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実はブラジル人はシュラスコ食べない?真のブラジル料理に出会う旅in吉祥寺

吉祥寺では数少ないかもしれないブラジル料理のお店です。日本でブラジル料理と聞けばシュラスコというイメージが強いですが、本場ブラジルではどうなのでしょうか?2016年リオデジャネイロオリンピック開催で今注目されているブラジル。この機会に本場ブラジルのグルメ事情を覚えておきましょう(送別会・歓迎会忘年会・新年会特集中野・吉祥寺・三鷹)

実はブラジル人はシュラスコ食べない?真のブラジル料理に出会う旅in吉祥寺

グルメレポ 忘年会・新年会 東京
実はブラジル人はシュラスコ食べない?真のブラジル料理に出会う旅in吉祥寺

日本でシュラスコを提供するお店が流行っているようですが、これってブラジルの主食なのだろうか?
はじめまして、ライターの堀川です。今年で25歳になります。

最近、ラグビーとかで日本中が沸いている姿を見ていると、2016年リオデジャネイロオリンピック開催にむけて日本でもブラジル料理やお店が混雑するんじゃないかな~と予想しています。
そこで、今からでも間に合う本場のブラジルについて素直に勉強しようと思います。
早速、「昔ブラジルに行ったことがある」と言っていた後輩のことを思い出し、すぐに連絡をとりました。

 

質問その1:ブラジル人ってブラジル語しゃべるの?
「ブラジル語って何ですか気持ちの悪い。ポルトガル語ですよ」

質問その2:ブラジル人って何食べるの?どうせシュラスコ?
「あ、近くに本格的なブラジル料理を出してるお店がありますからそこ行ってください」

後輩が完全に面倒くさそうにしていたので、とりあえず都内にあるブラジル料理店に行ってみることにしました。

それがこちら!

アウボラーダ

吉祥寺にある「アウボラーダ」

JR吉祥寺駅から徒歩4分、ブラジル料理専門店「アウボラーダ」さん。もうお店に入る前からブラジルカラーで雰囲気ばっちりです。初めてのブラジル料理店に若干ビビリつつ、恐る恐るドアを開けてみるとそこは……

アウボラーダ

アウボラーダ

ブラジル!
ここが東京だなんて一瞬で忘れてしまうほどのブラジル感。

???
「いらっしゃい」

アウボラーダ

こちらオーナーの黒澤さん 渋くてかっこよすぎます

席に案内された私ですが、なんだか雰囲気に圧倒され店内をキョロキョロ。するとそこに……

アウボラーダ

オーナー:
「とりあえずこれでもつまんで」

これは……!??

オーナー:
「コシーニャとボリーニョ・ヂ・ケイジョのハーフ&ハーフだよ」

ちょっと何言ってるかわからないので、実食しつつ解説してもらいました。

『コシーニャ』・・・
チキンが入ったミニコロッケ。ブラジル人の大好物だそう。 ひとくちサイズで食べやすいので軽食にぴったり。鶏のからあげほどガッツリとお肉が入っているわけではないので、どんどん進んじゃいます。

『ボリーニョ・ヂ・ケイジョ』・・・
チーズを練り込んだミニコロッケ。
噛むと真ん中からとろ〜りチーズが!もう絶対にこれは女の子が馬鹿みたいに延々食べちゃうやつです。

アウボラーダ

お好みで「ピメンタ」というブラジルのタバスコをかけるのも○
どちらも、コンビニのレジ横にあったらなーと思える逸品でした。パクパク食べちゃってあっという間に完食。
なんかちょっと食べたら、いっきにお腹が空いてきちゃったなーと思っていると……

アウボラーダ

オーナー:
「はい、どうぞ」

これは……!??

オーナー:
「フェイジョアーダだよ、ファロッファはもう添えてあるから」

ちょっと何言ってるかわからないので、実食しつつ解説してもらいました。
フェイジョアーダ 黒豆とお肉を煮込んで作るブラジルのソウルフード。ライス、サラダにフライドポテトまで付いたボリュームたっぷりのワンプレートです。 色々なスパイスを感じる刺激的な香り。でも食べてみると、辛さは一切なく豆も甘みとお肉のコクが広がって、ライスがどんどん進んじゃいます!

オーナー:
「ブラジル料理は基本的に辛いモノはないんだよ。だから子どもから大人まで楽しめると思う。ちょっと物足りない人はテーブルにある調味料でアレンジするっていうのがブラジル流だね!」

なるほど。では私も、さっきから気になっていたこの粉をかけてみよう!

アウボラーダ

オーナー:
「いや、だからファロッファはもう添えてあるってば(笑)」

え?あ、これがファロッファなんですか。
ファロッファ マンジョッカ芋(キャッサバ芋)の粉に、塩やニンニクで味付けをしたもの。お肉や煮込み系などなど何にでも合います。

何て表現したらいいんでしょうか……食感的には見た目の通り、きな粉っぽいです。でも味は塩っぽくて、ふわっとニンニクの風味が香ります。これは食べてみないとわからない!新感覚!! ファロッファや、ピメンタをかけながら味の変化を楽しみつつ食べ進めていった結果、これまたあっという間に完食。

オーナー:
「ドリンクはベタにアンタルチカ・ガラナでどうかな」

アウボラーダ

どうやらベタなチョイスらしいアンタルチカ・ガラナ
炭酸が効いていて、スカッとする清涼飲料水。
非常に飲みやすく、甘くて美味しいサイダーといった感じなのですが、今まで飲んだことのない類いの甘みです。

『アンタルチカ・ガラナ』・・・
ガラナのエキスから作られる飲料。ガラナはカフェインが豊富で、含有率は何とコーヒーの5倍。整腸作用や沈痛効果、動脈硬化の予防にも効果があるとされています。

なるほど。「ガラナ」という実があるんですね!本当に飲みやすくて、すぐに飲み干してしまいました。

オーナー:
「じゃあ、2杯目はカイピリーニャで間違いないね!」

アウボラーダ

コースターもさりげなくブラジル仕様

『カイピリーニャ』・・・
ライム+砂糖+氷+ビンガで作られるブラジルで一番ポピュラーなカクテル。度数は高めだが、甘くてライムで後味すっきりなのでどんどん飲めちゃいます。
ちなみにこれ度数ってどれくらい……?

