福岡エムズグリエのパクチーコースはパクチー好きの楽園だった

パクチー 料理

好き嫌いの分かれる食べ物ですが、好きな人はめっちゃ好き!もはや中毒なくらい、むっちゃ好き!

2016年も止まらずにブームが続いている、食材といえば・・・「パクチー」!

 

パクチー愛好家である“パクチスト”の私は、もう「これでもか!」ってくらいにパクチーが食べたいわけですよ。

今回は、そんなパクチー欲を満たしてくれる究極の店「エムズグリエ」が福岡市高砂にあると聞きつけ、やってきました。

パクチー

場所は、地下鉄薬院駅より徒歩約4分という、駅チカの好立地。

こんなところにお店があるの?

という細~い路地先に、あ、ありました!都心とは思えない、緑に包まれたアプローチが素敵な隠れ家です♪

パクチー 料理

店内もご覧の通り、お洒落な雰囲気。カウンター、テーブル席とあり、すでにほぼ満席です! 

 

ここ「エムズグリエ」は、野菜や旬食材をたっぷりと使用した中華ベースの料理を楽しめるお店です。中華ベースとはいえ、スパイスや中華食材を用いたその味は本格的。

“グリエ”と謳うだけあり、炭火を用いた一品も多彩ですよ。

 

究極のパクチーコース3000円

パクチー 料理多彩なアラカルトを楽しむのもいいんですが・・・今回のお目当ては、コチラ!!!

“オールパクチー料理”で攻めきった、究極のパクチーコースです!!!

 

「パクチーコース」(1人前3,000円・2名~8名まで・3日前までに要予約)

内容は仕入れによって変動するので、写真はある日の一例ですが、コースの構成はおおよそこんな感じ。これを見てるだけでテンション上がる!

パクチー 料理

せっかくなので、飲み放題(1人+1,500円・2時間制)も付けちゃいます♪

パクチー 料理まずは、瓶ビールで乾杯!

「サッポロラガー」が出てくるとは感激。ビール好きはやっぱり赤星でしょ~。このお店、よくわかってる~~~。

 

パクチーサラダ

パクチー 料理乾杯を済ませると、早速イケメンなお兄さんが料理を運んできてくれました。

パクチー山盛り「パクチーサラダ」です。「エムズグリエ」さんは、安心安全なパクチーを契約農家から直送しています。

パクチー 料理

一口食べると、新鮮で瑞々しい食感に驚き。ふわ~っと広がる中毒性のある香りに、2種の自家製ドレッシングが絶妙に絡んで、これはいくらでも食べれそう~~~♪

 

怒涛の6連発!パクチーたっぷりの前菜盛り

サラダが出てきたら、その後続々と前菜が運ばれてきます。

パクチー 料理前菜1品目は「口水鶏(よだれどり)」

蒸鶏に、ラー油や花山椒などを効かせた濃厚かつスパイシーなタレをかけ、パクチーもたっぷりとON。辛味、香味、これはかなりクセになります!!!

 

パクチー 料理前菜2品目は「スパイスタマゴ」

半熟タマゴをカレーに漬け込み、更に調合スパイス×パクチーダレのWパンチ!

口に入れるとスパイスの香りがふわ~、ねっとりとしたタマゴとパクチーダレが絡んでまろやか~。なんて美味なの~。

 

パクチー 料理

前菜3品目は「パクチーと干豆腐の和物」

自家製XO醤の旨味がよく絡んで、これはお酒に合う~~~。

「干豆腐」初体験の後輩M。きし麺みたい。でもそれより優しい口当たりで美味しい~!とご満悦。

 

パクチー 料理

前菜4品目は「レバーペースト」

とはいえ、ただのレバペではありません。新鮮な鶏レバーを紹興酒でフランベし、刻んだピータンを加えています。この中華テイストに、パクチーのアクセントが合わないわけがない!最高!

 

パクチー 料理前菜5品目は「雲白肉(ウンパイロウ)」

 ウンパイロウとは、茹で豚を薄切りにして甘辛いタレをかける中華料理

こちらでは、豚を低温でしゃぶしゃぶして、特製ダレとパクチーペーストのWソースで仕上げてあります。

しっとり柔らかな豚肉にパクチーの風味が後を引く~。味付けのバランスが絶妙です。

 

パクチー 料理前菜6品目は「パクチーの根とイカのフリット」

パクチーの「根」って、根っこ!?!?パクチーの根って初めて見ました!

農家直送の安全なパクチーだからこそできる料理ですね。根が細く柔らかいものしか使えないので、あったらラッキーなレア料理とのこと。

パクチー 料理思い切ってパクリッ! 

