横浜の超穴場に絶品ナポリタンがあった!激旨メニューだらけの隠れ家「立寄処 道中」は横浜市民なら通わざるをえない

ナポリタンスパゲッティの発祥地として知られる横浜。そんな横浜の街にはナポリタンが美味しいと言われる名店が多数あります。しかし、そんな名店の数々が激戦を繰り広げる中で、新山下に登場した「立寄処 道中(どうちゅう)」のナポリタンと開港バーガーは、想像以上の美味しさでした。今回は良い意味で裏切られる、横浜の超穴場の魅力を体験レポートしていきます。(ビール・ビアガーデン 横浜)

横浜の超穴場に絶品ナポリタンがあった!激旨メニューだらけの隠れ家「立寄処 道中」は横浜市民なら通わざるをえない

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横浜のとある場所に、めちゃくちゃ美味しいナポリタンのお店があるらしい。

 

そう聞いたのは3ヶ月ほど前のこと。

いやいや、ナポリタンと言えば山下町のホテルニューグランド(発祥地)があるし、野毛に行けばセンターグリルだってあるし、福富町のイタリーノも美味しいし、横浜の街でナポリタンというのはなかなかの激戦ですよ。

果たしてどんな新顔が横浜のナポリタン戦争に参入してきたのか、実際に見に行ってきました。

 

マニアックな立地でナポリタンが旨い?その名も「立寄処 道中」

今回やってきたのは野毛でも関内でも元町でもなく、まさかの「新山下」。

しかし、新山下って地元民以外なかなか用事がない場所だと思うので、いまいちピンと来ない人も多いかもしれません。なので地図を使って説明すると以下のような立地になっています。

元町・中華街駅から歩くとすれば15分くらい、もしくは山手駅から歩くとしても25分くらいはかかるであろう場所。

近くには港の見える丘公園などの観光名所はありますが、決して好アクセスとは言い難い、マニアックな立地のお店です。

これは隠れ過ぎてる隠れ家だ・・・。

 

スマホの地図を片手に周囲をウロウロし、一度はうっかり素通りしてしまったものの、ようやく見つけたのがこちらの看板。

f:id:minnano58:20170425144023j:plain「ナポリタンソース、カレールー、デミグラスソース、手作りです。無添加の味をお楽しみください」とあります。

 

しかし一方で左側の看板を見てみると、「ギターやプラレール等でぜひ遊んで行ってください」ともあります。

 

お店の外観はこんな感じ。

f:id:minnano58:20170425144035j:plain開港バーガー&ナポリタン「立寄処 道中(どうちゅう)」とあります。

入口前の他の看板には、「伝説のあの四角い本牧ピザ!横浜のソウルフードを食べて!」など、かつて本牧周辺で遊んだ一部の世代の人ならわかるかもしれない、ディープな名物の事も書かれております。

 

ちなみにそんなこちらのお店はクレイジーケンバンド推し。あらゆるメッセージが混在し、ミックスカルチャー具合が半端ない一軒のようです。 

 

「こんにちは~」と店内に足を踏み入れてみると、内部の風景は打って変わって「プラレール」の山。f:id:minnano58:20170425144046j:plain

f:id:minnano58:20170425144054j:plainナポリタンを食べに来たら、鉄道カフェと見間違えるほどの電車グッズの山に遭遇です。これは後から聞いた話ですが、これらのプラレールはお客さんたちがそれぞれに持ち寄り、置いて行っているのだそうです。すごいな~、これだけあればかなり長くて立体的なレールが組めてしまいます。家で作るよりも楽しそう。

 

さらに店内の壁には京急電車の写真やカレンダーなどがびっしり。

f:id:minnano58:20170425144103j:plainおっと、これはナイス!

わかる人なら嬉しい、京急ブルースカイトレインとイエローハッピートレイン!

しかも京急電車の毎年のカレンダーは、鉄道ファンから公募したものが厳選され、一番カッコよく京急電車が走る情景を写したもの。ココは明らかに京急推し、店長さんの京急ファン熱は確定ですよ。 

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うっかり子どもモードに入り、プラレールで遊ぼうとしてしまいましたが、本日の目的が「ナポリタン」である事を思い出す。

メニューボードを見てみるとこんな感じでいろんなフード&ドリンクが書かれているのですが、ど真ん中にありました!「当店自慢のナポリタン(800円)」の文字が。さ~、肝心のナポリタンをぜひ食してみたいです!

