牛乳で乾杯する北海道民に驚愕……日本全国の衝撃的な飲み会風習を転勤族にアンケートしてみた

本格的な送別会・歓迎会シーズンに突入しましたね。ふとした拍子に明らかになる地域差。たとえば、名古屋のサラリーマンは朝まで飲み明かしたら、喫茶店に寄ってコーヒーを飲むのだそうです。喫茶店文化の発達した名古屋だからこその習慣ですね。今回は転勤した先でびっくりした飲み会エピソードを聞いてみました。牛乳で乾杯する、とにかくおでんを食べまくる、泡盛をまわし飲みする……ユニークな体験談が集まりましたよ。(名古屋(名駅) 歓迎会・送別会

牛乳で乾杯する北海道民に驚愕……日本全国の衝撃的な飲み会風習を転勤族にアンケートしてみた

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飲み会シーズンですが、翌日が休みだとついつい朝まで……という人もいるかもしれませんね。名古屋では、飲み会が朝方まで及ぶと、コーヒーとトーストを求め喫茶店に行くサラリーマンも少なくないのだとか。喫茶店文化が発達している名古屋ならではの風景といえるかもしれません。

今回は、これまでに転勤した経験を持つ方にアンケートを実施。「飲み会」に関する衝撃エピソードを募りました!乾杯から会計、締めまでの流れに沿って、興味深いエピソードを集めています。ぜひご覧ください。

 

【乾杯編】「とりあえずビール」ならぬ「とりあえず牛乳」

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北海道の道東に転勤した際、条例により最初の乾杯が牛乳だった。詳しく質問してみると、以前よりも人口が減少、それにともなって牛乳の消費量も減り、廃棄量が増えているため、牛乳で乾杯する決まりを作ったとのこと。(千葉県・36歳・男性)

乾杯といえばビール!かと思いきや、まさかの牛乳!アルコールでさえありません。ただ、お酒を飲む前に牛乳を飲んでおくと、胃が空っぽの状態ではなくなるので、体にはよさそうな印象です(勝手なイメージですが)。

 

そのほか、乾杯するタイミングについての意見もいくつか集まっているのでご紹介します。

関東から秋田に転勤して2週間くらいで、歓迎会を開いてもらいました。上司含め数名から「少し遅くなる」と連絡が入り、待とうかと思っていたら皆がさも当然という顔でお酒を頼み始めました。まだ全員揃っていないのにどうして?と思っていたら、「乾杯の練習」だと。全員揃った時には、お酒の弱い人はすでに出来上がってしまっていました。(千葉県・30歳・男性)

「乾杯の練習」とはうまい口実ですね。「少し遅くなる」の程度にもよりますが、あまりにも遅れていらっしゃるようなら、待っていると逆に気をつかわせてしまいそうな気もしますね。

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愛媛県の松山市に一時的に出張に行っていた頃、歓迎会を開いていただきました。居酒屋にて、みんなのところに飲み物が行き渡ったので、こちらとしては誰かが挨拶して乾杯すると思っていたのですが、「お疲れ」の一言でみんなが飲み始めたことにビックリしました。(大阪府・35歳・男性)

 

【お酒編】泡盛の回し飲みが壮絶でした…酒豪揃いの飲み会に大苦戦!

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宮古島に勤務した際の歓迎会で、泡盛をひとつのグラスで延々と回し飲みすることに。氷が無くなればひたすらストレート。長時間にわたって飲み続けた結果、もともとお酒にそこまで弱くない私でも急性アルコール中毒になりかけた。後で聞くと、脈々と伝わるその島ならではの泡盛の飲み方だそうで、県外から来た方にはとてもキツイ飲み方として有名とのこと。(大阪府・39歳・男性)

これは壮絶な体験談ですね……。調べてみると、「オトーリ」という宮古島の独特な飲み方だそう。宮古島には酒豪がたくさんいるんでしょうね。泡盛はアルコール度数が30度以上のものも多く、普段アルコール度数5度前後のビールなどしか飲んでいない人にはかなりキツそうです。少しでも危険を感じたら即刻ストップし、飲みすぎにはくれぐれもご注意ください。自分だけでなく、一緒に飲んでいる人の様子も注意深く観察して、危ないと思ったら止めてあげましょう。

 

高知に転勤した際の歓迎会で、日本酒の回し飲みがごく自然に始まってびっくりしました。歓迎する気持ちを表わした行事ということでありがたくお受けしましたが、高知県は酒豪が多く、こちらが完全に酔っぱらうまで行われ、途中からは記憶がございません。(大阪府・40歳・男性)

高知の人のお酒好きは、「べく杯」というお座敷遊びでも知られていますね。べく杯には「おかめ」「ひょっとこ」「天狗」の3種類の盃があるのですが、ひょっとこと天狗は、お酒が入ったまま机に置くとこぼれるようになっています。つまり、中に入ったお酒を飲み干さないと手が離せない……ということ。宮古島のオトーリ同様、こちらも飲みすぎにはご注意ください!