衣がサクッとして、中はほっくり。まるで新ごぼうみたい!苦味はなく、ほんのりとした優しい甘味が広がり美味しいです。こんなパクチー料理、他ではなかなか食べられません!

パクチー 料理ズラッと並ぶと、ご覧の通り。圧巻です!まだサラダと前菜しか出てきていないのに、なんて豪華!

 

本日の料理1品目「牡蠣と干肉、パクチーの蒸し物」

パクチー 料理蒸気がホカホカとあがる、大きなセイロで蒸し上げられた・・・「牡蠣と干肉、パクチーの蒸し物」です。

パクチー 料理牡蠣×パクチー、これは食べる前からすでに興奮!!!

上にかかっているのは、牡蠣、干肉、パクチーを蒸した時に出たエキスで作る特製のソース。パクチーペーストも少し足して、さらに香味をプラスしているそう。パクチー 料理このプリンプリンの牡蠣、悩ましぃ~~~♡

口に含むと、干肉の旨味に牡蠣のミルクが弾け、そこへさらに旨味が凝縮されたソースがとろ~ん・・・。

パクチー 料理んんんんん~~~~~♡♡♡

この顔を見れば、もはや言葉はいらないでしょう。

うんんんまい、これ、うっっっまいよ(悶)。

 

料理2品目「鶏レバーの炭火炙り」

パクチー 料理これまた、食べる前から大興奮のヤツきた!!!

パクチー 料理炭火でサッと炙った新鮮なレバーを・・・・パクチーやエシャロットなどを加えた作った特製ダレに絡めて・・・食べるッ!

旨!!!!

極旨!!!!

「先輩、もう紹興酒頼んじゃいましょう!早く!今すぐ!」

パクチー 料理と、後輩Mに急かされ、紹興酒をオーダー。合う~~~。合いすぎる~~~。至福~~~♡

2人で酔いしれていると、再びイケメンお兄さん登場!

パクチー 料理「パクチーサラダ、お代わりいかがですか?」

パクチー 料理そう、なんと嬉しいことに、「パクチーサラダ」は1回お代わりOK!こんなにモシャモシャとパクチー食べられるなんて、幸せすぎる。

 

料理3品目は「茹タン」!

パクチー 料理牛タンを塊のままじっくりと火入れして、茹で汁はソースに。

添えたワサビペッパー&パクチーソースが、全体をキュッと引き締めます。舌にし~~~っとりと絡む、極上の質感。あんまり気持ちいい舌触りなもんで、もはやどれが自分の舌かわからなくなるレベルです。

パクチー 料理さらにこの日の点心は「春巻き」!(水餃子が出ることもあるそう)

鯛の身とアスパラ、シソを合わせた上品な1本と、豚肉と高菜を煮込んだ魯肉飯(ルーローハン※台湾料理)風の餡が詰まる1本。2種の味を楽しめるなんて、気が利きすぎてる!

 

〆の料理「パクチー炒飯×麻婆豆腐」

パクチー 料理そして遂にこれで最後! 

〆の料理「パクチー炒飯×麻婆豆腐」。

炒飯はパラっとしてしっとり。パクチーの風味が香ばしさとともに広がり、実に味わい深い。そこに、ピリ辛の麻婆を絡めれば、もう、かきこむ手が止まりません!

パクチー 料理最後は、温かいお茶をいただいて、ごちそうさまでした♡

 

いや~、私の想像を遥かに越えていました、究極のパクチーコース。

単にパクチーたっぷり。なだけじゃなく、しっかりと手間ひまかけた料理の数々。そのどれもが絶品っ! 

これで3000円って、行かない方が損ですよ。

パクチストの皆さん、3日前までに事前予約して、ぜひ、究極のパクチー三昧をお楽しみくださいね♪

パクチー 料理

EM'S GRILLER (エムズグリエ)

住所:福岡市中央区高砂1-22-24 桜木町倶楽部1F

電話:092-406-8969

営業時間:17:30~翌1:00(LO)

定休日:日曜

※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。

  

著者・SPECIAL THANKS

えり もりか

えり もりか

福岡九州の編集プロダクション・シーアール所属。
福岡生まれ・博多湾育ちの呑み喰い道楽女子(グルメライター)。

Twitterでの食べ歩き日記をきっかけに、編プロへ電撃移籍。
グルメ情報誌ソワニエや福岡ウォーカーの編集・ライティングを中心に、年間300軒以上のグルメ取材をこなす。得意ジャンルはラーメン以外。高級ランチから路地裏の酒場までオールマイティに、日々放浪中。

                             
ページ上部へ戻る