金沢観光で絶対食べて欲しい!地元民がテンション高く激推しする「とり野菜みそ」の魅力

加賀・能登の伝統から生まれた良質の味噌を使用した完全調味味噌「とり野菜みそ」。石川県民に聞くと「とり野菜みそ」は石川で知らない人はいないという。そんな石川県で親しまれている「とり野菜」を実際に食べてその魅力をお伝えします。

金沢観光で絶対食べて欲しい!地元民がテンション高く激推しする「とり野菜みそ」の魅力

金沢観光で絶対食べて欲しい!地元民がテンション高く激推しする「とり野菜みそ」の魅力

ご存じですか「とり野菜みそ」

鍋と言えば・・・
石川県民なら誰もが思い浮かべる「とり野菜みそ」。
「鶏」ではなく「鳥」でもなく「とり野菜みそ」です。

「とり野菜みそ」の歴史

石川県で古くから親しまれている「とり野菜みそ」は、江戸時代にまでその歴史はさかのぼります。
「まつや」の初代当主が、北前船の廻船問屋で北前舟の長く厳しい航海に耐えられるよう、船上で栄養価の高い食事が取れるように考案されたのが「とり野菜みそ」の基となった調味みそでした。
そのみそで魚や野菜を入れて煮込み、栄養価の高い食事が取れるようになった船乗りたちに大変喜ばれたとのこと。

これって江戸時代の船乗りに限らず、現代の野菜不足の私達にも良いってことですよね。
たしかに、我が家もかなり野菜不足だなあ・・・。
商品名の「とり野菜」の「とり」は、鶏肉を入れるから「とり」だと思われがちなのですが、野菜や栄養をたっぷり「摂る」という意味から来ているそうなんです。

石川県民でも、どのくらいの人が知っているかな?
というわけで、とり野菜みその本場、石川県かほく市の「レストランまつや」へ行ってきました。
石川県民の友達に「何食べたい?」と聞くと、「とり野菜が食べたい!」と答えることがあり、たしかに地元でも人気です。
「また食べたくなる味」なんですよねえ。

レストランまつや

そんな「とり野菜みそ」を作っている「まつや」の工場敷地内に「レストランまつや」があります。

県内の人は、金沢の中心地から少し離れていることもあり、あまりお店に行ったという話を聞かないのですが、県外から引っ越してきた方などは、結構、早い時点で行ってくる人も多いようです。

「家で食べても美味しいんだから、お店で食べたらどんな味だろ?」って、確かに気になりますよね。
最近はずいぶん有名になり、テレビや雑誌で紹介されたり、都内のアンテナショップで購入できるようになったりしていますね。

新幹線開通で金沢までは観光に来ても、この「とり野菜」を食べずに帰っちゃうとか、「とり野菜を食べたことがない」というのは本当にもったいないです。ここはやはり、一度はお店に行ってみないと!

これが「とり野菜」

店内のメニューを見ると、定食やうどん、そばなど、思いの外メニューが沢山あってびっくり。デザートまで含めると、かなりの種類があり、迷ってしまうほどです。 でも、まずは定番の「とり野菜」でしょう。

メニューにはお肉の種類が「豚」や「牛」もあって、さすがに家でも「豚肉」や「牛肉」で「とり野菜」を作ってみたことはありませんでした。 表示は1人前の価格なので、2~3人前と注文する際に、「牛」や「豚」などを注文してみてもいいですね。

具材が生の状態のまま火を付けると、じきにグツグツ煮えてきます。

ひとつは「豆乳鍋」にして、「ご飯とチーズ」の「リゾットセット」(270円)をプラスしました。グツグツ煮え立つ香りがたまりません!

器に入れるとコクのあるクリーミーな鍋に仕上がっていました。「味噌味のホワイトシチューみたい! 」私と娘はかなり気に入りました。

チーズとごはんの「おこげ」がまた美味しそうではありませんかっ!
・・・でも、最後にお鍋の底にくっついたご飯をはがすのが結構大変でした。

「うーん、まだ食べられるなあ」というわけで、2回目の「豆乳とり野菜鍋」チーズとご飯の「リゾットセット」。 今度はバター入り。(プラス60円)

2回目は学びましたよ「ご飯は焦したらはがしにくいので、絶対に焦すなっ!野菜の上で煮るべし!」
おかげで2回目はご飯を殆ど焦さず、最後まできれいに食べられましたよ♪

〆の「ラーメン」と「手打ち風うどん

こちらはノーマルな「とり野菜鍋」に入れた〆の「ラーメン玉(270円)」と「手打ち風うどん玉(太麺・270円)」です。

「うわ~!ラーメンも入れたいし、うどんも入れたいし、どうしよう!!」
と騒いでいたら、お店の方が「どちらも一緒に入れて大丈夫ですよ~!」
と言って下さったので、そうしました。