仙台へ転勤して初めての飲み会にて。つまみ無し、塩だけで日本酒を飲む方が何人かいました。この飲み方をする方は、50代後半から60代の先輩社員に多かったと記憶しています。東北地方の人はお酒が強い人が多いような気がしています。(埼玉県・42歳・男性)

 

【おつまみ編】どんだけ好きなんだよ!おでん食べ過ぎ問題

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転勤先の静岡県では駄菓子屋さんにおでんが置いてあるのは一般的だそう。まだ駄菓子屋さんが営業しているような早い時間に仕事を切り上げて居酒屋に向かう際は、途中で駄菓子屋さんに立ち寄っておでんを食べ、小腹を満たしてから参加することも。もちろん、その後の飲み会本番でも再びおでんを食べることがあり、味比べをしていました。(東京都・35歳・男性)

静岡といえばお茶やうなぎといった印象も強いですが、知られざるソウルフードがこの静岡おでん。黒いつゆで、すべてのタネが串に刺さっているのが特徴です(上の写真は一般的なおでん、下のイラストが静岡おでん)。にしても、飲み会の前にもわざわざおでんを食べてしまうなんて……地元の人たちのおでん愛が伝わってくるエピソードですね。

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その他、「地元の名産品への愛」が感じられるコメントを以下でご紹介します。 

秋田県大館市の会社の飲み会の話です。大館きりたんぽ本場の地として知られ、秋になると新米で「きりたんぽ会」と呼ばれる飲み会をします。普通、飲み会は刺身や肉などさまざま出ますが、きりたんぽ会はきりたんぽ鍋のみです。他も食べたいんですけど……って思います。(秋田県・35歳・男性)

転勤先が千葉県にあるスイカの名産地でした。夏に飲み会があったのですが、その時の酔い覚ましとして水ではなくスイカが出てきて面食らいました。驚きつつもスイカを食べたのですが、爽やかな甘さでスッキリしました。(千葉県・59歳・女性)

名古屋の居酒屋で飲み会をしたとき、初めて串カツを食べたのだけれど、みんな当たり前のようにみそ串カツを山盛りオーダーしていたのに驚きました。「とりあえずのみそ串カツ」という状況で、1人5本くらいはノルマというレベルのボリューム。驚きましたが、とても美味しかったのでリピーターになってしまいました。(神奈川県・28歳・男性)

 

【衝撃の食べ物編】やっぱり見た目がダメでした…特色あるお酒のアテ達

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美味しいものを食べさせてもらえるとの事で、上司に勧められ出てきた料理が「食用カエルの唐揚げ」だった時には青ざめました。上司の勧めという事で断るわけにもいかず、恐る恐る食べてみたところ、非常に味が良く、美味しかった思い出があります。(宮崎県・40歳・男性)

一般的に「ゲテモノ」扱いされることが多い食べ物がいざ目の前に現れるとギョッとしてしまいそうですが、 勇気を出して食べてみると美味しいと思えるかもしれませんよ。海外のみならず、日本国内でもこういった食文化のちがいは往々にして存在するのですね。

 

その他、食に関するカルチャーショックを受けたというご意見がこちら。 

岐阜県にある会社に転勤に行った時の話なのですが、出社初日の夜に私の歓迎会ということで飲み会に行ったとき、お酒のつまみとして「蜂の子」が出てきて驚きました。さすがに私は手が付けられなかったのですが、私以外のみんなは美味しそうに食べていました。(埼玉県・26歳・男性)

栃木への転勤後、初めて開かれた飲み会のお通しで出された郷土料理の「しもつかれ」。やっぱり見た目がちょっと……。でも、味は最高に美味しかった!お酒のお供にぴったりで、同僚にレシピを教えてもらい、今では自宅で作っています。(栃木県・30歳・女性)

しもつかれとは、節分の豆まきで余った大豆と鮭の頭、にんじん、大根などを酒粕といっしょに煮込んだ料理。上記の回答者の方は無事に(?)ハマってしまったようですが、クセのある味なので好き嫌いは分かれるかもしれませんね。

 

【言葉のちがい編】「今日はだいてやる」と言われて身構えたら…

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富山で先輩と飲みに行って、精算する段階で先輩が言った言葉が「今日はだいてやる」。そういう目的で飲み会に誘われたのかとびっくりしましたが、「だいてやる」は富山の言葉で「おごってやる」という意味でした。もちろん、「だいて」もらいました。(富山県・48歳・男性)

これはなかなかに衝撃的な言葉のちがいですね。「(今日のお代は)出してやる」の音が変化したものなのでしょうか?知らない人が聞いていたらギョッとしてしまいそうですね。

 

言葉のちがいは、他にもいろいろなところで仰天エピソードを生み出しているようです。 

北海道のある地域で「ヘルパーを呼んでおけばお酒を飲んでも大丈夫」といわれたのですが意味がわかりませんでした。後で聞くと、ヘルパーとは代行運転のことで、この地域独特の呼び方だそうです。カーヘルパーという業者がたくさんありました。(北海道・40歳・男性)

聞いたこともないような言葉が飛び出すならまだ「何それ?」と質問できますが、「ヘルパー」のように聞いたことあるけど意味の異なる言葉の場合は、質問するのをためらってしまいそうですよね。

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愛知県の岡崎市へ転勤になり、歓迎会を開いてもらいました。岡崎市には三河地方独特の方言があって、自分が地元の言葉(標準語に近いと思うんですが……)で話すたびに「〇〇っておかしいだら?」など、色々な人に指摘されました。イントネーションが間違っているといった具合に、三河弁が標準語のように教えられた事にびっくりしました。(東京都・45歳・男性)

三河弁というとなかなかイメージしにくいかもしれませんが、関東地方でもよく聞く「~じゃん」というのも三河弁なのだそう!

