シェフ・料理人の紹介

若主人

山下 武司やました たけし

山下武司

私どもは昭和初期に魚の行商として創業し、地元のお客様の要望に応える形で仕出し屋を営むようになりました。私は3代目として、大学を卒業してから京都の店で修業し、家業を継いでおります。京都は古くから竹の子の名産地として知られていますが、特にこの一帯でとれる竹の子は多くのお客様に喜んで頂いております。先代はその竹の子を使った「竹の子姿ずし」を考案し、今や全国からお求めいただける名物として定着しました。私はその味を一人でも多くの方に知って頂きたく、百貨店の催事等、出仕事にも積極的に取り組んでいます。今後は名物のさらなる浸透はもちろんのこと、私の得意料理でもある寿司にも力を注いでまいりたいと思います。

受賞歴
  • 2005年 明日の名工(京都府青年優秀技能者奨励賞表彰)

私の一品

竹の子姿ずし

上品な甘みの竹の子に、木の芽や柚子、刻んだ竹の子を混ぜ入れたシャリを詰めています。この地域でとれる竹の子は色が白くてやわらか。その特徴を最大限に引き出すために、竹の子を炊く際には醤油を使わず、酒とみりん、少量の塩で味付けをしております。口中に広がるさわやかな柚子の風味もお楽しみいただけます。

私のおもてなしスタイル

  • 魚の目利きならではのコースを用意

    魚の目利きならではのコースを用意

    魚の行商から始まっていますので、今でも魚に対してはこだわりがあります。2階フロアの中央には大きな生け簀を据え、ご要望があれば、そこで泳ぐ季節の鮮魚をその場で調理することも可能です。また、コース料理には一般的な会席のほか、寿司付会席もご用意致しております。

  • 店の味を代弁する出し巻き

    店の味を代弁する出し巻き

    出し巻を食せばその店の味がよくわかるといわれます。私どもの出し巻も、お弁当などに詰めていたものを気に入り、持ち帰りを希望されるお客様もおられます。また、出し巻と同様に職人仕事の味をお楽しみいただけるのがお寿司。通年召し上がれる鯖寿司のほか、鰆あぶり寿司や鱧寿司等、季節の味もございます。

  • 大人数の宴会にも応えられる広間

    大人数の宴会にも応えられる広間

    地上4階の店舗には最大80名を収容できる広間を設け、近隣企業の宴会等にも対応しております。また、ご家族や友人同士の集まりには、季節の軸の掛かる広間をご利用いただいています。通常の昼食や夕食は、生け簀のある2階フロアの掘りごたつ席をご案内し、ゆったりとくつろいだ気分で食事をお楽しみいただけます。

京の味処 うお寿