こだわり2 砂糖を使わないシャリ
こだわりのシャリが旨さの理由
「シャリが7割、ネタが3割」という店主の言葉どおり、同店の鮨はシャリが違う。一般的なシャリのように砂糖を使わず、まろやかな風味の赤酢と塩でシャリを切る。これによりシャリそのものが主張し過ぎることなく味がふくらみ、ネタの良さを引き立てる。水質が良いとされる地元の水も旨いシャリづくりには欠かせない。
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シャリに使う米は、その時期のなかで特に良質なものにこだわるため、季節毎に変えている。また、江戸前鮨にはなくてはならない「赤酢」は酒粕から作られており、酸味と甘みのバランスが良く、角の立たないまろやかな味に仕上がる。さらには味の良いミネラルを豊富に含んだ塩を使うなどこだわりは尽きない。
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「握ってこそ鮨になる」と語る店主。あえてふわっと握る鮨もあるが、同店では伝統的な“握り”にこだわる。この“握り”こそ職人の技が活きる場であり、シャリとネタの旨さを調和させる欠かせない仕事だ。
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