鴨肉+博多風ダシの旨さにハマる人が続出!福岡の鴨しゃぶ専門店が神対応で最高でした

福岡では鴨しゃぶが隠れ名物として市民権を得つつあります。今回紹介する鴨しゃぶ専門店「鴨と葱 淀水二行」(福岡県福岡市中央区春吉3-23-22 icco nico sanco-ICCO号室)では、1人前3,900円(税別)で鴨しゃぶのコース料理が食べられるうえ、さらに鍋の管理は全部女将さんがやってくれるという神対応で、鴨肉の旨さにハマる人が続出しています。あの博多華丸さんもお忍びでやってくるお店という評判に違わぬその旨さをぜひ県外の人にもぜひ体験していただきたいです。 (天神 歓迎会・送別会

鴨肉+博多風ダシの旨さにハマる人が続出!福岡の鴨しゃぶ専門店が神対応で最高でした

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肉や野菜をさっぱり食べられるしゃぶしゃぶ。

どれだけ食べても罪悪感が薄い(気がする)のも嬉しいです。

 

食べ慣れた豚しゃぶもいいですが、今夜は美容ビタミンたっぷりで「ビューティーミート」と称される鴨肉なんていかがでしょう? 

え、お値段が張る?いいえ、お店を知っていれば問題ありません。

 

福岡の鴨しゃぶ専門店「鴨と葱 淀水二行」なら、

 

コース1人前3,900円(税別)で食べられるんです…!こんなに安くて大丈夫なの…!?と驚愕することでしょう。※鴨しゃぶの注文は2人前~

 

人気過ぎて即日予約はほぼ不可能、知る人ぞ知る名店へ!

 

予約が取れたのでさっそく行ってきました。

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足を運んだのは天神の大通りである国体道路から横道に入り、少し進んでさらに小道に入ったところ。

 

「鴨しゃぶ」と書かれた提灯が目印です。

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木を基調とした扉に、青い暖簾がかかるお店が今回の目的地。

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女将の奈美子さん「いらっしゃいませ!今日はゆっくりしていってくださいね」

 

特別に女将の淀水奈美子さんがお出迎えをしてくれました!これはうれしい~

ここは夫婦2人で切り盛りされていて、旦那さんがシェフを務めます。

 

 

店内は夫婦二人で手が回るほどよい広さ

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1階はカウンターが6席ほどと小さめ。もっと高級で入りにくい…と身構えていましたが、カジュアルな雰囲気もあって居心地いいかも!

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2階は座敷が中心で、4人席、8人席がありました。

ここすべて予約で埋まっているそうです。取材した日は、半月後まで埋まっていました。

 

2017年8月のオープンから、その人気は飛ぶ鳥を落とす勢い。(鴨だけにね!)

 

 

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階段には著名人のサインが飾られていました。

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なかには、博多華丸のサインも!実はここ、福岡の某TVで博多華丸がお忍びで通うと放送された店なのです。

 

それはぜひ味わいたい…。

 

そろそろ席についてお料理を注文しましょう!と上着を脱いでいると。

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奈美子さん「匂いが移らないように、カバーをかけますね」

 

何この細やかな気遣い…!もう好き!

 

女将さんの優しさに心射抜かれたチョロ甘い私たちは、日本酒ビールで乾杯をしました。

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「う~~んウマイ!まずはビールで喉を潤す!」

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先輩が選んだのは田中六五。糸島市で作られている純米吟醸です。

先輩「なめらかな口当たりの最後にキリリとくる後味が最高♡香りは控えめだから、繊細な鴨の味も楽しめそう!」

 

しかも一合880円と破格です。そのほかの銘柄も一合800円~。天国かここは。

 

しばらくすると、お通しが運ばれてきました。

 

\朝倉市秋月のくず豆腐/

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何この上品なお通し…レベル高すぎだろ…

プルンとしたなめらかな歯触り、ダシが効いていて上品なお味です。

 

さあ、鴨しゃぶの準備ができるまでアテを物色しましょう。

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メニューは鴨、鴨、鴨づくし!

イラストは女将さんの手書きだそうです。温かみが伝わる~!

 

ところで実は、狙っていた一品料理があるんです。それがこちら!

\炙り京鴨ウニ巻き(1,100円)/

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レアの鴨でウニを巻く、そんな贅沢が許されるのでしょうか。

 

無類のウニ好きな私「んんん!濃厚なウニを鴨が優しく包み込む…。しかも、ウニたっぷり!惜しみなく使いすぎですよ!」 

 

幸せに浸っていたところで、お鍋の準備が整ったようです。

 

 

鍋のお世話はすべて女将さんにまかせてよし

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奈美子さん「まずはつくねを入れますね。こちらは鴨肉100%です。鴨は京都宇治で、徹底的に管理されたものだけを仕入れているので、安心して味わってくださいね」

「育てる環境やエサなど、しっかり管理されているなら安心ですね。楽しみ~!」

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奈美子さん「1分ほど火を通したら食べごろですよ。そろそろどうぞ!」

「ふわっふわでジューシー…食べるタイミングが完璧ですね。もしかして、全部説明しながら調理してくれるんですか?」

奈美子さん「はい、鍋のお世話は全て任せてください。一番おいしい状態で食べてほしいので、細かく説明をしながら提供しています」 

 

鍋の管理は全部女将さんで、私たちは最高のコンディションで食べるだけ。まるで高級店じゃん…!

手厚い対応と絶品つくねにウハウハしていたらついに!

 

 

いいか、忘れるなよ!鴨は10秒、ネギは15秒だぞ!

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鴨とネギがやってきたぞーーーーーー!

