牛丼、カツ丼、海鮮丼と丼ぶりメニューは巷に数あれど、「葱や平吉 高瀬川店」の天丼にインパクトで勝るものはなし!
どどーんとアナゴ一尾をのせた一杯はまさに天丼のキング。
しかも贅沢さだけでなく、和食料理人が手がける味へのこだわりもハンパないっ。
わざわざ大阪から平日・週末問わず行列ができることで知られる人気店へ出向いて、その天丼キングの魅力をその目で確かめてきました。
ここは京都・阪急 河原町駅
お店の最寄り駅は阪急河原町駅。お店までは徒歩2〜3分。京阪本線祇園四条からも徒歩5〜6分の距離です。
河原町駅の「1B出口」から地上に上がるとさっそく古都らしい風流な景色がお出迎え。
おぉぉ・・・ごくごく普通の川も京都でみるとなんか得した気分になるのはなぜだろう。高瀬川のせせらぎが心地いい!
で・・・そのお店は高瀬川沿いに立地している最高のロケーションだった件。
外観も存在たっぷり「葱や平吉 高瀬川店」
開店から13時半ごろまでは常に行列状態なので、今回はラストオーダーの14時ギリギリにお邪魔しました。
町家ってなんでこんなにくつろげるのだろう
店内は町家をリノベーションしたレトロな雰囲気。
高瀬川から流れ込む風が心地いい1階カウンター席。気候が良い時はエアコンなしで過ごせるほど快適なんだだそう。
ちなみに2〜3階にはお座敷席も。
こちらはゆったり広々。靴を脱いでくつろげます。
随所に飾られたオブジェなどもなんだかいい雰囲気。
絵に描いたような京都らしい町家ですね。この時点でもう感動しまくりです。
これはスゴイ!まるで昔話の世界感
そうこうするうちにオーダーしておいた、待望の天丼が到着!天丼の正式名称はこれ「葱やのはみ出し天丼 上盛」1598円。
いやはや、マジで穴子がピーンっとそびえ立ってますよ。
高さは約30cm!
味わう前からそのビジュアルにビックリ。SNSにアップするんですかね〜。天丼を注文されている他のお客様もスマホでパシャリと撮影されていましたよ。
ちなみに一緒にお膳で運ばれてくるのはこれ。
ネギのぬた。
お漬物。
そして忘れてならないのが新鮮な九条ねぎ!
すっかり忘れちゃいそうですが、こちらは店名にも掲げられているように、ネギをメイン食材にしたお店なんです!
なのでどのメニューを頼んでも、このマスに入った九条ねぎがセットで登場します。
天丼にかけたり、みそ汁に入れても良し。さらに醤油をかけて箸休めにしても良し。
「葱やのはみ出し天丼 上盛」の解体新書
そしていざ実食!
とその前に、少しお行儀が悪いかもしれませんが、料理長に許可をもらって天丼をくずして解析。各種ネタを小皿に取り分けてみました。
まずはメインの穴子。
正真正銘の一本仕様。
肉厚で食べごたえ十分、品質の良さもピカイチ。
そしてかぼちゃ、玉子、しいたけ、なすと続きます。さらにはえび、鶏肉も絶品!
でもって注目したいのがネギのかきあげ。
さくさくふんわりで、ネギの風味がグッド!料理人の腕の良さがうかがい知れます。
最後は伏見唐辛子。
京都の伝統野菜で存在感を示しています。
せっかく京都に来たら食べておきたい食材とインパクト!
食感はさっくり。薄い衣でまったく重くありません。
料理長曰く、「素材を味わって欲しいので、最小限の衣しかつけていないんですよ」
しかもタレは甘すぎず、天ぷらの美味しさを引き立てるようなすっきり系。ごはんとの一体感もたまりません。
丼にのっていた天ぷらは前述した通り、これだけのっていたのですが…。余裕で完食できました!しかもトッピングした九条ねぎのおかげで後口もさっぱり。
見た目のインパクトさ以上に、美味さが最高でした。
満足感ありすぎっ。また絶対に行きます!
ちなみにご近所には、同店の系列がいくつか営業中。こちらもぜひ訪れてみたいです!
また天丼以外のランチメニューでは、とろろめしが人気だそう。
そしてディナーは、季節の野菜がたっぷり使ったメニューが登場!
鍋コース3500円なども評判だそうです。
創業以来、今年で14年目を迎える人気店で京都らしい一時を過ごしてみてください。
※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。
著者・SPECIAL THANKS
クエストルーム
街のトピックス、人物インタビューなどの取材をベースに、各媒体のコンテンツ制作を手がけるクリエイティブ集団。大阪、東京、名古屋に事務所を構え、各地のブレーンスタッフとともに幅広く展開している。
オフィシャルHP http://www.questroom.co.jp/