羊の味がぐわっと来るジンギスカン…!高円寺「のっけ」の豪快かつ濃厚な北海道・北見料理がたまらない

美味しいジンギスカンと焼肉をいただける「オホーツク北見焼肉 のっけ」(東京都杉並区高円寺北3-2-19 NS高円寺3)を紹介します。こちらは北海道北見市の名物、北見焼肉を東京でいただけるお店。美味しい牛、豚、ジンギスカンをリーズナブルにいただけます。肉や野菜はもちろん、北見の玉ねぎを使った独自のタレまでも、北見の精肉店から取り寄せるこだわりよう。ジンギスカンは生ラム肉はもちろん、本場ではメジャーな味付けジンギスカンもありますよ。また、すっかり北見名物となった目玉焼き丼「目丼」もオススメ。半熟の目玉焼きと焼肉のタレ、青のりがご飯によく合います。北見市長からお墨付きももらったという本場の味を東京で味わってみてはいかがでしょうか?

羊の味がぐわっと来るジンギスカン…!高円寺「のっけ」の豪快かつ濃厚な北海道・北見料理がたまらない

f:id:posoi:20180427020458j:plain

f:id:posoi:20180427092737j:plain


こんにちは、ほそいあやです。

北海道といえばグルメ王国ですね。今回は、北東部(道東)に位置する「北見市」の料理が食べられるお店にいってきました。北見料理ってあまり聞かないけど、どんな感じなのかしら。

f:id:posoi:20180427020504j:plain

高円寺にある「オホーツク北見焼肉 のっけ」にやってきました。季節的に気持ちよいかなと思って外の席を予約していましたが、 これから雨が降るからと二階の座敷へ案内してくれました。

f:id:posoi:20180427020503j:plain

のっけとはなんぞや、と思ったら、

北見市はアイヌ語で「野の端にある所」という意味を持つ「ヌプンケシ」と呼ばれ「野付牛(のつけうし)」と当字が付けられました。その後「のっけうし」→「のっけ」と呼ばれるようになりました。
公式HPより)

とのこと。

ざっくりですが、北見は北海道のこのあたり。

f:id:g-gourmedia:20180516173101j:plain

確かに端っこにある。

 

北見スタイルの2階席がフリーダムすぎて最高

f:id:posoi:20180427020502j:plain

2階の座敷は四畳半ほどで、ちゃぶ台が2台。ここ、めっちゃ落ち着く〜〜!

ちなみに1階は厨房を囲んだカウンター席のみとなっています。

 

f:id:posoi:20180427020500j:plain

2階は飲み物が全部セルフ。生ビールは一階のみの提供なので、冷蔵庫の赤星を飲みましょう。

 

f:id:posoi:20180427020501j:plain

焼酎やウイスキー、割りものと氷が揃っています。減った量で会計するシステム。 これも北見スタイルなんだって。

人んちで飲んでるみたいで楽しいわ〜。

 

f:id:posoi:20180427020453j:plain

で、料理が運ばれてくるとこの小窓から出されるんです。最初なんの窓かわからなくて、子どもが落ちそうなのでカバンを置いといたら「ここから料理出すのでどかして〜」といわれました(笑)。

 

f:id:posoi:20180427020459j:plain

まずは赤星で乾杯! お酒コーナーのそばに座ってる人がおのずとバーテンになるわけ。

 

北見のジンギスカン、めっちゃ肉の味が濃い!

f:id:posoi:20180427020458j:plain

まずは生ラム肉ジンギスカン。ラム肉150グラム+野菜つきで1,470円です。

色がいいね〜。ぴかぴかしてるね〜。

このお店ではお肉はもちろん魚や野菜も北見から仕入れているそうです。食材の入荷ルートが独自のお店って大抵うまいよね。

 

f:id:posoi:20180427092912j:plain

一口食べてオオ〜ッとなった。このジンギスカン、めっちゃ味濃いわ。なんというか、ほんのちょっとの肉片を噛みしめただけで羊の味がぐわっと来る感じ。これが北見のジンギスカンかー。

 

北見焼肉について、お店のHPに解説が書かれていました。 

北海道焼肉店が最も多く「焼肉の街」とも呼ばれる北見。そのルーツとしての一説では、 かつて国鉄北見駅の裏側にと畜場があり、新鮮な肉が身近にあった事が大きな要因だったと言われています。
と畜場があった時代、鉄道職員が昼食時に洗い立ての内臓肉を鍋で煮込んで食べていた料理(通称:と場鍋)がその後、市役所職員らが大鍋に大量の内臓肉や野菜を煮込んだ「モツ鍋」へと進化し、仲間同士で楽しむ文化へ発展したと考えられています。
公式HPより)

