見た目も内装も完全に銭湯だ…!福岡・吉塚の「カンボジア家庭料理 シェムリアップ」は本場の味とカオスな雰囲気がたまらない

JR鹿児島本線で博多駅から1駅の吉塚駅にある「カンボジア家庭料理 シェムリアップ」(福岡県福岡市博多区吉塚1-16-14)を訪れると、まずその外観に驚かされます。なんとかつて銭湯だった場所を畳やテーブル、椅子など以外はそのまま利用したお店なんです。銭湯でよく見る富士山の絵なども残されている厨房で作られているというカンボジア料理は絶品。カンボジアの朝食屋台では定番料理だという「バーイ・サイッチュルーク」など、本場の味を楽しむことができます。(ビール・天神

見た目も内装も完全に銭湯だ…!福岡・吉塚の「カンボジア家庭料理 シェムリアップ」は本場の味とカオスな雰囲気がたまらない

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JR鹿児島本線で博多駅から1駅の吉塚駅

 

その東口から約5分の吉塚通り沿いにある吉塚商店街を入ったところに現れたのは、昔ながらの銭湯の看板。

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正面に立ってみると、もう一つの看板が登場!

 

「カンボジア家庭料理 シェムリアップ」?!

 

シェムリアップとは、カンボジアの州の名前で、世界遺産のアンコール・ワットへ行く際の最寄りの街のこと。

 

この日は友人と一緒だったのですが、「もうすでに楽しい!」とお店に入る前からハイテンションに(笑)

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入口を覗いてみると、男湯女湯のドアとポップな壁がお出迎え!小さく入口、出口と書いてあります。

 

女性である筆者たちは、「男湯のドアを開けるとか初やない?」と話しながら躊躇せず、いざ男湯へ!店内に入ると「いらっしゃいませ~」と店員さんが元気な声で迎えてくれました。

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入ってすぐ隣には、番台!

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そして反対側には、年季の入った靴箱!

 

靴を脱ぐスタイルとのことですが、聞くと靴箱には入れても入れなくてもいいらしい。

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でも、せっかくなので使います。鍵はしなくてもいいようですが、どこに入れたか忘れてしまうので札を持って上がりましょう。

 

「男湯と女湯、どちらにしますか~?」と尋ねられたので、「なぜかソワソワするっちゃけど……」なんて思いながらも男湯を選択(笑)。

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元々、男湯だった場所はテーブル席とカウンター席。

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女湯だった場所はお座敷に変身していました。

 

畳やテーブル、椅子など以外はほとんどそのままだそうです。10年以上空いていた銭湯を借りて、2018年1月にオープンしたのだとか。

 

「2010年から6年間、馬出九大病院前でやっていたんですけど、いろいろあり閉店することになって。それで、ここを知人に紹介してもらいました」

 

100年以上愛され続けていた銭湯が、カンボジア料理店になるなんて誰も想像していなかったでしょう。

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席につくと、まずフルーツジュースのサービス♪マンゴー、グァバ、パッションフルーツなど南国フルーツの甘酸っぱさが抜群♡

 

「今日、喉カラッカラにしてきたけん!」という友人と私。とりあえず生ビール(540円・税込)をいただきます!!

 

\乾杯~!!/

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30℃越えの日々を乗り切ってきた体には、キンキンに冷えたお酒が最高。

 

元銭湯で風呂あがりの一杯ならぬ、食前の一杯です。

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メニューを開くと聞いたことのないメニューがたくさんだったので、お店のオススメを聞いて何品か注文。

 

待っている間に、厨房も覗かせていただきました。

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想像はしていましたが、まさかここまで大浴場が残されているとは!!銭湯でよく見る富士山の絵、床のタイルもすりガラスの仕切りも当時のまま。

 

天井も高くて不思議な空間……。

 

店内の壁には、たくさんの写真が飾ってあります。

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前店時代から付き合いがあるというお客のAさんに伺ったところ、NPO法人の一環として20年間、年2回カンボジアに行かれているそう!

