京都駅  人気グルメ&レストラン

京都のランドマークと言えばやはり京都駅前の京都タワーですが、ジェイアール京都伊勢丹やホテルグランヴィア京都ほか、多くの専門店やレストラン、劇場が入る巨大ターミナルが完成して以降、京都駅前エリアには数々の新しい商業施設が誕生しています。地下街ポルタにも若者をターゲットとした新しいショップが続々登場し、仕事帰りに、ショッピングの合間に立ち寄れるおしゃれな飲食店も充実しています。周辺にもビックカメラやヨドバシカメラなどの大型家電ショッピングセンターが多くの買い物客を呼び寄せ、さらなる活気をみせています。

厳選・グルメ記事

現地発・今話題のあの店をグルメレポート

京都駅から歩いてスグ!おばんざいの美味しいお店3選

京都駅から歩いてスグ!おばんざいの美味しいお店3選

京都グルメは数あれど、やっぱり外せないのは「おばんざい」。どこかほっとする味わいのおばんざいが味わえるオススメ3軒をご紹介。いずれもJR京都駅から徒歩圏内にあるので、出張や旅行の帰りがけなどで気軽に楽しめますよ!

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番組情報提供:株式会社エム・データ

京都駅から歩いてスグ!おばんざいの美味しいお店3選

京都グルメは数あれど、やっぱり外せないのは「おばんざい」。どこかほっとする味わいのおばんざいが味わえるオススメ3軒をご紹介。いずれもJR京都駅から徒歩圏内にあるので、出張や旅行の帰りがけなどで気軽に楽しめますよ!京都に来たら味わいたい「おばんざい」。そのルーツや語源は諸説あるのですが、昔から家庭で食べられていた「おかず」を指すのが一般的なようです。京都においては、カツオや昆布のダシや薄口しょうゆを使った煮物などが多いです。
ただ、近頃は洋風料理もおばんざいに含んでいたりするので、「家庭料理」というぐらいの感覚が近いかもしれません。

…と、前置きはこれぐらいにして。さっそくオススメのおばんざいのお店をご紹介していきましょう!


漬け物&おばんざいバイキングでごはんお替りエンドレス【竈炊き立てごはん 土井】

漬け物&おばんざいバイキングでごはんお替りエンドレス【竈炊き立てごはん 土井】

まず最初に紹介するのは「竈炊き立てごはん 土井」。JR東海京都駅八条口にある、ASTYROAD内京都おもてなし小路にあります。八条口改札出て左に向かうとすぐにあるこのお店は、京都・大原に本店がある「土井志ば漬け本舗」が運営するごはん屋さん。通路に面したスペースではお漬物などの販売も行っています。

漬け物&おばんざいバイキングでごはんお替りエンドレス【竈炊き立てごはん 土井】

こちらのイチオシは、おばんざい&お漬物ビュッフェ。季節のお漬物と、お漬物をアレンジしたおばんざいが食べ放題で楽しめます。

漬け物&おばんざいバイキングでごはんお替りエンドレス【竈炊き立てごはん 土井】

▲季節のお漬物は常時5~6種類。おばんざいも3~4種類を用意

お漬物のお店だけに、おばんざいにも基本お漬物を使用しているそうで、定番のおばんざいというよりは、オリジナルのものが多いそうです。

漬け物&おばんざいバイキングでごはんお替りエンドレス【竈炊き立てごはん 土井】

そして嬉しい竈炊きのごはん。お米はその時々でいちばん美味しい京都産のものを使用しています。時期によっては白米だけでなく、タケノコご飯や松茸ごはんも注文時に選ぶことができます。
※タケノコご飯や松茸ごはんは料金追加

お店は朝、昼、夜の三部制になっています。朝のメニューは、炊き立てご飯、味噌汁、おばんざい&漬物ビュッフェがついた「朝ごはんビュッフェ」(税込900円)のみ。シンプルですが美味しいご飯がいっぱい食べられそうです。そして昼・夜はそれにメインのおかず1品と小鉢が加わった御膳が数種類あります。

