【レシピ】なぜ屋台焼きそばは美味しく感じるのか?自宅であの味を再現できるかやってみた

夏の風物詩お祭りや花火大会の定番メニューの「焼きそば」!今回はその屋台焼きそばを自宅で屋台風焼きそばを作ってみました。作るコツは「具」「業務用調味料」「麺と具は別々に焼く」がポイントです。(花火大会)

【レシピ】なぜ屋台焼きそばは美味しく感じるのか?自宅であの味を再現できるかやってみた

屋台焼きそばレシピ

今年も祭りの季節がやってきました!

そしてお祭りや花火大会など楽しいイベントが目白押しで、夏休みを目の前にすでに気分が盛り上がっている方も多いのではないでしょうか?

そんなはやる気持ちをちょっぴり先取りするために、「屋台風焼きそば作り」を自宅で再現してみよう!という試みです。

 

屋台風焼きそばを自宅でつくったらどうなるの!?

今ひとつ想像ができないチャレンジャーではありますが、どうやら屋台風にするための秘策がちゃんとある模様。

というわけで若干ドキドキしながらも、高まる食欲と好奇心に従って、さっそくザ・屋台風焼きそばづくりにチャレンジしてみたいと思います!

 

屋台風にするための3大要素

まず自宅で“屋台風”の焼きそばをつくるためには、具体的にどんなコツを抑えておけば良いのでしょうか?

そこで屋台風にするための3大要素をご紹介したいと思います!

(1)屋台風の“具”を選定する
(2)自宅で屋台感をアップさせる“業務用調味料”アイテムを使う
(3)麺と具は別々に焼く。さらに麺は焼き目がつくまで“パリッと・香ばしく”しっかり焼く

こちら、3つのポイントをバッチリ抑えておけば自宅でつくる焼きそばも「かなり屋台度が増す」と言われています。それでは続いて一つずつの要素を考察していきましょう。

 

屋台風にする“具”を考察

「料理は材料が命」ですがコレ、当然ながら屋台風焼きそばにも当てはまります。屋台風にする“具”を使うことによって、いつもの焼きそばの味が一味も二味もグレードアップします! ではその気になる具材とは…?

ずばり「かなり細かく切った豚肉」と「イカゲソ」です!

 

屋台の焼きそばの鉄板をよ~く観察するとわかりますが、細かく切った豚肉とイカゲソを投入するのは、かなりの頻度で目にする光景です。

もちろん例外もありますが、これらは屋台風焼きそばをつくるための必須材料と心得ておきましょう。見た目はもちろん香りも食欲をそそり、屋台感がアップすること間違いなしです! ちなみに他にはプラスαの付け合わせで紅ショウガ、マヨネーズなどもあわせて押さえておきたいところ。

 

より自宅で屋台感をアップさせるには“業務用調味料”を使う!

続いては屋台感を演出ための必須アイテム。

それは「業務用調味料」を使うことです! 実際に屋台ではたくさんの量をつくる必要があるため業務用調味料を使っているところが圧倒的に多いですよね。これを使うことによって通常のソースを使うよりも味が屋台風の味わいに近づくだけでなく「ダイナミックなあのサイズ感を自宅で使って調理する」ということ自体、何とも言えないあの屋台の臨場感と高揚感をアップさせてくれるというのがポイントなんです。

屋台焼きそばレシピ

まずは、これがなくちゃ始まらない! 焼きそばソース。

なつかしのブルドックソースです。ソースをたっぷり惜しみなく使えるところが、屋台を感じさせてくれます。こちらドーン!とサイズが大きい&重いので、それだけでテンションも一気にアップします。

業務用パワー恐るべし。う〜ん、たまりません。

屋台焼きそばレシピ

屋台焼きそばレシピ

続いて屋台風焼きそばの名脇役、マヨネーズと紅しょうが!

いずれも1lgの巨大サイズの文字通り「プロ仕様」。実際に食べてみると、本当に本格的な味がして「これを使ったら必ず美味しくなる!」と早々に確信を強めたチャレンジャー。ますます期待感が高まります。ソース、マヨネーズ、紅しょうがの3つが揃えば怖いものなし。まさに屋台風の“三種の神器”と言えるでしょう。

 

焼き目がつくまで“パリッと・香ばしく!”屋台風焼きそばを作ろう!

