お金が無くても蒲焼き風…でも代用品とは言っても、とっても美味しいからご飯も進んでしまいます
うなぎと肩を並べるキング・オブ蒲焼きは穴子！
うなぎの代用品と言えば、これ！食感も味も一番うなぎに近いのが穴子です。「うなぎよりもこっちのほうが好き」というファンも多いほどの穴子は、お鮨でも老若男女に人気のネタですが、今回は蒲焼きにしてみましょう。
『穴子の蒲焼き重』
【材料】
開きになっている穴子、市販の蒲焼きのタレ、ご飯
【作り方】
（1）開きになっている穴子は、売られているうなぎの蒲焼きほどの大きさに切って、木の長串を打ちます。もしくはそのまま縦2つに切っただけでもOKです。
（2） 熱した魚焼き用の網の上に1)を乗せ、中火で焦がさないように気をつけながら市販の蒲焼きのタレを塗っては焼き、塗っては焼きを繰り返します。
（3）お好みの焼き加減になったら、アツアツの白いご飯の上に乗せて下さい。ご飯にもうなぎのタレをまぶして、上から山椒を振るとより美味しく頂けます。
ふわっと柔らかくて美味しい茄子の蒲焼き
テレビでも数度取り上げられたことのある、群馬県のお店の人気メニューで、すっかり全国的に有名になった「茄子の蒲焼き」のレシピをちょっとアレンジしてみました。
『茄子の蒲焼き』
【材料】
茄子、片栗粉、市販の蒲焼きのタレ、ご飯
【作り方】
（1）茄子はきれいに皮を剥いてヘタを取り、一つずつラップに包んで柔らかくなるまで加熱。（500Wで2分半～3分）
（2）アツアツになった茄子の中心に箸を「縦」に入れ左右に開き、平らにします。
（3）茄子に薄く片栗粉をまぶします。（カリカリ感を出すためにまぶすのですが、省略しても大丈夫です）
（4）熱したフライパンに油をひいて茄子を入れ、焦がさないように気をつけながらきれいな茶色になるまで、両面に焼き色を付けます。（茄子を崩さないように気をつけて下さい）
（5）茄子に焼き色が付いたら、市販の蒲焼きのタレを塗ってひっくり返し、裏にもタレを塗ります。
（6）2～3度タレを絡めて焼いたら出来上がりです。
給料日前の強い味方！イワシで作る蒲焼き丼
栄養価が高くて安いイワシは庶民の味方。蒲焼きにするとご飯が進みます。うなぎのタレとの相性も抜群です。
『イワシの蒲焼き丼』
【材料】
開いたイワシ、市販の蒲焼きのタレ、ご飯
【作り方】
（1）開きになった状態で売っているイワシは、うなぎの蒲焼きサイズに切ってキッチンペーパーで水気を拭いて薄く片栗粉をつけます。
（2）フライパンに油を入れ、イワシを焦がさないように注意しながらじっくりと焼き色がつくまで中火で焼きます。
（3）イワシの両面がきれいに茶色い焼き色が付いたらうなぎのタレを塗り、ひっくり返しては塗りを繰り返しタレを絡めます。
（4）アツアツの白いご飯の上に乗せ、お好みで刻み大葉や白ゴマなどを振って下さい。
仙台名物、笹かまぼこを使った蒲焼きご飯
ぷりぷりの食感が美味しい仙台の笹かまぼこを使って蒲焼きにしました。ご飯の上に乗せてお重風にして召し上がれ！
【材料】
仙台の笹かまぼこ、市販の蒲焼きのタレ、ご飯
【作り方】
（1）笹かまぼこ4枚に串を打って、うなぎの蒲焼き風にします。
（2）魚用の網に1）を並べ中火で焦がさないように注意しながら、タレをスプーンで伸ばします。
（3）ひっくり返して、今度は反対側にタレを伸ばします。
（4）タレを塗っては焼き…を何度か繰り返し、お好みの焼き加減にしてください。
（5）お重に白いご飯をよそい、笹かまぼこの蒲焼きを乗せて出来上がり。お好みで山椒を振って召し上がって下さい。
美味しさの決めては「市販のうなぎのタレ」！
市販のうなぎの蒲焼きのタレを購入しておくと、「ああ、うなぎが食べたい！…けどお金がない！」という時に、代用品で蒲焼きを作ることができて便利です。
色々な味のものが発売されているので、自分の好みの味を探すのも楽しいでしょう。ご紹介したレシピはイワシの代わりに秋刀魚でも合いますし、笹かまぼこの代わりにちくわ（縦半分に切って並べて串を打つ）でも美味しく出来ます。