漬け物&おばんざいバイキングでごはんお替りエンドレス【竈炊き立てごはん 土井】

今回はお昼に伺ったので「お漬物天ぷら膳 」(税込1,550円)をオーダー。まずは、ビュッフェで漬物とおばんざいをお皿に盛りに行きます。

この日は、キュウリの浅漬や志ば漬け、すぐきなどの漬物や、エリンギとひじきのお惣菜、壬生菜(みぶな)と大根の漬物を合わせたオリジナルのおばんざいなどがありました。どれもご飯のお替りが止まらない、ちょうどよい味付けでした。

漬け物&おばんざいバイキングでごはんお替りエンドレス【竈炊き立てごはん 土井】

メインのおかずは漬物の天ぷら。これは珍しい一品です。「味がついておりますのでそのままお召し上がりください」とのこと。それではさっそく一口…おお、これはウマい!じんわりと火が入った山芋やミョウガの漬物は水分が飛んで味が凝縮しています。ほんのりとした酸味と塩加減、濃厚な旨味がメチャウマです!これもまたご飯が進みますね。

朝のビュッフェも、昼・夜の御膳も、ご飯&味噌汁はお替り自由。お腹をぺこぺこにしてからお店に行きましょう。

竈炊き立てごはん 土井 京都八条口店
京都府京都市下京区東塩小路高倉町8-3 JR東海京都駅八条口1階 ASTYROAD内京都おもてなし小路
[営業時間]9:00~22:00(LO:21:30)※年末年始は時間変更あり
[定休日]なし
※全席禁煙
075-634-8545

素材にこだわったおばんざいビュッフェ【京都ことこと】

素材にこだわったおばんざいビュッフェ【京都ことこと】

続いてご紹介するのは「京都ことこと」。京都駅ビル専門店街「The CUBE」の11階にあります。JR京都駅からは駅ビルのシンボルである大階段横のエスカレーター等で11階まで上り、約5分ほどで到着です。

素材にこだわったおばんざいビュッフェ【京都ことこと】

▲上品なだし巻き卵に切干大根、定番の煮物など、優しい味わいのおばんざい

こちらのオススメポイントは、素材にこだわったおばんざいビュッフェ。京都産の米、卵のほか、京都の農家が農作物を持ち寄る「じねんと市場」から仕入れた野菜や、舞鶴漁港から仕入れた新鮮魚介など、京都ブランドにもこだわっています。
きんぴら、切り干し大根、お浸し、高野豆腐の煮物などなど、素材の味を生かしたおばんざいが常時10種類程度味わえます。

素材にこだわったおばんざいビュッフェ【京都ことこと】

▲オクラのお浸しやサツマイモのシロップ煮など、素材の味が活きたおばんざいを食べ放題で(60分)

素材にこだわったおばんざいビュッフェ【京都ことこと】

天ぷらやすき焼き、どんぶりなどメイン料理と、おばんざいビュッフェのセットが人気です。今回は「丹波地どりの親子丼」(税込1,296円)のメイン料理をチョイス。
舞鶴の契約農家から仕入れた卵のトロッとろ食感に、噛みしめるほどに味が染み出す丹波地どりのプリプリの歯ごたえ。上品なお出汁の味、九条ネギのシャキシャキとした食感もナイスなアクセント。上品なおばんざいとどんぶりで、心もおなかもバッチリ満たされました。

ちなみに夜は上記のようなおばんざいとメイン料理のセットメニューの他、京都の地酒や一品料理も。いろんな種類のおばんざいを味わいたいなら、オススメのお店です。

京都ことこと
京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町901 京都駅ビル専門店街 The CUBE 11階
[営業時間]ランチ11:00~16:00※最終入店15:45、ディナー16:00~22:00(L.O.21:25)
[定休日]1月1日
075-365-8733

