日本よ!年越しそばはもう古い!これからは年明けうどんだ!

近年、讃岐うどん業界を中心に「年越しそば」ならぬ、「年明けうどん」が急速に認知度を広めています。うどんは古来より長寿を祈る縁起物で、純白で清楚なうどんを年初に食べることで、その年の人々の幸せを願うという意味が込められています。

日本よ!年越しそばはもう古い!これからは年明けうどんだ!

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近年、急速に認知を広めているのが、元日から1月15日までの間に食べる「年明けうどん」の存在です。香川の「さぬきうどん振興協議会」が2008年8月に商標登録申請を行い、全国的に広げようと提唱して始まったもの。讃岐うどんをはじめとした日本国内における名産うどんの活性化やうどんの消費拡大に貢献することを目的として讃岐うどん業界を中心に企図され、2009年のお正月から展開されています。

 

このように、正月の食文化としての歴史はまだまだ浅い「年明けうどん」ですが、うどんは他の麺と比べ太くて長いことから、古来より長寿を祈る縁起物として食されてきました。この慣習に倣い、純白で清楚な年明けうどんを年初に食べることで、その年の人々の幸せを願うという想いが込められています。

 

また、白いうどんに紅い具材を添えることで、お正月にふさわしい「紅白うどん」にすることができるのも縁起物として喜ばれる理由のひとつです。紅い具材には、かまぼこ、梅干し、人参のかき揚げ、海老の天ぷら、シャケ、紅ショウガ、明太子、キムチなどなど、紅い色のものであれば何でもOK! 好みやその時の気分で変えてみるのもオススメです。

 

忘年会新年会おせちにお雑煮と、ついつい食べ過ぎてしまうこれからの季節。あっさりとした味付けと胃にやさしいうどんは、縁起物としてだけでなく、身体のことを考えてもお正月に最適な一品と言えます。

 

 

                             
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