花びらのように盛り付けられ、美しすぎる…!!

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奈美子さん「鴨は10秒ほど、ネギは15秒ほどしゃぶしゃぶするのがおすすめです」

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美奈子さん「先にネギをたっぷり投入します。今の時期は埼玉の深谷ネギを使用しています。1日50本くらい使ってしまうんですよ」

先輩「1日50本!贅沢――!」

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奈美子さん「ネギを入れたら次は鴨肉を10秒ほど、しゃぶしゃぶしてくださいね」

鮮やかなピンク色の鴨肉を、黄金に輝くダシにゆっくりとくぐらせます。

ダシは博多で、ちょっと甘めに仕上げているそう。無添加にこだわっているので、安心して食べられます。

それにしてもなんと美しい…。

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奈美子さん「では、ネギをたっぷり巻いてお召し上がりください!ポン酢、味噌タレ、針ショウガ、山椒をお好みでどうぞ」

「噛むと鴨肉の上品な旨味がジュワ~っと広がって…ネギとの相性も最高!」

奈美子さん「低カロリーで高タンパク、ビタミンも豊富な鴨肉は、ネギと一緒に食べるとさらにビタミンの吸収を高めるみたいですよ」

 

えーーーーっ、

おいしくて美容にもいいとか、幸せすぎ~~~~♡

 

 

愛らしい京野菜は箸休めにどうぞ

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奈美子さん京野菜盛り合わせと生麩です。ミズナ、菜の花、白アスパラなど野菜は15秒、生麩は1分ほど火を通して下さいね」 

 

京野菜好き…!上品なお野菜と女将さんの笑顔は、私たちの心をばっちり掴みました。

 

どれだけ虜にすれば気が済むのでしょうか。

 

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女将さんに教えられた通り、菜の花を15秒ほどしゃぶしゃぶして…ウマーーーーーーイ!

ほどよいシャキシャキ感と、素材の甘味が優しい…。

 

そういえば、鴨しゃぶの〆ってなんだろう?

ご飯?福岡らしくラーメン?

 

奈美子さん「まずは日本そばですね。そのあとご飯を入れて雑炊にする方がほとんどです。鴨の旨味が溶け込んだスープを、みなさん余すことなく食べて帰られます

 

 

どうやら鴨しゃぶは2度、〆るらしい。 (ん??)

それは私たちも習わねば!ということで、女将さんに作ってもらった1回目の〆はこちら。

\〆の日本そば(1玉500円)/

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はあああああああ♡

鴨からでた上質な脂がキラキラと輝いています。お好みでユズかカボスの七味をかけるとおいしいそうですよ

 

「うお~~~まずダシがおいしすぎる。日本そばをすすると、芳醇な香りがふわ~っと広がりますね」

 

これはあっという間に完食しちゃいますよ、2度目の〆、余裕。

 

奈美子さん「雑炊はお時間かかるのですが、もう注文されますか?」

ん?雑炊でしょ?なんでそんなに時間がかかるの?

 

……まっ、まさか!

 

2度目の〆は土鍋ご飯で作る雑炊で決まり

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土鍋だーーー!絶対ウマイやつーー!!

これは時間かかるわけだ。目の前で炊きあがるのを、生唾を飲み、待ちます。ごくり…。

 

奈美子さん「良い感じに吹きこぼれてきましたね。そろそろ開けちゃいましょうか!」

 

糸島自然卵 雑炊(1人前500円)/

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パカッと開くと、アツアツの湯気とともにふっくらとした、蕎麦の実入りのご飯がお目見えしました。

どうやら麦ごはんのようです。ここにもヘルシーな心遣いが。心が奪われ過ぎていくつあっても足りません。

 

このお米で雑炊を作ってもらいます!

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女将さんがお米を土鍋から移し、おいし~い雑炊を作ってくれている間、私たちは行儀よくその光景を眺めます。

 

\完成~!/

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先ほど思う存分味わった、激ウマスープをお米が吸収している状態です。

神々しく見えてきたので、もはや神の食べ物じゃないかな。

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恐れ多いですが、遠慮なくいただきます。岩塩もしくは山椒をお好みで!

「私は岩塩を入れよう!ほどよい塩気が卵とお米、鴨の甘味を引き出します。ほっとする~~ダシの旨味出すぎ~~~♡

 

そばで満腹になるかと思ったけど、雑炊まで余裕でペロリでした。

これぞまさに、最後の一滴まで味わいたい鍋。

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奈美子さん「最後にコースに付いている甘味をどうぞ。本日は桜のパウンドケーキです」

 

甘味まで付いている!

えっ、もう本当に最高。私たちは骨抜き状態です。

 

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心行くまで鴨を堪能でき、女将さん直筆の言葉通り、終始笑顔が絶えない至福の時間でした。

ここへ来る人たちは鴨しゃぶのおいしさはもちろん、ご夫婦の人柄に惹かれるのではないでしょうか。

 

帰る際に、次の予約をするお客が後を絶たないそうです。

それは名案だ。月に1回くらい、通ってもバチは当たらないはず。

 

紹介したお店

鴨と葱 淀水二行
住所:福岡福岡市中央区春吉3-23-22 icco nico sanco-ICCO号室
電話:092-732-7718
営業時間:17:30~ダシが無くなり次第終了
定休日:日曜休み、祝日は不定休

※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。

r.gnavi.co.jp

 

著者・SPECIAL THANKS

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コジマカナコ

福岡九州の編集プロダクション・シーアール所属。熊本県やっちろ出身。

フリーペーパーのライターとして活躍したのち、うっかりエステ業界へ転職するくらいフットワーク軽め。

                             
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