お出汁が決め手のおばんざい&おでん【京味噌旬菜 六角や】

お出汁が決め手のおばんざい&おでん【京味噌旬菜 六角や】

最後に紹介するのは「京味噌旬菜 六角や」。JR京都駅から徒歩約5分、七条通り沿いにあります。カウンター席の前に盛られたおばんざいや、湯気をあげるおでんがとっても美味しそうなオーラを放っています。

お出汁が決め手のおばんざい&おでん【京味噌旬菜 六角や】

▲出汁が効いた定番の煮物や、万願寺とうがらしなど京都の素材をつかったおばんざい

こちらのお店のオススメは、お出汁にこだわったおばんざい。カツオやサバ節などからとった特製のダシをを使用したおばんざいが、季節がわりで常時7~8種類ほど用意されています。「家庭料理に寄りすぎず、かといって懐石料理まではいかない」絶妙な加減の逸品ばかりです。

お出汁が決め手のおばんざい&おでん【京味噌旬菜 六角や】

まずは「おまかせ おばんざい三種盛り」(税別850円)をオーダー。見た目も美しい、美味しそうなおばんざいが並んでいます!

写真の手前右は「ほうれん草と鴨のスモークの白和え」。細かくすりつぶされた豆腐の舌触りと鴨スモークの歯ごたえ。丁寧な仕事を感じる一品です。

写真の手前左は「生湯葉ととんぶりのお浸し」。生湯葉のトロっとした食感、上品なお出汁の味が口に広がります。ぷちぷちとしたとんぶりもイイ感じでアクセントになっています。

写真上は「聖護院かぶら煮カニ餡かけ」。かぶらにしみ込んだお出汁がなんとも上品で、カニ身の旨味とかぶらの甘みが混然一体となってのどを滑り落ちます。

お出汁が決め手のおばんざい&おでん【京味噌旬菜 六角や】

そして、こだわりのおでんは、出汁を毎日入れ替えているそう。「継ぎ足しで使っていくと、だんだん濃くなっていくから」とのことで、京都らしい上品なお出汁がしみ込んだおでんになっています。大根や卵は2日間煮込むなど、具材によってベストなタイミングで仕上げて提供してくれるのも嬉しいですね。

お出汁が決め手のおばんざい&おでん【京味噌旬菜 六角や】

▲おでん(1品税別150円~)

おでんは大根、スジ、ちくわなど定番のメニューをオーダー。どれも具が大き目でボリューム満点。こだわりのお出汁がじんわりとしみ込んで、アツアツうまうまです。

お出汁が決め手のおばんざい&おでん【京味噌旬菜 六角や】

こちらは「五条半兵衛の生麩の田楽」(税別580円)。京都の老舗生麩店から仕入れている生麩は、あわ、よもぎ、ごまと3種の味わいで、“柔らかい”と“歯ごたえのある”の中間のなんとも絶妙な食感が京都らしい一品。特製の味噌だれがたっぷりかかっています。

こちらのお店は夜のみの営業なので、おでんやおばんざいをアテに、美味しい京都の地酒で一杯いかがですか?

六角や
京都府京都市下京区七条通り烏丸西入ル東境町172 ネオビルB1
[営業時間]17:30~23:00(L.O.22:30)
[定休日]日曜、祝日
075-354-3789

いずれのお店もJR京都駅から徒歩数分と便利な立地。お昼にたっぷり味わうも、夜にしっぽり味わうもよし。京都のおいしいおばんざい、ぜひお試しください!

