まいど憶良(おくら)です。
いきなりの牛かつで失礼しました。
以前私こと憶良がご紹介しました
牛かつ富士さんといえば
この豪快炙り牛丼であるとか、
牛かつ御膳と、
もちろん牛かつ専門店ですので、
こういうメニューを求めて全国からお客さんが来られているのですが、もう一つ、恐ろしい特徴があることがわかりました。
そこで私、憶良初の追加レポートをさせて頂くこととなりました。
実はこのお店、あまり目立ってはいないようですが、2階にも店があるんです。
ここ牛かつ富士に足繁く通っているというファンの方でも2階には行ったことがないなぁ、とか、2階なんてあったっけという反応をされる方が大多数と言われている、言わば通の人が知るスポット。
それがここ、日本橋富士2Fなんですが、なんだか気になる言葉が書かれていました。
セルフ角打ち
日本酒飲み放題
時間無制限
と、いう事は、2階は牛かつ屋ではではないのか。
この謎を解き明かすべく、取材を敢行しました。
店舗名は、セルフ角打ち日本酒センター富士との事ですので、やはり牛かつ屋ではない様子。
牛かつ屋さんの2階は究極の自由度を誇る角打ち店だった!
「まいど憶良(おくら)です。お邪魔します。2階の謎をレポートに来ました」
2階の廊下の様子です。
ずんずんと突き進みますと、
こっ、これはっ。
酒屋さん・・・?
早速店長さんに確認です。
憶良 : 酒屋さんを始めたんですか?というか、2階って上がれたんですね。
店長さん : じつは前からやってたんですけど、意外と知名度が低い店舗なんです。
憶良 : 表の看板では、日本酒飲み放題、時間無制限とありますが、どういう店なんでしょうか。
店長さん : 簡単に言うと、そういう店です。
時間無制限で、日本酒の呑み放題が3000円で楽しめる店なんです。
憶良 : うっ、なんだか、怖いシステムですね。
店長さん : そうなんです。お客さんの噂では何故か、なんだか行きづらくて、なんとなく怖い店という認識だそうです。
憶良 : 日本酒の飲み放題が3000円ってめちゃ安いじゃないですか。何か裏があるのではと思われているのでは。
店長さん : 一度来ていただいて、安心されたお客さんはリピート利用もして頂いていますので、そのへんはご心配無用です。
それどころかもっと安く上げるなら、2時間限定なら2000円でいけますよ。
憶良 : 無理せずにゆったりと、お酒を楽しむのなら時間無制限、思いっきり沢山お酒を飲みたいというのなら、逆に2時間飲み続けるのはむつかしいので、ペースを作りながら2時間コースというのがいいかもしれませんね。
店長さん : そうそう。時間無制限というのは、当然営業時間内での話ですが、一番長かった方のグループでは5時間ほどゆったりと飲まれていましたよ。
憶良 : それにしても、珍しいスタイルです。 一体どういうコンセプトの店なんですか。
店長さん : オーナーの意向で、自由度の高い店にしようと。
自由度の極限に挑戦!持ち込み自由、その上、出入り自由って・・・!
憶良 : でも、無制限飲み放題は自由度高すぎですよね。
店長さん : いやいや、それだけではないんです。持ち込み自由で出入りも自由なんです。
憶良 : おっしゃっている意味がよくわかりません。
持ち込み自由で出入り自由・・・、
出入り自由って!大変なことになりますよ。それは。
良いんですね、自由に、好きに、持ち込んじゃいますよ!
好きに出入りしますよ!
という事で、突然ですが、持ち込みのため、買い出しに行ってきました。
「大阪の台所」いとうキーワードで検索すると一番に出てくるのがここ、黒門市場。
今や有名な観光地の色も濃いい黒門市場まで店から歩いて5分ほど。
折角なので、ちょっと珍しい酒のアテになりそうなものを観光がてら物色してみましょう。
ここ黒門市場では本当に、色々な物を買い食い出来るんです。
アーケードも広いです
海産物も色々あるのですが、お手頃な物もあります。
大体1時間半ほど歩いては
うおおっ、これはちょっと今回の目的には合わないようですが
酒のアテとなりそうなものを
買い集めていきました。
しかし、見ているだけでも楽しいですね。
ちょっと変わったものも見つけました。
たこ焼きのタコの代わりに鰻が入っているんです。
黒門市場限定の一品。
値段の幅はかなり広いです。
持ち込み自由という事は、無限の料理レパートリーを持つ居酒屋のようなもの。
おおっと、これは。
セルフ角打ち日本酒センター富士では焼き物、鍋も出来るようにコンロも用意されているという事ですので、こういうセットを買っていくのも良いかも知れません。
さてさて、店に帰ってきました。
立ち呑みスペースに買ってきた品々を並べていきましょう。
枡も十分に用意されています。
コップに、水差し、あれ?ビールジョッキもありますよ。
実は、飲み放題にはビールも含まれているんです。
お得感ありですね。
じゃあ、1杯目はビールで乾杯ですね。
乾っ杯ぁ~いっ。
好きな物を、好きなだけ買ってきて、好きなだけ食べられるのも魅力。
