日本酒を美味しく飲む秘訣は「温度飲み」にあった!横浜駅前「ぬる燗 佐藤 横濱茶寮」で学ぶ日本酒の飲み方

神奈川・横浜駅で見つけた日本酒と肴のお店は、150種類超もの日本酒が揃い、ちょい飲みからの飲み比べ、さらには11段階もの「温度飲み」が楽しめてしまう「ぬる燗 佐藤 横濱茶寮」。旨い日本酒と絶品の肴を楽しむなら、これからは横浜モアーズのレストランフロアへ行くのがアツイですよ!(横浜 忘年会・新年会)

日本酒を美味しく飲む秘訣は「温度飲み」にあった!横浜駅前「ぬる燗 佐藤 横濱茶寮」で学ぶ日本酒の飲み方

日本酒 ぬる燗 佐藤

「安西先生・・・日本酒をもっと楽しんで飲めるようになりたいです・・・」

「あきらめたら、そこで日本酒終了だよ」

 

こんばんは。想像以上に美味しいお店で、すっかりほろ酔い気分になってしまいました。

 

皆さん、お店に行って上の日本酒のラベルを目撃したら、スラムダンクの名場面を思い出しましょう。

湘北高校の天才シューター、三井寿の名言です。「三井の寿」と書かれた日本酒のラベルは湘北高校の赤いユニフォームを思わせるデザインになっていて、三井の背番号を表す「14番」もしっかり描かれています。

 

この日本酒がキレの良い辛口で美味しかったのですが、少し調べたところ、スラムダンクの作者である井上雄彦先生も日本酒好きで、漫画の中に登場する「三井寿(みついひさし)」の名前も、この日本酒の名前に由来したものという説があるのだそうです。

 

思わぬ場所に、先入観をかき消すほどの名店あり

日本酒 ぬる燗 佐藤

本日このお酒の事を教えてくれたのが、横浜にある「ぬる燗 佐藤 横濱茶寮」の素敵なお兄さん。

この日は友人から「旨い日本酒と料理が揃っている店が、横浜駅前のモアーズの中にあるよ!」と聞き、早速連れて来てもらった訳なのですが、正直最初は半信半疑の気分でした。

 

しかし意外や意外、ショッピングビルのレストランフロアに対する先入観が大きく変わってしまうほどの、超本格的な料理とお酒の数々!フロアの端に位置するこちらのお店の中は、お酒を愛する大人たちで賑わっていました。

 

お店の入り口部分に関しては、若干フロアのテナントっぽい雰囲気は残っているものの、お店の奥へと足を進めていくと、すっかり街場の個店にいるような空気に包まれます。 

 

150種類超もの日本酒をちょい飲みで飲み比べ。さらに11段階もの温度飲みが超新鮮

日本酒 ぬる燗 佐藤

メニューブックを開いた瞬間から新鮮。

店名に冠した「ぬる燗」をはじめ、熱燗、常温、冷や酒といった飲み方まではイメージを持っていたものの、こちらのお店では11段階の温度を設定し、お好みの温度で日本酒を興じることができます。
同じ銘柄でも温度が変わると香りや風味ががらりとかわり、全く違う印象となる日本酒ならではの飲み方を楽しむことができます。

 

涼冷え、花冷え、雪冷えなど、初めて聞いた呼び名ばかりでしたが、各呼び名にも情緒が感じられて素敵です。

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そしてこちらのお店には「150種類超!」という恐ろしいほどの数の日本酒が揃っているとのこと。

各銘柄を「ちょい飲み」しながら味わいの違いを楽しむのも良し、同じ銘柄で微妙な温度と味わいの変化を楽しんでみるのも良しなのです。「ぬる燗 佐藤」というお店、いや~凄いです!

日本酒 ぬる燗 佐藤

お店の方と相談した結果、ちょっとずつ好きな日本酒が楽しめる「3種飲み比べセット」を試してみる事に。

 

お酒の具体的な銘柄ではなく、

(1)辛口のもの

(2)キレが良いもの

(3)酸味が感じられるもの

 

という抽象的な表現で3種類のチョイスをお願いしたのですが、快く応じてくれました。

日本酒 ぬる燗 佐藤

しばらくして登場したのがこちらの3種の日本酒

一番右から

福岡の三井の寿

栃木の仙禽(せんきん)

長崎の六十餘洲(よしゅう)

 

それぞれのお酒に解説のカードが添えられているのも嬉しいポイントで、味わいの特徴やお薦めの飲み方、由来などが書かれています。

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記事の最初でご紹介した日本酒がこちらの「三井の寿」。

カードにはスラムダンク好きの方には裏ラベルもお見せしますと書かれていて、あの湘北高校のユニフォームを思わせるデザインに出会ったのでした!

 

「馬刺しユッケ」や「うなぎとごぼうの柳川」を肴にクイッと一杯。染み渡る日本酒の旨さと、一緒に味わう料理の美味しさにハマりゆく時間です。

久々に飲む日本酒はけしからんほどに旨い。「甘酸っぱい」と書かれていた栃木の仙禽(せんきん)もまた美味!

 

モッツアレラチーズの醤油漬け

日本酒 ぬる燗 佐藤

そして酒の肴へ。

醤油に漬け込んだという「モッツアレラチーズの醤油漬け(700円)」も個人的にはヒットメニュー。醤油の旨みとチーズのコクが合わさって・・・。

ホントこちらのお店は酒の肴が美味しいものばかりなのです。

 

お好きなおちょこを選ぶ

日本酒 ぬる燗 佐藤

日本酒は飲み始めると一気に気分がノッてきます。

3種飲み比べをあっという間に飲み干してしまい、続いては山形の楯野川(一合)へとスイッチ。好きなおちょこを選んで、楯野川の到着を待つひと時。

日本酒 ぬる燗 佐藤

日本酒 ぬる燗 佐藤

運ばれてきた一合のお酒は、酒器のデザインにも目が行きます。

個人的には頑固一徹なオヤジさんがいる、昭和の居酒屋で飲むお酒も好きなのですが、気軽に入れて、ちょっとずつたくさんのお酒が楽しめて、ハイセンスなこだわりが感じられるお店もいいものですね~。

日本酒 ぬる燗 佐藤

 「あさりのチーズグラタン焼」もつい食べちゃいました!

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そして「大山鶏のパリパリ天ぷら(850円)」までも!鶏肉のジューシーな旨みと外側のカリカリ感の組み合わせが病みつき的でした。

 

ユニークな瓶「錦鯉」

日本酒 ぬる燗 佐藤

最後にはこんなユニークな瓶の日本酒も見せてもらいました。その名も「錦鯉」!

日本酒 ぬる燗 佐藤

日本酒と料理三昧であっという間の2時間半。

店内には個性的なものから美しいもの、力強いものから繊細なものまで、様々な日本酒の瓶が並んでいて、ラベルのデザインも見比べてみるのも面白いですよ。

 

横浜の皆さん、横浜モアーズ9Fの端をぜひチェックしてみてください!

そして東京都内の皆さん、六本木にも「ぬる燗 佐藤」のお店があるそうですよ!いや~今日もよく飲んだ、ご馳走様でした!!

※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。

 

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(取材・編集/ソーシャルグッドマーケティング)

                             
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