妙加谷 修久
妙加谷 修久

京都市在住の旅行系ライター兼ディレクター。全国各地に足を運び、旨いモノを食べ、温泉に浸かる日々。ここ京都を中心に、知っているようで知らない「日本のイイトコロ」を紹介します。日本酒好きが高じて利き酒師の資格を取得しました。

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南禅寺 順正 四季映す庭園を愛で、純白の湯豆腐を食す

京都グルメは数あれど、やっぱり外せないのは「おばんざい」。どこかほっとする味わいのおばんざいが味わえるオススメ3軒をご紹介。いずれもJR京都駅から徒歩圏内にあるので、出張や旅行の帰りがけなどで気軽に楽しめますよ!京都に来たら味わいたい「おばんざい」。そのルーツや語源は諸説あるのですが、昔から家庭で食べられていた「おかず」を指すのが一般的なようです。京都においては、カツオや昆布のダシや薄口しょうゆを使った煮物などが多いです。
ただ、近頃は洋風料理もおばんざいに含んでいたりするので、「家庭料理」というぐらいの感覚が近いかもしれません。

…と、前置きはこれぐらいにして。さっそくオススメのおばんざいのお店をご紹介していきましょう!


漬け物&おばんざいバイキングでごはんお替りエンドレス【竈炊き立てごはん 土井】

漬け物&おばんざいバイキングでごはんお替りエンドレス【竈炊き立てごはん 土井】

まず最初に紹介するのは「竈炊き立てごはん 土井」。JR東海京都駅八条口にある、ASTYROAD内京都おもてなし小路にあります。八条口改札出て左に向かうとすぐにあるこのお店は、京都・大原に本店がある「土井志ば漬け本舗」が運営するごはん屋さん。通路に面したスペースではお漬物などの販売も行っています。

漬け物&おばんざいバイキングでごはんお替りエンドレス【竈炊き立てごはん 土井】

こちらのイチオシは、おばんざい&お漬物ビュッフェ。季節のお漬物と、お漬物をアレンジしたおばんざいが食べ放題で楽しめます。

漬け物&おばんざいバイキングでごはんお替りエンドレス【竈炊き立てごはん 土井】

▲季節のお漬物は常時5~6種類。おばんざいも3~4種類を用意

お漬物のお店だけに、おばんざいにも基本お漬物を使用しているそうで、定番のおばんざいというよりは、オリジナルのものが多いそうです。

漬け物&おばんざいバイキングでごはんお替りエンドレス【竈炊き立てごはん 土井】

そして嬉しい竈炊きのごはん。お米はその時々でいちばん美味しい京都産のものを使用しています。時期によっては白米だけでなく、タケノコご飯や松茸ごはんも注文時に選ぶことができます。
※タケノコご飯や松茸ごはんは料金追加

お店は朝、昼、夜の三部制になっています。朝のメニューは、炊き立てご飯、味噌汁、おばんざい&漬物ビュッフェがついた「朝ごはんビュッフェ」(税込900円)のみ。シンプルですが美味しいご飯がいっぱい食べられそうです。そして昼・夜はそれにメインのおかず1品と小鉢が加わった御膳が数種類あります。

漬け物&おばんざいバイキングでごはんお替りエンドレス【竈炊き立てごはん 土井】

今回はお昼に伺ったので「お漬物天ぷら膳 」(税込1,550円)をオーダー。まずは、ビュッフェで漬物とおばんざいをお皿に盛りに行きます。

この日は、キュウリの浅漬や志ば漬け、すぐきなどの漬物や、エリンギとひじきのお惣菜、壬生菜(みぶな)と大根の漬物を合わせたオリジナルのおばんざいなどがありました。どれもご飯のお替りが止まらない、ちょうどよい味付けでした。

漬け物&おばんざいバイキングでごはんお替りエンドレス【竈炊き立てごはん 土井】

メインのおかずは漬物の天ぷら。これは珍しい一品です。「味がついておりますのでそのままお召し上がりください」とのこと。それではさっそく一口…おお、これはウマい!じんわりと火が入った山芋やミョウガの漬物は水分が飛んで味が凝縮しています。ほんのりとした酸味と塩加減、濃厚な旨味がメチャウマです!これもまたご飯が進みますね。

