【完全ガイド】東京夜景を独占! 1組限定バーベキューが凄すぎた!

バーベキューは準備が大変だったり、場所が遠かったりしてすごくめんどくさいですよね。でも、都心の屋上を貸し切りにして、手ぶらで本格的なバーベキューができる施設があるんです。どんな場所なのか取材してきました。(ビアガーデン・ビアホール特集)(東京)

【完全ガイド】東京夜景を独占! 1組限定バーベキューが凄すぎた!

【完全ガイド】東京夜景を独占! 1組限定バーベキューが凄すぎた!

バーベキューはお好きですか?
大勢でワイワイ集まれて、楽しいですよね。でも、本当に好きですか?
よく考えてみてほしいのですが、買い出し、場所の手配、炭起こしや片付けもめんどくさい。それに、ぶっちゃけ素人が慣れないアウトドアで焼いた肉はそんなにおいしくない……ってことも多くないですか?

そう、バーベキューって慣れていない人にとっては結構ハードルが高いんです。しかもバーベキュー場って遠かったりして、気軽に集まりにくいのも難点。

こういったバーベキューの「めんどくさい」「おいしくない」「遠い」をクリアできれば、「スーパー幹事人ゴット」になれるのでは……。先日、バーベキューの幹事を任された私にはある秘策がありました。

↓↓これです↓↓

食材も設備も用意されていて、都心の屋上を貸し切りできるバーベキュー場「REAL BBQ PARK(リアルバーベキューパーク)」。 本当にめんどくさくなくておいしいのか確かめるため、幹事の私が下調べをしに行ってきました。

「REAL BBQ PARK」ってどんなところ?

「REAL BBQ PARK」は、代官山千駄ヶ谷大塚など、都心のビルの屋上にあるバーベキュー場です。スタッフさんが食材と調理器具の準備をすべてやってくれるので、私たちは調理だけやればOK。なんと片付け、洗い物、ゴミ捨てまでスタッフさん任せ!

私、田中(左)と後輩の成瀬(右)がおじゃましたのは、10人から貸し切りできて、都内の夜景も眺められるという「REAL BBQ PARK Sendagaya」。千駄ヶ谷の駅から徒歩5分くらいで着きました。

屋上だけど雨天でも安心

屋上のパークに入ってみるとウッドデッキのお洒落な空間が! 天井はタープで覆われているので、雨天でも心配ありません。

バーベキューのプロ「ピットマスター」とは?

この空間をプロデュースするのは、都内でBBQのデリバリーサービスなどをしているREAL BBQ 株式会社さん。

普段はお客さんがセルフで調理するREAL BBQ PARKですが、今回は特別にREAL BBQ 代表の井川佑介さんにエスコートしてもらいました。

井川さんは、ピットマスターの肩書きを持つバーベキューのプロ。日本バーベキュー協会が主催する「バーベキュー検定」にも合格しています。

ピットマスターとは、肉や野菜の焼き方、下味の付け方、火の管理など、バーベキューの知識を身につけた人のこと。REAL BBQ PARKで提供されているメニューも井川さんがプロデュースしているそうです。頼りになるー!

巨大ソーセージと牛の塊肉が登場!

最初に登場したのは極太のソーセージ! でっかい!

このソーセージはサルシッチャというハーブ入り生ソーセージ。すでにすごくいい香りがします。

肉を焼くグリルはドイツ製のLAND MANNというメーカーのもので、火口は3つで火力はパワフル!
ガスグリルなので、スイッチひとつで点火できるため面倒な火起こしの手間がありません。さっそくサルシッチャを焼いていきましょう。

井川さん、サルシッチャをうまく焼くコツを教えてください!

井川:
「腸詰めがつながった状態なので、ひとつひとつ切り分けてから網に乗せましょう。まずは表面に焼き色を付けていきます。焼き色が付いたら上の網棚に移動させて直火から遠ざけます。フタを閉めて蒸し焼きにして、じっくり中まで火を通していくんです」

サルシッチャの表面が焼けたら、次のお肉を焼きましょう。井川さんが取り出したのは、牛肉のかたまり!

井川:
「重量500gの特大サイズモモ肉です。これで8人分。バーベキューの醍醐味はかたまり肉ですからね!」

これは絶対に失敗したくない。どうやって焼けば良いのでしょうか?