それでは材料も揃いポイントも抑えたところで、さっそく屋台風焼きそばづくりに挑戦です。意気込みは十分ですが、その分「果たしてうまくつくれるんだろうか?」という緊張も少し。。。

しかしこれだけ屋台風の要素を集めたのだから、美味しくないわけがない! というより、絶対美味しいはずでしょ〜!!という半ば興奮気味の状態で、いざ。“Let’s try!

 

〈屋台風焼きそば 2人分の材料〉 

焼きそばの麺 2袋
・ 豚バラ肉 or 豚モモ肉 100g ※ミンチで代用も可 100g
・ イカ 1/2杯
キャベツ 100g
・ 業務用ソース 大さじ6
・ 塩コショウ 少々

※お好みで付け合わせに、マヨネーズ、紅しょうが、青のりを入れる。

 

〈屋台風焼きそばのつくり方〉 

(1)焼きそばの麺を熱したフライパンにほぐしながら入れ、強めの中火で軽く焦げ目がつくまで焼く。

⇒この時表面をパリッと香ばしくするために、油を入れないのがポイント。チリチリと音がしたら裏返して焦げ目をつけることで、美味しさがアップします。

屋台焼きそばレシピ

(2)麺の水分が飛び、部分的に焦げ目がついたら皿に取り出す。

(3)キャベツを薄めの千切りにし、水にさらしてザルにあげておく。

屋台焼きそばレシピ

(4)イカを開いて、ゲソと身の部分を食べやすい大きさに切る。豚肉も細かく切る。(ミンチでもOK)

屋台焼きそばレシピ

(5)麺を炒めたフライパンに、イカと細かく切った豚肉を入れて炒める。

(6)(5)に火が通ったらキャベツを入れ、少ししんなりしてきたら塩コショウを少々加える。

(7)フライパンの空いたところに焦げ色のついた麺を戻し、ソースを回し入れる。

屋台焼きそばレシピ

(8)麺と具材、ソースをよくかき混ぜて炒めたら、出来上がり。

 

(番外編)

屋台焼きそばレシピ

・ マヨネーズをかける

マヨネーズは購入した業務用のものを。こうして見るとかなり大きいのがお分かりいただけるのではないでしょうか? 特にマヨラーにはたまりませんね!

 

屋台焼きそばレシピ

・ 紅しょうがを入れる

紅しょうがも屋台感をアップするためには欠かせません。そのまま袋でドバッと入れると大変なことになってしまうので…ここは箸を使いましょう。マヨネーズとのコントラストもあって、ますます屋台感がアップ!

 

※ この後、お好みでが青のりをかければ、ますますイイ感じになります。

 

完成図

屋台焼きそばレシピ

まとめ

今回屋台風焼きそばづくりは初挑戦でしたが、ポイントをしっかり抑えてつくってみたら、初めてでもあの屋台の味を再現できました! すごいっ、大感動!

そして改めて屋台風にするための具材選び、業務用の調味料を使うことの大切さがわかりました。それは完成して味わう時はもちろん、つくっている過程も含めて屋台の雰囲気を満喫できるのがポイントです。

 

今回、パリッと香ばしい感じを出すために、油を使わず焦げ目を意識してつくってみたところ、屋台の気分を高める効果があり良かったです!

具材のイカゲソや豚肉だけでなく、付け合わせで入れた紅しょうがや青のりどちらとも、焼きそばの香ばしい香りと食感が絶妙にマッチして、絶妙な味となりました。しかし、我ながら自信作ができたと満足したとはいえ、何かが物足りない…。

 

それは「本物の屋台ではないから」の一言に尽きるでしょう。

どんなに美味しく屋台の味を自宅で再現できたとしても、夏祭りのあの独特の空気感までは残念ながら演出できません。

やっぱり、本物の屋台の味には匹敵しません。こうなったらもう〜夏祭りに行くしかない!本物の焼きそばを食べるしかない!今年もお祭りなどの楽しいイベントが目前です。

本物の屋台焼きそばを食べて、ワイワイ盛り上がっちゃいましょう!

 

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