朝のビュッフェも、昼・夜の御膳も、ご飯&味噌汁はお替り自由。お腹をぺこぺこにしてからお店に行きましょう。

竈炊き立てごはん 土井 京都八条口店
京都府京都市下京区東塩小路高倉町8-3 JR東海京都駅八条口1階 ASTYROAD内京都おもてなし小路
[営業時間]9:00~22:00(LO:21:30)※年末年始は時間変更あり
[定休日]なし
※全席禁煙
075-634-8545

素材にこだわったおばんざいビュッフェ【京都ことこと】

素材にこだわったおばんざいビュッフェ【京都ことこと】

続いてご紹介するのは「京都ことこと」。京都駅ビル専門店街「The CUBE」の11階にあります。JR京都駅からは駅ビルのシンボルである大階段横のエスカレーター等で11階まで上り、約5分ほどで到着です。

素材にこだわったおばんざいビュッフェ【京都ことこと】

▲上品なだし巻き卵に切干大根、定番の煮物など、優しい味わいのおばんざい

こちらのオススメポイントは、素材にこだわったおばんざいビュッフェ。京都産の米、卵のほか、京都の農家が農作物を持ち寄る「じねんと市場」から仕入れた野菜や、舞鶴漁港から仕入れた新鮮魚介など、京都ブランドにもこだわっています。
きんぴら、切り干し大根、お浸し、高野豆腐の煮物などなど、素材の味を生かしたおばんざいが常時10種類程度味わえます。

素材にこだわったおばんざいビュッフェ【京都ことこと】

▲オクラのお浸しやサツマイモのシロップ煮など、素材の味が活きたおばんざいを食べ放題で(60分)

素材にこだわったおばんざいビュッフェ【京都ことこと】

天ぷらやすき焼き、どんぶりなどメイン料理と、おばんざいビュッフェのセットが人気です。今回は「丹波地どりの親子丼」(税込1,296円)のメイン料理をチョイス。
舞鶴の契約農家から仕入れた卵のトロッとろ食感に、噛みしめるほどに味が染み出す丹波地どりのプリプリの歯ごたえ。上品なお出汁の味、九条ネギのシャキシャキとした食感もナイスなアクセント。上品なおばんざいとどんぶりで、心もおなかもバッチリ満たされました。

ちなみに夜は上記のようなおばんざいとメイン料理のセットメニューの他、京都の地酒や一品料理も。いろんな種類のおばんざいを味わいたいなら、オススメのお店です。

京都ことこと
京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町901 京都駅ビル専門店街 The CUBE 11階
[営業時間]ランチ11:00~16:00※最終入店15:45、ディナー16:00~22:00(L.O.21:25)
[定休日]1月1日
075-365-8733

お出汁が決め手のおばんざい&おでん【京味噌旬菜 六角や】

お出汁が決め手のおばんざい&おでん【京味噌旬菜 六角や】

最後に紹介するのは「京味噌旬菜 六角や」。JR京都駅から徒歩約5分、七条通り沿いにあります。カウンター席の前に盛られたおばんざいや、湯気をあげるおでんがとっても美味しそうなオーラを放っています。

お出汁が決め手のおばんざい&おでん【京味噌旬菜 六角や】

▲出汁が効いた定番の煮物や、万願寺とうがらしなど京都の素材をつかったおばんざい

こちらのお店のオススメは、お出汁にこだわったおばんざい。カツオやサバ節などからとった特製のダシをを使用したおばんざいが、季節がわりで常時7~8種類ほど用意されています。「家庭料理に寄りすぎず、かといって懐石料理まではいかない」絶妙な加減の逸品ばかりです。

お出汁が決め手のおばんざい&おでん【京味噌旬菜 六角や】

まずは「おまかせ おばんざい三種盛り」(税別850円)をオーダー。見た目も美しい、美味しそうなおばんざいが並んでいます!

