿司もつまみも季節や仕入れで内容は変わる。寿司は白身、マグロ、イカ、コハダ、エビ、貝類などを一貫ずつ提供。近海魚にこだわるネタは新鮮で、すっきりした味わいのシャリと口の中で一つになる。ひと手間加えて素材の旨みを引き出したつまみも逸品揃いで、感動すら覚える。写真の寿司は愛知県産の50g超の車エビを使用。

  • 関東では、寿司にマグロは欠かせない。必ず、赤身、中トロ、大トロの3種のマグロを入れるが、数多く流通している冷凍マグロでなく、甘くて味が濃く、色の持ちもいい、活〆の近海ものにこだわる。写真のマグロは、和歌山県の漁港で水揚げされたマグロの大トロと中トロだ。

  • その季節ならではの旬の近海魚は、寿司好きの楽しみの一つ。必ず一品はメニューに組み込む。ある日の寿司ネタには、東京湾で獲れた春の魚、サヨリが登場。新鮮で透き通るようなサヨリに、ていねいに下ごしらえを施した店主の技が際立つ逸品で、淡白で上品なサヨリの魅力を堪能できる。

こだわり2 シャリ

天日干しの棚田米を羽釜で炊き上げる

米は「表面のざらつきが無く、つるつるしていてネタと調和する」という理由で選んだ、希少な新潟県産の天日干しした棚田米のコシヒカリを使用。一升炊きの羽釜で、火加減を見ながら炊き上げる。合わせる酢は白酢ですっきりした味わいだ。シャリとネタのバランスが絶妙で、魚介の旨さと風味を存分に味わえる。

こだわり3 近海魚にこだわる

築地で近海魚を中心に旬の魚介を吟味

店主は横浜市郊外の店舗から、毎日、小一時間かけて築地市場に通い、その日のゲストに合わせて、自ら目利きした旬の魚介を仕入れる。マグロも含めて近海の生魚にこだわり、その時にベストの状態のものを吟味。初夏のある日の刺身は、旬を迎え身が透き通るようなマコガレイだ。

こだわり4 自慢の一品

エビのすり身を入れた玉子焼きは絶品

一見、カステラのように見える玉子焼きは、ていねいに摺った、エビのすり身を入れて焼き上げる「おとわ」の名物。滑らかな舌ざわりで、口の中に旨みが広がり、鮨店の玉子焼きを味わい尽くした食通のゲストをも唸らせる味わいだ。様々な店を食べ歩き、自分の舌で研究を重ねた店主の技が光る一品だ。

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