歌舞伎町の奥深くに魚好きの聖地が…!朝6時まで営業の「ぶんご商店」は安くて旨くて最高の酒場だ

新宿歌舞伎町の裏路地にある「ぶんご商店」は10年以上営業している歌舞伎町界隈では超老舗店です。朝6時まで新鮮な魚介類やお酒が飲める知る人ぞ知る名店なのです。おすすめメニューは刺身盛合せなどの新鮮な魚介類とドリンクメニューはコロナビールなどすべて500円均一。歌舞伎町らしい営業時間なので、始発電車までここで過ごしてみてはいかがでしょうか。(ビール・ビアガーデン 新宿)

歌舞伎町の奥深くに魚好きの聖地が…!朝6時まで営業の「ぶんご商店」は安くて旨くて最高の酒場だ

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ネオンきらめく眠らない街、歌舞伎町。

言わずと知れた東京の繁華街であり、多種多様なお店が立ち並びます。そんな歌舞伎町の裏路地にノーチャージ、ノータックスで朝6時まで新鮮な魚介類やお酒が頂ける、まるで都会のオアシスのようなお店があると聞きつけ、ので早速行ってまいりました。

 

知る人ぞ知る名店「ぶんご商店」

お店は新宿区役所のほぼ真裏の路地にあります。道の端にポツンと置いてある看板はこんな感じ(笑)f:id:foodcreative:20170531144844j:plain

この哀愁漂う雰囲気がなんとも言えません。

f:id:foodcreative:20170531144916j:plainオープンして10年目の「ぶんご商店」。

歌舞伎町の裏路地にあり、お世辞にも好立地とは言えない条件にもかかわらず、この界隈では2〜3番目の古株のお店なんだとか!

 

そんな歌舞伎町を10年見つめ続けたお店で、現在店長をされている落合雅信(オチアイマサノブ)さんにお話しをうかがってみました!

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 (左からキムさん、店長の落合さん、岩崎さん)

お店のこだわりは・・・・

f:id:foodcreative:20170531144958j:plainノーチャージ!

ノースマイル!

ノーサービス!

さらにお通しもなし!

(サービスとスマイルは十分すぎるほどありました笑)

 

心がけていることは「誰もが気軽に飲めるようなお店」作り。歌舞伎町という土地柄、お客さんの層は多種多様を極めているそうです。

お店の歴史の中で生まれたファンは、サラリーマンの方から、水商売のお姉さんやお兄さん、同業の飲食店の方、中には芸能人のファンもいるそうですよ。

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歌舞伎町でこの10年間で起きたことと言えば、有名なコマ劇場がなくなり、東宝ビルが建ち、今ではシンボルの一つとなっている「ゴジラ」が出来たり、

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治安改善のための条例などが施行され、客引き行為などが規制。治安が改善されました。店長さんによれば、10年前では高校生が歌舞伎町を歩くなんて考えられなかったそうです。

 

それが今では外国人の観光地としても人気スポットになり、誰でも気軽に立ち寄れる町になりつつあるというのだから、時の流れの早さを感じさせられます…

店長さんとのおしゃべりもそこそこに、さっそくこちらのオススメの料理を頂いてみることに!

 

ド深夜でも新鮮な魚介類が食べられる

歌舞伎町で10年も営業している秘訣はなんといっても新鮮な魚介類

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刺身盛合せ850円がこのクオリティ!

(※うになどを盛ってもらう場合は別途時価)

生ホタルイカ、つゆいさき、うに、かつお、のれそれ(アナゴの稚魚。初めて食べました!プリっプリ食感がたまらない!)、くじら、ヒラメ、たこ。このバリエーションに富んだ新鮮な刺身盛合せが朝6時まで食べれるんです!

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彩りも素晴らしい刺身盛りだったので、白米(100円)を頼んで海鮮丼にしてみまし

た!

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どの刺身も新鮮で、他ではなかなか食べられないような生ホタルイカや、くじらの刺身なども頂けて、大満足のクオリティ!

旬のつゆいさきも脂が乗っていて甘味があり、刺身に対する店長のこだわりを感じました!メニューの丼ぶり物も充実ということでちょっと贅沢に「うにいくら丼」1500円をオーダー。

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このうにといくらの盛り方。これで1500円はコスパが良すぎです。

握りにしたらそれぞれ4,5貫分ぐらいありそうな勢い。

うにはクリーミーなのど越しで味も濃く、いくらも新鮮なプチプチ感がたまりません。

これが朝6時まで頂けるんですから「ぶんご商店」はまさに天国です。

 

おすすめ料理の数々も安い!うまい!早い!

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ドリンクメニューはALL500円というわかりやすいお値段設定。

コロナビール500円は魅力的。

 

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日本酒やワインなどはその日の仕入れ次第になるので店員さんに聞いてみてください。

おつまみですがメニューの数が多すぎて悩んだあげく、おまかせで3、4品とオーダーし、出てきたのがこちら。

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「豆あじのからあげ」まるごと食べれる豆あじを大将直伝のスパイスで揚げたからあげ。生臭さなどはまったくなく頭からサクサクいけて、ビールがグビグビ進んじゃいます。

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「芝エビのからあげ」550円。

川エビはよく聞きますが、芝えびは東京芝浦でよく捕れてたことが名前の由来らしいです!カリっカリで香ばしくボリュームもあります!

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「残った魚の南蛮漬け」。

前日の刺身用の魚を南蛮漬けにしているからこのネーミングなのだそう。毎日ちゃんと仕入れをしているからこそ生まれる人気メニュー。この日は肉厚でジューシーなブリとアジをたっぷりの野菜と漬けだれで一緒に頂きます。

このボリュームでたったの250円。

 

おつまみは200円台~500円台のメニューが多く、仕入れによってメニューが変わります。その日その時おいしいお魚を味わえるのが、毎日仕入れをしているお店の醍醐味ですよね。

まだまだ他にも握り寿司や面白いメニュー、その日の珍しい日替わりなどもあるのでぜひ訪れてチェックしてみてください。

 

「ぶんご商店」ってどこ?

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新宿歌舞伎町のど真ん中。新宿区役所から、「新宿区役所通り」の交差点を左折。2本目の路地をまた左折した右手に看板が見えてきます。

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歌舞伎町に早10年。様々なお客さんのオアシスとなり続けている「ぶんご商店」は、お客さんの入り方もかなり特殊です。

 

訪れた日は平日だったのですがオープン1時間後には予約のお客さんや、常連のお客さんなどでほぼ満席状態。

居酒屋だと週末などで混雑するイメージがありますが、「ぶんご商店」では平日、週末で客入りの波がほぼないそうです。(閉店1時間前の朝5時に満席になることもあるんだとか!)これも、全てのお客さんが気軽に飲めるように。というコンセプトならではの特徴かも知れないですね。

 

皆さんも新宿で終電を逃してしまったり、新鮮な魚介類が食べたくなったらぜひ行ってみてくださいね。

 

ぶんご商店

住所:東京新宿区歌舞伎町1-10-12 1F

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※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。

 

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とんかつ食べ比べや深夜に焼肉食べ放題など新宿エリアのグルメ取材記事

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(編集:/フードクリエイティブファクトリー http://foodcreativefactory.com/

                             
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