写真の手前右は「ほうれん草と鴨のスモークの白和え」。細かくすりつぶされた豆腐の舌触りと鴨スモークの歯ごたえ。丁寧な仕事を感じる一品です。

写真の手前左は「生湯葉ととんぶりのお浸し」。生湯葉のトロっとした食感、上品なお出汁の味が口に広がります。ぷちぷちとしたとんぶりもイイ感じでアクセントになっています。

写真上は「聖護院かぶら煮カニ餡かけ」。かぶらにしみ込んだお出汁がなんとも上品で、カニ身の旨味とかぶらの甘みが混然一体となってのどを滑り落ちます。

お出汁が決め手のおばんざい&おでん【京味噌旬菜 六角や】

そして、こだわりのおでんは、出汁を毎日入れ替えているそう。「継ぎ足しで使っていくと、だんだん濃くなっていくから」とのことで、京都らしい上品なお出汁がしみ込んだおでんになっています。大根や卵は2日間煮込むなど、具材によってベストなタイミングで仕上げて提供してくれるのも嬉しいですね。

お出汁が決め手のおばんざい&おでん【京味噌旬菜 六角や】

▲おでん(1品税別150円~)

おでんは大根、スジ、ちくわなど定番のメニューをオーダー。どれも具が大き目でボリューム満点。こだわりのお出汁がじんわりとしみ込んで、アツアツうまうまです。

お出汁が決め手のおばんざい&おでん【京味噌旬菜 六角や】

こちらは「五条半兵衛の生麩の田楽」(税別580円)。京都の老舗生麩店から仕入れている生麩は、あわ、よもぎ、ごまと3種の味わいで、“柔らかい”と“歯ごたえのある”の中間のなんとも絶妙な食感が京都らしい一品。特製の味噌だれがたっぷりかかっています。

こちらのお店は夜のみの営業なので、おでんやおばんざいをアテに、美味しい京都の地酒で一杯いかがですか?

六角や
京都府京都市下京区七条通り烏丸西入ル東境町172 ネオビルB1
[営業時間]17:30~23:00(L.O.22:30)
[定休日]日曜、祝日
075-354-3789

古より受け継がれし「豆腐」は日本文化そのものを味わうが如し

豆腐の歴史は古く、日本ヘは奈良時代に中国大陸より伝わったとされている。
以降、僧侶たちの食料として、後に精進料理の普及に伴い貴族や武家に、やがて室町時代に全国に広まった。現在、中国や周辺のアジア諸国で食べられている豆腐は、豆腐の起源に近いもので、硬く固められたものが多い。つるりとした滑らかな食感を楽しめる豆腐は日本独自のもので、長い歴史の中で積み重ねてきた先人たちの創意工夫が伺える。湯豆腐という料理法がいつ誕生したかは定かではないが、江戸後期には南禅寺周辺の茶屋で供される湯豆腐が名物となっていたようだ。

一歩足を踏み入れれば、見事な庭園がお出迎え

一歩足を踏み入れれば、見事な庭園がお出迎え

風情ある店の門をくぐると、まず目の前に広がる庭園に心奪われる。回遊式の庭園は江戸時代の作庭で、東山の優美な姿を借景にした見事なものだ。

一歩足を踏み入れれば、見事な庭園がお出迎え

▲べテランの庭師たちが毎日手入れをし、往時の姿を現在に伝えている

一歩足を踏み入れれば、見事な庭園がお出迎え

▲どの席からも庭園が見えるように配されていて、湯豆腐を待つ間も庭を愛で楽しむことができる

口の中でほどけてゆく、創業当時と変わらぬ味

口の中でほどけてゆく、創業当時と変わらぬ味

席で待つことしばし。運ばれた料理を眺め、まずは豆乳を一口。口の中に、大豆の旨みが広がった後に、豊かな香りが鼻を抜ける。味は濃いが意外に喉越しがよい。美味しい豆乳だ。
聞けば、毎朝こだわりの国産大豆を絞った新鮮な豆乳とのこと。フレッシュな味わいに舌鼓。

口の中でほどけてゆく、創業当時と変わらぬ味

▲特製の味噌がたっぷり塗られた田楽。豆腐の凝縮した旨みと、味噌の甘みと香りが味わい深い一品そして、いよいよ真打登場。係の方が目の前で火を入れて、頃合を教えてくれる。蓋をあければ、ふわ~っと柚子が香る。なんとも言えない爽やかで上品な印象だ。早く食べたい!