オーナー:
「ベースのお酒は40度くらいかな!飲みやすいからって調子のると足にくるよ!!」

「足にくるよ!!」じゃないです店長。

でも本当にこれは美味しい。ちなみにダブルもあるそうなのでお酒好きはガッツリ楽しめるメニューですね。
いや~それにしても、割とお腹いっぱいになってきた。でもあともうちょっとだけ食べたいな。

オーナー:
「それならポン・ヂ・ケイジョだな!でも時間かかるからパウミット食べて待ってて」

相変わらずオーナーの言葉はほとんど理解できないのですが、とりあえずポンなんとかは待つ間に、なんとかミットをいただくことに。

アウボラーダ

なんとかミット

オーナー:
「パウミットはタケノコの仲間、ヤシの木の赤ちゃんなんだよ」

え、どういうことですか??

『パウミット』・・・
ヤシの木の新芽。タケノコ同様、生えたての柔らかいところを食べる。
ブラジルのスーパーでは瓶詰めにして売られており、サラダの材料として使われることも多い。少し酸味があり、マヨネーズをつけて食べてもおいしい。

へぇ~。これが大きくなるとヤシの木になるとは驚きですね。 食感はホワイトアスパラガスの缶詰に似てます!
でも、ピクルスのような酸味があって口の中をさっぱりさせてくれるので箸休めにいい感じですね。何か大人の女が好きそうな小洒落た味がします。

オーナー:
「はい、ポン・ヂ・ケイジョお待たせ~」

アウボラーダ

焼きたてほっかほか

もうテーブルに置かれた瞬間から美味しい香りが……。
これ、絶対美味しいと思うんですけど、どんな料理なんですか?

『ポン・ヂ・ケイジョ』・・・
もちもちチーズ入りパンって日本にも多くありますが、ルーツは何とブラジルだそう。焼きたてアツアツでお召し上がりください。

「もちもちチーズ入りパン」ってそんなの美味しいに決まってるじゃないですか。

ではさっそく……

アウボラーダ

ホワァ~ッ

こ、これは……美味しいいいい!!
たしかに“チーズの入ったもちもちのパン”なんて、別に珍しくも何ともないんですがこれは格段に美味しい。サイズが小ぶりなのがいいのか、焼きたての魔法なのか……とにかく外がさくっとしていて中がもちっとしていてチーズの風味が優しく広がって、あぁこれこそまじでコンビニに置いてほしい。

ごちそうさまでした!
※これは撮影上の演出です。実際はご自分でメニューから選びオーダーしてください。

食後のオーナーインタビュー

アウボラーダ

今日のお料理どれもすごく美味しかったです!
今まではブラジル料理=シュラスコというイメージしかまるでなかったので……

オーナー:
「そうなんですよ、ちょっと前にシュラスコが日本で流行ってそういうイメージが浸透しちゃったんですが、実はブラジル人っていつもシュラスコ食べてるわけじゃないんですよ」

え!? そうなんですか??

オーナー:
「日本で言うと“廻らないお寿司”って感じですかね。あれもたしかに日本食ではあるけど、日常的に食べるようなものじゃないでしょ?お祝いごとやスペシャルな時のご馳走って感じで」

シュラスコもそういう特別なものなんですね!

オーナー:
「そうそう。普段は今日お出ししたようなフェイジョアーダとかをみんな食べてますね!
あと、堀川さんずっとスプーンで召し上がってましたけど、それブラジルでやると笑われちゃいますからね」


え!!!

アウボラーダ

オーナー:
「ブラジルではライス系のワンプレートもフォークで食べるんですよ。スプーンを使うのは子どもだけなので、大人がやると馬鹿にされます」

ブラジルでやると馬鹿にされちゃうので要注意
そういった「日本との違い」とかって他にもあるんでしょうか?

オーナー:
「お酒の飲み方とか違いますね。さっきお出ししたカイピリーニャとか、ブラジルだと氷は入れないところもあるんです」

暑い国なのに……それはまたどうして??

オーナー:
「氷がとけて薄まっちゃうでしょ?あっちだとちょっと値段が高いものだからみんなその一杯で何時間も居座りたいわけ。だから氷を入れずにそれでちびちびサッカー1試合分くらいは粘るんですよ(笑)」

アウボラーダ

やはりブラジルといえばサッカーですね

アウボラーダ

アウボラーダにもサッカー観戦用のテレビモニターが完備されてます

まとめ

東京オリンピックに向けて、国内でさまざまな整備がなされていますが、まずは「知る」ことが大切ですよね。
とりあえず私は今回、ブラジル料理の美味しさを知り、リオがブラジルにあるということを知りました。これからもどんどん世界のことに目を向けていければいいなと思います!

オーナー:
「そもそも、ブラジルがどこにあるかは知ってんの?」

……ブラジル州ですか?

アウボラーダ

ちなみにブラジルを漢字で書くと「伯」だそうですわ
ブラジル州・・・ウフフフ

今回ご協力いただいたお店

著者・SPECIAL THANKS

堀川あすみ

親の財力が最大のアドバンテージ。AV愛好家。

編集/Concent編集部
撮影/西本龍太郎

 

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