 

Aさん「壁に貼ってある写真は全部、私が撮ってきたものなんですよ」

 

カンボジアからの留学生もよく訪れるようです。母国の料理を食べられるのは嬉しいでしょうし、これからもっと、多くの人が集まる場所になっていくんやろうな~♪

 

日本人の舌に合う、異国の家庭料理を頬張る

カンボジアの歴史など興味深い話を聞いていると、まず1品目が到着。

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人気ナンバー1の「バーイ・サイッチュルーク」(880円・税込み)

カンボジアの朝食屋台では定番料理とのこと。

 

ナンプラーで炒めた豚肉がやみつきになる味!しょうが焼きに少しパンチを効かせたような、日本人の口にもとても合う一品です。

 

肉の下にはご飯が入っていて、ボリュームのあるワンプレート料理♪

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お好みでかける特製チリソースは、その時々で辛さも変わるんだとか。

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友人「ピリ辛のなかにも甘さがあってうまい~♡」

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少し食べたところで黄身を割るとトロ~リと中身があふれて、まろやかさがプラスされます。

 

さらに、こちらはスープ付き!!

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スープというより麺!

 

フォーかな?と思い聞いてみると、同じ米粉を使っているけど違うとのこと。そのため、分かりやすく「米粉うどん」と表記しているらしい。

 

モチモチの麺に、ほのかに酸っぱ辛いスープが絡んでうまい!野菜や豆、エビ、肉団子など具だくさんです。女子が大好きなパクチーも乗っていて、エスニック料理好きにはたまらん!

 

これで880円は安か~と絶賛していると、ランチでも出されていて、やはりそちらでも人気があると教えてもらいました。

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こちらがランチメニュー。ディナーよりさらに安い上にデザートまで付きます!

これは近くにあったら通ってしまうやつや~♡

 

続いて、2品目が登場。

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「チャーマレッ・ボンキァ」(980円・税込)。エビの黒胡椒炒めです。

 

エビにエリンギ、パプリカ、インゲン豆。カンボジア黒胡椒を使用しており、ナンプラーと相まって濃厚な味わいです!

 

ごはんセット(1010円・税込)にもできますよ♪

 

さあ、次は何を飲むかいな~と友人と相談していると、「ワイン飲まん?」と隣で飲んでいたAさんがお声をかけてくれました。

 

見ると、大きな箱ワインが!

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なんと、宴会コースを注文すると、アルコールのみ持ち込み可!!

 

飲み放題もつくのに、気前が良すぎる!!

 

店主スロスさんのお任せ料理も気になるところ~♡

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お言葉に甘えてワインをいただきました♡

 

この日は常連さんが多く、「前店がなくなってショックを受けてたけど、また新しくオープンしてくれて嬉しい!」とおっしゃった人もいたほど。

 

地元の人や長く通う方が多いからこそ、サービス精神旺盛なんやろうね。居心地が良くて、やっぱり近所に欲しくなるわ~。

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続いて、3品目はこちら。「ナエム」(2本600円・税込)。生春巻きです。

 

エビに、キュウリやパクチー。そして、ギュギュッと大量に詰まった千切りキャベツ!!これ、どれくらいの大きさかいうと・・・

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一口食べると、キャベツが溢れ出るほど(笑)

 

ピーナッツが入ったタレはニンニクが入っていて、さっぱりしつつも飽きずに食べられます♪さきほどのチリソースをつけて食べるのもオススメです~!

 

ここで2杯目のワインもおいしくいただきましたが、お酒大好きな私たちはシメにビールを!

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初体験!「アンコールビール」(760円・税込)

 

カンボジアのビールとか、ほとんど見かけないし飲んだことないばい!

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友人「んまか~!!スッキリしてて飲みやすいけん、飲みすぎ注意やん!!」

 

苦味が少なく、ほんのりフルーティーさがあって1本あっという間になくなってしまいました!

 

一つひとつの料理もボリューミーで、お酒も飲んで満腹になったところで本日はおしまい~。

 

帰り際、スロスさんからお土産もいただきました♪

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カンボジア産のオーガニックシュガー。

 

ココナッツからつくられた、カロリーが低い砂糖なのだそうです。

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最後は、カンボジアの「スコー」という伝統の打楽器を鳴らしてお見送りしてくださいました♪

 

ちなみに料理はすべて、ランチもディナーもスロスさんが1人で作られているとのこと!疲れを見せないこの笑顔も常連さんが集まる理由の一つですね。

 

ぜひ、みなさんも母国を大切にする店主が手がけた本場の味を堪能してください!

あ、入浴セットは要らんけんね~(笑)

 

紹介したお店

r.gnavi.co.jp

 

筆者・SPECIAL THANKS

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千裕

福岡九州の編集プロダクション・シーアール所属。

10代で上京し、舞台やら写真やら衣装に絵といろいろやって、気がついたらライターに。お酒はオールジャンルいける、自他ともに認める飲兵衛。

 

 

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