 

ほほう、北見って北海道で一番焼肉店が多いんですね。 

 

f:id:posoi:20180427020449j:plain

そして北見は玉ねぎの生産量が日本一。北見焼肉は、醤油ベースに炒め玉ねぎをたっぷり加えたタレで食べるんです。これも北見の精肉店から取り寄せています。玉ねぎの甘みなのか、ちょっとリンゴのような風味を感じます。ジンギスカンに合いまくり

 

f:id:posoi:20180427020455j:plain

熟成味付ジンギスカン(970円)は、道民の友人イチオシ。東京にはなかなか味付がないと嘆いておりました。

 

f:id:posoi:20180427020454j:plain

焼いてるそばからタレの香りがするのがいいですよねー。食欲全開。

何もつけずに食べます。これは完全にごはんがほしくなるやつだ。肉厚なのをギュッと噛むのがいいんだよ。

 

f:id:posoi:20180427020457j:plain

三升漬け(手前)と山わさびの醤油漬け(奥)。ともに150円。

三升漬けは北海道郷土料理。青唐辛子と麹と醤油をそれぞれ一升ずつ漬け込んで作るので三升漬けといいます。まあ材料そのままの味なんだけど、シンプルなだけにすごく後を引く。
去年北海道にいった時、旅館で出てハマって食べていたら、お土産にたっぷりくれたんです。ごはんのお供にしたりお肉につけたりラーメンに入れたり……食べ方は無限。これさえあればお酒のアテに困らないよ。

山わさび(ホースラディッシュ)の醤油漬けは、これもお肉に添えて食べると格別。もちろんつまみにもなるよ。頼めば冷や奴にのせてくれます。

 

f:id:posoi:20180427020450j:plain

酒コーナーの近くの友人にハイボールをお願いする。ちなみに彼は北海道出身がゆえ自然と肉焼きオペレーションもして酒も作るという二役を任されることとなった。時給をあげたくなる。

 

f:id:posoi:20180427020452j:plain

北見焼肉セット(1,390円)は、牛サガリ、生ラム、豚ホルモンホルモンとドーナツ)、ごはんのセット。これひとつで満腹になれるセットや。

牛サガリ(横隔膜)は赤身であっさりしていて、モツ苦手な人でも食べやすい部位だと思います。 豚ドーナツ(真ん中の手前)はノド仏の軟骨。カリカリになるまで焼いて食べると絶妙な歯ごたえを楽しめました。豚ホルモンは脂すくなめでさっぱりしたタイプでした。網の上で火事にならないやつ。

そしてお米。これがまたうまいのなんの。羽釜で炊いた道産米。お肉はもちろんだけど、三升漬けで食べるのもチョーうまい。

 

ここに来たら絶対に食べてほしい「目丼」 

f:id:posoi:20180427092154j:plain

のっけに来たらこれを食べずに帰れない、目丼(430円)。目玉焼き丼のことなんだけど、北見の名物料理です。最初はまかないだったそうで、今では知る人ぞ知る北見のご当地丼として定着しています。

目玉焼き丼ならわりとポピュラーと思いきや、食べてみると初体験の味!
ちょっと半熟の目玉焼きに焼肉のタレをかけて仕上げに青海苔。このタレが卵に合いまくり。焼肉のタレって卵に合うんだなあ。そして鼻を抜ける青海苔の香りが最高に良い! まかないから人気になったメニューって大体おいしいけど、これは食べてみると本当に人気になったわけがわかります。

 

f:id:posoi:20180427092350j:plain

以上、「オホーツク北見焼肉 のっけ」でした。

今回はジンギスカン中心でしたが、牛肉や豚ホルモン各種、鶏肉もあります。高円寺という土地柄か、リーズナブルなのもありがたいです。

のっけは北見市長からお墨付きをもらったそうですよ。お肉、おいしいもんなー。そして目丼。行く人は絶対食べてくださいね!

 

紹介したお店

TEL:03-6338-2844

 

著者プロフィール

ほそいあや

ほそいあや

「猫を愛でることと虫を食べることが趣味」
ブログ: http://seiten4go.com/
Twitter: https://twitter.com/hosoi/

                             
ページ上部へ戻る