 

【お会計編】青森では進んで幹事を引き受けたほうがいい

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青森には、前金500円を幹事に渡す風習があった。実際の飲食代は飲み会後に集金なので、最初に払った500円は何に使うのかわからず、後になって先輩に聞いたところ、「この地域では時々ある事で、幹事した人に感謝を込めてお金を包む」と言われて非常に驚いた。(東京都・27歳・女性)

飲食店が発行する「幹事さんは無料!」といったクーポンは聞いたことありますが、まさか幹事になることで参加者からお礼金がもらえるとは驚きです。お礼が500円だとして、10名いれば5,000円。幹事さんの飲み代はほとんどタダ。参加者が多ければ多いほど、幹事さんが儲かる仕組みですね。この仕組みは青森以外でも普及して良いのでは?と個人的には思います!

 

その他、会計に関するコメントを以下でご紹介します。

岡山での飲み会で驚いたことがあります。岡山人はケチだと有名ですが、なんと男女別の会計でした。普通は男性の方が多めに払うか人数分の割り勘なのですが、女性は女性だけで支払うのです。これはある意味公平な支払いなのかもしれません。でも実際日本では男性の方はおごるっていう風潮がまだ残ってるんで呆気にとられました。(大阪府・41歳・男性)

岡山の人がケチ」というのは初耳 & 真偽のほどは確かではありませんが、男女別の会計は合理的といえるかもしれませんね。誰か1人がとにかく大食い、もしくは酒豪という事情がなければ平和にお会計が済みそうです。

名古屋では飲み会に上司が参加しても基本的には「割り勘のシステム」が普通だということにびっくりしました。ふつうは、上司が誘った飲み会は上司がおごるものだと思っていたからです。会計の際に「一人6,000円ね」と言われて興ざめしました。(岐阜県・42歳・女性)

 

【締めのメニュー編】ラーメンだけじゃない!締めの一品にこそ現れる地域性

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福岡にずっと住んでいて飲んだ後はとんこつラーメンを食べるのが習慣だったのに、長崎県の佐世保市に来たら締めが佐世保バーガーで驚きました。大きくてお腹にたまるため、飲み会中にはあまり食べないで、締めのバーガーのためにお腹をすかせておきます。(長崎県・50歳・女性)

締めのメニューでバーガー!同じ九州でも、福岡と長崎では全く違う締めのメニューを食べるようですね。締めは炭水化物と相場が決まっていますが、観光客だけでなく地元の人もこういったご当地グルメを好んで食べているとわかって一安心です。

 

なお、他の地域にもさまざまな締めの定番があるようです。 

2年前、大阪では「かすうどん」を締めに食べると知って驚きました。幹事が大阪南部の出身だったからなのか、これが大阪の定番だからなのか……ラーメンとかではなくて油かすうどん。結構美味しくて名前ほどクドくない。するっと食べられたのが何よりでした。……でも、アルコールが入って酔っ払っていたので味はイマイチ覚えていません。(神奈川県・33歳・男性)

浜松に転勤して初めての飲み会(歓迎会)にて。飲み放題込みのコース料理だったが、最後の締めがなんと鰻重!しかし、すでにお腹いっぱいだったので食べられず……。最終的にはタッパーに詰めてお持ち帰りさせてもらい、翌朝のご飯になった。 (神奈川県・27歳・男性)

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沖縄県に転勤したとき、締めがステーキだったのでかなりお腹がもたれました。ステーキ以外にも、郷土料理であるヤギのスープ(かなりクセのあるニオイと味がします)で締めるときもあります。度数の高い泡盛の後にこのスープを飲むのはなかなか苦しいです。(愛知県・26歳・女性)

ラーメン、雑炊、うどんなど、締めは炭水化物かと信じてきましたが、沖縄ではなんとステーキ!飲み会の後に食べるステーキはだいぶお腹が膨れそうです。

 

まとめ

自分にとっては普通のことでも、他人から「何それ!」と突っ込まれることは少なくありませんよね。転勤というのは、そういった地域の差を知ることのできる良い機会なのかもしれません。

今回のまとめとしては以下の通りです!

・意外に乾杯のタイミングは自由なことが多い
・とにかく地元の名物が大好き!飲み会でも普通に食べる
・他ではなかなか食べられない珍しい食材に出会うことも
・言葉のちがいは習うより慣れろ!
・会計のルールも千差万別!公平なところが多いかも
・締めはラーメンとは限らない!

 

 

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