口の中でほどけてゆく、創業当時と変わらぬ味

美しい純白の豆腐をひとすくい。柚子の香りの奥に、ほのかに香る上品な出汁の香り。ふわりとした箸触りに期待感が高まる。刻んだ九条ねぎをのせ、秘伝のたれをひとまわし。

口の中でほどけてゆく、創業当時と変わらぬ味

これは絹ごしですか?と思わず聞いてしまうほどの滑らかさ。表面の熱さと、ほんのり温い芯が口の中でほどけあう。特製の木綿豆腐は、火を入れることでふんわりと膨らみ、他にない滑らかで柔らかな食感になるとのこと。濃厚な豆腐の大豆感と、ねぎのシャキシャキ感、そして、出汁と濃い目のしょうゆがキリッと効いたたれが口の中で三位一体となり、喉をすべり落ちてゆく。嗚呼、豆腐って、こんなに美味しいのか…。
普段自分が食べている豆腐とはなんだったのか…と思うと同時に、現在にいたるまでにこの味を受け継ぎ、進化させてきた先人たちの努力に、改めて頭が下がる思いがした。

口の中でほどけてゆく、創業当時と変わらぬ味

▲季節の野菜を使った天ぷらや炊き合わせなど全7 品の「ゆどうふ(花)」(1人前税込3,090 円)※写真の湯豆腐は2 人前

登録有形文化財「順正書院」で緩やかな時の流れを感じて

登録有形文化財「順正書院」で緩やかな時の流れを感じて

お店の敷地内にある「順正書院」は、江戸時代の蘭学医である新宮凉庭(しんぐうりょうてい)が開設した医学学問所で、国の有形文化財に登録されている史跡だ。

登録有形文化財「順正書院」で緩やかな時の流れを感じて

天保10 年(1839年) に開設され、蘭学医として著名な新宮凉庭のもと、大名諸侯や文人墨客らが集い、文化サロンとして此処に論を交わしたと伝えられている。

登録有形文化財「順正書院」で緩やかな時の流れを感じて

東山界隈の案内書として作られた『花洛名勝図会(からくめいしょうずえ)』に紹介されるなど、幕末の頃には書院と庭園の美しさが知れ渡っていたようだ。

ちなみにこの書院でも食事をすることができるというから驚きだ(詳細は要問合せ)。

登録有形文化財「順正書院」で緩やかな時の流れを感じて

口の中でほどける絶品湯豆腐を堪能した後は、書院見学と四季折々の優美な庭園を眺めてぶらり。

積み重ねてきたものと、今この瞬間が重なりあう豊かな時間が「南禅寺 順正」には流れている。

南禅寺 順正
京都府京都市左京区南禅寺草川町60
[営業時間]11:00~21:30(L.O.20:00)
[定休日]不定休
075-761-2311

いずれのお店もJR京都駅から徒歩数分と便利な立地。お昼にたっぷり味わうも、夜にしっぽり味わうもよし。京都のおいしいおばんざい、ぜひお試しください!

南禅寺参道の傍らに佇む「南禅寺 順正」は、江戸時代の医学校を起源にもつ湯豆腐店。創業当時と変わらぬ湯豆腐と、京の風情を味わい尽くす、贅なる時を味わおう。

いずれのお店もJR京都駅から徒歩数分と便利な立地。お昼にたっぷり味わうも、夜にしっぽり味わうもよし。京都のおいしいおばんざい、ぜひお試しください!

妙加谷 修久
妙加谷 修久

京都市在住の旅行系ライター兼ディレクター。全国各地に足を運び、旨いモノを食べ、温泉に浸かる日々。ここ京都を中心に、知っているようで知らない「日本のイイトコロ」を紹介します。日本酒好きが高じて利き酒師の資格を取得しました。

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