新横浜ってどんなところ?
これは長年横浜に住んでいる横浜市民であっても、簡単に答える事ができない難問です。
住宅街?
いやオフィス街だろ!
横浜って事でいいの?
いや、いわゆる横浜とは全然違うだろ!
行った事ある?いや、俺はない!
など、横浜という地名を背負っていながらも、わかる人が極端に少ない謎エリアの1つです。
他のグルメメディアでも取り上げられる機会が圧倒的に少ない新横浜の地。
この街で人気となっている酒場は一体どんなお店なのか?
今回は繁華街とされる駅の北側エリアで紹介を受けた一軒の酒場に行ってきました。オフィス街のど真ん中、ビルの5階という隠れた立地なのに繁盛店。エレベーターを降りた先にあったのは、恐るべき「激安天国」でした。
新横浜駅の北口。オフィスビルが集まるエリアの一角にある、この黄色い看板のお店が今回行ってきたお店。「大衆昭和居酒屋、新横浜の夕焼け一番星」「新横酒場」と書かれたこの居酒屋のコスパがとにかくもの凄かったのです。
ビルの5階にある新横酒場。エレベーターに乗って上を見上げ、書かれている文字をよく見てみると、値段が鬼のように安い!「プレミアムモルツ(中)280円」「トリスハイボール190円」など、一般的な居酒屋と比較すると半値以下!?のような状態。あ~、立ち飲みだから安いんだろうなとついつい想像。
が、店内に入ってみると全く違いました。立ち飲みどころか店内はめっちゃ広くてテーブル席が多数。しかも18時くらいの時間帯にも関わらず、結構なお客さんの数。天井や壁には提灯、ポスターが溢れ、夏祭り?いや催事?のような賑わいになっています。
店内の壁には昭和の熱い血を感じさせるポスターがバリバリと貼られております。トラック野郎の文太さんのこの表情、熱いなぁ~!命1つの韋駄天トラック、男の意地と汗・ほこり、ハードに行くぜ!リアルタイムの世代じゃないけどこの男気感はカッコイイ。
新横浜の酒飲みに超朗報!いろんなアルコールメニューの値段が凄い
テーブル席に座ってアルコールのメニューを見てみると、生ビールの値段が本当に激安!ハッピーアワーとか最初の一杯目だけとかでなく、常時プレミアムビールが280円って凄いですよ。
さらにトリスハイボールが190円で、角ハイボールも280円と激安!
ジャパニーズウィスキーで人気の白州や知多を選んだとしても380円ですよ。
仮に生ビールを飲み、その後にトリスハイボールを2杯飲んだとしてもお値段は660円・・・。センベロどころか、電車代にちょっと足した程度の金額で3杯飲めてしまいます。
しかも、アルコールメニューの隅っこに書いてあった「飲み放題」の方も恐るべきコスパ。
男性1,200円、女性1,000円で全78種類が2時間飲み放題。もし酒豪揃いの団体の宴会とかだと、全く儲けがなさそうなレベルかもしれません・・・。
えっ、28円から?フードメニューの値段も度が過ぎるほどの破壊力
フードメニューの方もまたヤバイほどの破壊力。「手羽中唐揚げ」が1本単位で注文できて、値段も28円から。
これなら間違えて100本注文しても、会計で怯えずに済む!
奥さんにも怒られないで済む!と思ったのですが、こちらの品はお一人様10本までとなっているのだそうです。
さてココで問題です。
ちくわや結び昆布、さつま揚げなどがのったこの「おでんの5種盛り」、値段はいくらだと思いますか?
正解は290円(安っ)!
お店でしっかりと出汁を取って作り上げているおでんがこの値段です。おわ~、ここに来れば毎月のお小遣いの範囲でかなりの豪遊ができる!
さらにさらに酒の肴の定番「もつ煮」だってガッツリの食べ放題!(しかもねぎかけ放題付き)!
ちなみに写真だと結構な具材が盛られているものの、実際のところはどうなの?と思ったため、試しにこのもつ煮も注文してみました。
店内の一角にあるもつ煮食べ放題のコーナーへ行き、大きな鍋のフタを開けて確認してみると、もつのボリュームも野菜のボリュームもかなりのもの。
気がつけば、お椀からはみ出すほどのボリュームのもつ煮が完成してしまいました。生ビールのお供にこのもつ煮を食べてみましたが、味わいもGood!
もつにしっかりと味が染みていて、塩辛すぎる感じもなくて美味しいです!あと、大根もいい感じの味わいになってました。
安くて旨いがやっぱり最高!となると、グイグイお酒が進みます。生ビールを飲んで、トリスハイボールを飲んで、3杯目は知多ハイボールへスイッチ!
晩ごはんも兼ねて、しっかり食べておきたいという方には、この「ダニエルのお好み焼き」もおすすめ。この鉄板熱々の焼きたてメニューだって250円です!
そして懐かしい味の定番、「ハムカツ(商品名は俺のハムカツ)」だって240円!
新横酒場のスタッフさんイチ押し、「手羽中唐揚げ」も10本しっかり食べちゃいました。本当はあと20本くらい食べたいレベル。このメニューは皆さんのご想像通り、食べ始めると手が止まらなくなります。
他にも新横酒場にはかなりの数のメニューがあり、ここでは紹介しきれないほど。
いずれにしても100円台、200円台のメニューが中心なので、新横浜で働くサラリーマンの皆さんの癒やし場になっているというのにも納得です。知られざる新横浜の地の人気酒場はもの凄いサービス精神!あ~、家の近所にもこういったお店が出来て欲しい!
※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。
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取材・編集/ソーシャルグッドマーケティング