〆のうどんとラーメンを一緒に入れたところです。意外とスープが少なめなので、手早く入れて煮てしまわないと、スープがなくなってしまいそうです。

こちらは〆のうどんを入れて完成した「とり&豚野菜みそ」です。
ラーメンなら「みそラーメン風」になりますが、やっぱり「うどん」が合う感じかな。

今まで「鶏肉」しか使ったことがありませんでしたが、「豚肉」も合う、合う!今度、家でもやってみよう♪

和豚もちぶた

「豚肉も美味しい!」と思ったら、ほのかな甘みのある国産の「和豚もちぶた」を使用しているそうです。

安全で理想的な栄養バランスを考えた飼料を与えられて育った「もちぶた」は、味にばらつきがなく、新鮮なお肉を使っているそうですよ。
どおりで家庭では食べたことがない「とり(豚)野菜みそ」の味だと感じたわけですね。

「家で食べるのと変わらないのでは?」と思っていた私ですが、使っている食材やメニューの豊富さは、やっぱり家庭とは違うな~と感じました。
「とり野菜」には、「キノコ類」もよく合うのですが、メニューの中には「霜降りひらたけ」が入っているメニューもあり、やっぱり「お店ならでは」を食べることが出来ますよ!

美味しくて、ついつい追加注文してしまったので、「ご飯は要らないかな」と思いましたが、一人ひとつずつくらいご飯があっても良かったなと思いました。
お米は石川県内産こしひかり100%で、まさにご飯が進みますよ!

鍋は親睦を深めるのに良い

家族で行ってきましたが、改めて「鍋料理」って同じ一つの鍋をつつきながら食べるので、なんだか親近感もわき、リラックスしながら食べることが出来たなぁって思うんですよね。
うちは家族だったけど、これって歓迎会送別会などにピッタリなんじゃないかなって思いました。なんかすごく仲良くなれそうな気がします。合コンなんかもいいのではないでしょうか・・・?

お腹いっぱい、家族の良い思い出にもなりました♪ 誰だ?!「どうせ家で食べても同じでしょ?」なんて思ったのは!?
家とはまた違う店内の雰囲気で家族みんなで食べるのも、すごく良かったですよ!

「とり野菜みそ」の魅力

まつやの「オンラインストア」では、1箱3480円で12袋入りなので、一袋は290円の計算です。 「みそ一袋(1回分・200g)」が290円って、少し高いと思われるかもしれませんが、これがホントにクセになる味なんです!
メニューに困った時や、食材にあまりお金をかけられない時のお助けメニューでもあります。冷蔵庫に常にあるような食材(白菜、人参、鶏肉)でOKなのに、質量、栄養バランス共に文句なしです。

うちでは、豆腐やマロニー、糸こんにゃく、後は冷蔵庫にある野菜(じゃがいもさつまいもなどお好みで)を入れることがあります。 「とり野菜鍋」を作れば、家族みんなが喜んでくれて、野菜もいっぱい食べられるし「主婦、大助かりメニュー」なんです。
夕食に作れば、大きな鍋の中身がぺろっとなくなってしまいますよ。

紹介したお店(石川県かほく市木津ハ)

店内は、カウンターやちょっとした個室になっているスペース、宴会場にもなりそうな広間もあります。この大広間なら50名くらいの団体客でも収容できそうです。

レストラン まつや

※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。

店内でお土産も買えます

レジ前には商品ラインナップがずらりと並んでいて、どれにしようか迷ってしまいます。新商品が出たらいち早く並ぶのはここなので、発売して間もない、県内のスーパーなどで見かけない商品もここにはあったりします。

「お店でしか買えない物ってあります?」と聞いてみたら、その時は発売したばかりの「とり野菜みそ・酢みそ」がまだこのお店でしか買えない商品だとのこと。

余談ですが駐車場が広いっ

石川県かほく市」という所はとにかく広くて、金沢市内から車で約40分かかります。 はっきり言えば、田舎の広い土地に「まつや」の工場があり、行ってまずびっくりしたのが「駐車場の広さ」です。お店の左右に大きな駐車場があり、団体客のバスなども入れそうな感じです。

金沢市内は駐車場が有料だったり、車を止めることを心配しないといけないところがあるのですが、ここならその心配もありません。運転が不慣れな旅行先では広いスペースの駐車は嬉しいですね。
ぜひ、金沢観光へお越しの際にお立ち寄りください。「とり野菜みそ」が気に入っていただけると思います!

東京のアンテナショップでも買える「とり野菜みそ」

いしかわ百万石物語・江戸本店 石川県アンテナショップ

住所:東京都中央区銀座2-2-18 TH銀座ビル
電話:03-6228-7177
営業時間:10:00~21:00年中無休(年末年始除く)
最寄駅:JR有楽町駅から徒歩4分。東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅4番出口

まつやのとり野菜みそ(200g)

 

著者・SPECIAL THANKS

あひる隊長

金沢市在住の主婦。食べ盛りの子供らと、家族で美味しいものが食べられるのが何より嬉しくて幸せです。

                             
ページ上部へ戻る