中央付近にはウナギの肝串焼きなんかもあります。
器は貸出OKです。
器を変えただけでも美味しそうに見えますよね。
黒門の休憩所でも同じものを食べられるんですが、こうやってお酒に囲まれて、更にいい器で食べるとやっぱり味もよく感じます。
今回はほぼ黒門市場で食べる物を揃えました。
旅感も楽しむなら、この店の立地の良さとお酒も楽しめるという事を考えると正に理想的なお店と言えそうです。
もちろん、家やスーパーの総菜なんかで済ませるともっとリーズナブルに上げる事も可能です。
さらに、こちらの店でもアテはいくつか用意されていますし、1階にある牛かつなどのメニューを頼むことも出来ますので、無理に持ち込む必要はないですし、
無茶苦茶強者ならば、塩だけで延々飲めるかもしれません。
(これは、普通の方ならまず確実に倒れると思いますので絶対におやめください。特別な訓練をされた方が、医師の立会いの下で挑戦されることをお勧めします)
置いてあるお酒は最大60種類、
常時40種類くらいは用意されています。
自由度MAXすぎる!飲み過ぎだけにはご注意を
焼き物が出来るという事で、珍しいものを手に入れてきました。
どーんっ
コンニチワ、私、ホウボウです。
見た目はちょっと何なんですが、美味しいんですよ。
と、いう事で豪快にお塩で丸焼きです。
ささ、お酒も
入れていきましょうね。
レンジも使えますので、
買ってきた総菜物を温めるのも自由です。
あつあつのタコ焼き、ではなく、鰻焼きには
当然ビールが合います。
面白いね、楽しいね。
こういうのも珍しい。
中に、ウズラの卵が入っているんです。
どのお酒が、
どんなお酒か
ラベルが気になったら番号を元に調べる事が出来ます。
ちょっとずつたくさんの種類を飲んでみて、
お気に入りのお酒を見つけるのも楽しいですね。
ホウボウも焼きあがりました。
塩焼きも良し、煮てもよし、揚げても良しのおいしいお魚です。
ビールが少なくなったら
サーバで注ぎ放題ですよ。
注意するポイントは、飲みすぎないこと。
自分の限界点も、見極めましょう。
トロです。
スッキリとしたお酒が合いますね。
軽く炙っても良しです。
寿司もいいですね。
これも美味しい。
焼き物はレンジで温めて、さっと日本酒を振って軽く炙ってあげると皮目が美味しさを増します。
鯛のアラが、美味しい一品料理に早変わり、そんなことも手軽にできます。
さてさて、この2階限定メニューがこれです。
牛かつサンド1000円。
これを焼いていきます。残念ですが
目の前で焼かずに、一階で焼かれてきます。
焼き上がりを切ってくれました。
ふふっ、こんな切り口です。
口の中一杯に広がる肉っ。
暫くモグモグと、口がきけないサイズです。
日本酒センター富士を利用するお客さんのほとんどが注文するという名物人気メニューです。
これは1階では注文不可ですので、食べたいと思ったらここに来るしかないんです。
逆に1階で出している物は2階でも注文可となっています。
スタッフさんに注文すると1階で作って持ってきてくれますよ。
ルールを守って
楽しく飲みましょう。
くれぐれも、へべれけになっちゃって、倒れるのは、 避けましょう。
日本酒、ビールだけじゃない!チューハイもある!
ありますよ。
ワインはさすがに・・・。
ありました。
ジュースなんかもあります。
値段が書いてあるものは別料金です。
立ち飲みはちょっと…という方には個室も
安くても、立ち飲みはしんどいなぁ、まして時間無制限だと疲れちゃう、という人にも応えてくれます。
個室がありますので、小宴会にも使い勝手がいいですね。
20から30名の宴会も対応可能、15名からの貸し切りなども相談に乗ってもらえるようですので、詳しくはお問い合わせくださいとの事でした。
あっ、そうそう、営業時間は13時からとの事ですので、超ロングラン宴会にも使えそうです。
こちらもご相談を!
今回のまとめ
無制限飲み放題は3000円。
120分飲み放題は2000円となっています。
出入り自由、持ち込み自由、ワインやチューハイも対応、個室OK。
自由度の高さは業界屈指、というより、これより自由な店って、一体どういう店なんだと思います。
場所など詳しくは公式ページもチェックしてください。
500円で30分生ビール飲み放題や肉料理まとめなど大阪グルメはこちら
プロフィール
憶良(おくら):
元ゲームプランナー、元ゲームプロデューサー。
ゲーム企画講師や駄菓子屋店長などを経て現在に至る。
休日は高速道路を使わずに名古屋から鳥取あたりの温泉に行って浸かり、道中や行先の地元スーパーで珍しい食材を買い込むと例え深夜に帰ったとしても料理する。
その際食べ歩きにも積極的と、食に対してはかなり貪欲。
「美味しいものを食べている時、美味しいものについて話している時に悪いことを考える人はいない。」という持論を持っている。
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