 

運ばれてきたナポリタンがこちら!これは新たな発見だ

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そしてこちらが噂に聞いたナポリタンのリアル絵図!

おお~っ、久々に目にするこの赤いソース、麺に絡まりまくって艶っぽく光るこの様。見た目もクラシック風でシンプル、これは美味しそうです! 

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麺をクルクルっと巻いて、早速一口目を頬張る。ああ、旨い!(特にソースが!)

ナポリタンって麺に絡まるソースの味わいで、好みが色々に分かれると思うのですが、こちらの太めでもっちりした麺と一緒に味わうソースがめちゃくちゃ美味しいです!

いわゆる普通のケチャップとは全く違う、優しい酸味とほんのりした甘さが特徴的な大人好みのナポリタン!

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店長さんにお話を聞いたところ、やはりソースにこだわっていて、リンゴをジャム状にしたものに、横浜醤油などの隠し味を加え、およそ5時間もかけて手作りで煮込んでいるのだそうです。

ベーコンやピーマンなどの具材もやや大きめにカットされていて、ソースが美味しいと味が絡む具材もグンと美味しくなってきます。シンプルな料理だからこそ、ソースにこだわる事でこれだけ美味しくなるんですね~。 

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ナポリタンがかなり美味しかったので、ついでにもう1つの目玉メニュー、「開港バーガー」の方も頂いてみました。こちらは単品で600円となっていますが、+300円のセットにすると、サラダやスープも付いてきます。

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こちらのハンバーガー、中身はどうなっているんだろう?

と思って確認してみると、パテの下に敷いてあったのはなんと「小松菜」。そしてパテの方も肉かと思いきやまさかの「つみれ」。その上にのっているのは「大根おろしと小葱」という組み合わせでした。

ちなみにつみれは港町・横浜で獲れた魚を使っていて、横浜の名店「今井かまぼこ」さんに特注しているものだとか。

 

また、バンズも横浜の名店「かめやパン」さんのものだそうで、開港バーガーは地産地消にもこだわった逸品になっていました。

このバンズとつみれなどの具材、そしてマヨネーズソースの相性が抜群で、和と洋の珍しいコラボが素晴らしくマッチしていました。 

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尚、開港バーガーのセットとして付いてきた野菜は、玉ねぎ、小松菜、パプリカ、ヤングコーン、手作りの鶏チャーシューといった内容。これらの野菜と鶏チャーシューを開港バーガーに挟んで食べるのも美味しいですよ!(店長さんがその食べ方はうちのお店の中では新しい!と言っていましたが)

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また、開港バーガーを食べる時に、コーヒーフィルターに包んで持って食べるというのも、なかなか面白かったです。

確かに形はピッタリで収まりはイイかも。こちらのハンバーガーはお店以外でも、たまにイベント会場等にもデリバリーしているそうなので、見かけたらぜひ試してみてください。おすすめですよ!

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あともう1つ、立寄処 道中さんはコーヒーにもこだわりありだそうです。

人気となっているのは「ラムコーヒー」との事ですが、こちらを楽しみに毎度リピートするお客さんもいるそうですよ。 

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店内には遊べるプラレールや京急電車といったグッズ以外にも、こんな風に楽器なども置いてあり、たまに音楽イベントなども行っているのだそうです。

 

ここはナポリタンと開港バーガーがめちゃくちゃ美味しいお店でありながら、食べるだけじゃない楽しみがある場所でした。お店の雰囲気と料理の味、良い意味で裏切られる横浜の超穴場です!

 

立寄処 道中(どうちゅう)

住所:神奈川県横浜市中区新山下3-14-1
営業時間:11:30~22:00
定休日:月曜日
電話番号:080-4344-0850
アクセス:横浜高速鉄道みなとみらい線「元町・中華街駅」から徒歩約15分

※掲載された情報は取材時点のものであり、変更されている可能性があります。

 

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取材・編集/ソーシャルグッドマーケティング

                             
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