井川:
「牛肉は常温に戻した後、転がしながら表面全体を焼いていきます。豚肉や鶏肉と違って中まで完全に火を通さなくていいので、焼き加減はお好みで大丈夫ですよ。火を通しすぎると固くなってしまうので、今回はレアめに焼いていきましょうか」

グリルの上ではサルシッチャ、下では牛肉。これはテンション上がるでしょ!

井川:
「牛肉の表面に火を通したら、フタをして少し待ちます。フタをするとグリル内部の熱が逃げないので、表面を焦がさず、効率よく肉の内部まで火を通すことができるんです」

井川:
「この状態で15分くらいですかね。焼く肉によっても温度は違うんですが、今回は160℃くらいをキープします」

用意された冊子の通りに焼けば美味しい!

今回は井川さんをコキ使ってしまいましたが、教わった焼き方は冊子にまとめられているので、初心者でも上手にお肉を焼くことができますよ。

お肉が焼けるのを待つあいだに、野菜を切り分けます。

野菜も食器も調味料も用意済み!

季節の生野菜をディップに付けたり、トルティーヤに巻いて食べるスタイル。葉っぱ付きの細いニンジンがかわいい! ピーターラビットが食べていそう。

包丁、まな板、皿にお箸にフォーク、コップ、調味料(バーベキューソース、オリーブオイル、ソルト、ペッパー)なども用意してあって楽ちん!

こんがりソーセージと牛の塊ステーキ

そうしているうちにサルシッチャが焼けてきましたよ!

ソーセージがうまく切れない成瀬。REAL BBQ のスタッフさんに切り方を教わっています......。

次は牛肉。

いい感じの焼き目がついて、お~い~し~そ~ぅ! 

井川さんもこのドヤ顔。
これは期待が高まります。

井川:
「牛肉は切り分ける前に数分寝かせましょう。そうすると、肉汁が中に閉じ込められて、ジューシーに仕上がります」

はい、焼き上がりもこのとおり、ド・レア!

盛りつけをして完成です。これはワインに合わせたい。リア充大学生がノリだけでやるバーベキューとは格が違いますね!

サルシッチャは生野菜とともに、軽く焼き目をつけたトルティーヤに包んでラップサンドに。味付けは甘めのバーベキューソースです。

ちまちまと輪切りにせず、1本まるまる挟んだっていいんですよ!

夜景を見ながらおいしいお肉をいただきます

やったー! できたー! それでは、いただきま~す。まずは牛肉から!

肉汁を含んだ牛肉は赤身の味が強くて歯ごたえもあり、とても満足度の高いお味。
温かいうちに食べると、より肉汁を感じられますよ。
サルシッチャは、ハーブの香りとジューシーな脂が感じられて超おいしい!
野菜多めに挟んだトルティーヤとすごく合います。 おいしいお肉ですね、井川さん。

井川:
「でしょ?」

ビールなどの持ち込みOK!

こちらは生ビールサーバー(10リットル/1万3000円)やワイン(1本/2500円)など各種アルコールの用意も可能ですが、なんと「飲み物の持ち込み」OK!
パークに来る途中、コンビニで缶ビールと赤ワインを買ってきました。

井川さんも一緒に乾杯しましょう。

リアルバーベキューパークを始めたキッカケを聞いてみた

なぜ井川さんはBBQの会社をはじめたんですか?

井川:
「僕、小さいころにオーストラリアにいたんです。向こうって、公園にグリルが設置されているところが多くて、コインを入れるとすぐにグリルが使えるんですよ。そこで現地の人が食材を買って来て、気軽にBBQを楽しんでいて。その光景が楽しい記憶として残っていて、日本でも気軽にBBQが楽しめる環境を作っていきたいんです」

へ~、コイン式のグリルがあるなんてさすがオーストラリア。

井川:
「日本では本当のバーベキューのおいしさ、面白さがまだまだ知られていません。それを伝えるのがREAL BBQ の使命です」

まさにREAL BBQ。ちなみに、これまで最高で週何回バーベキューをしたことありますか?

井川:
「うーん、週10かな」

さすが!

ふと後ろを振り向くと、新宿の夜景が。

バーベキューをしながら夜景も見られるなんて最高です。まさに大人のバーベキュー。

小学生までは無料も魅力的!

メニューには、今回下見したサルシッチャや牛肉だけでなく、もち豚やジャークチキンも含まれ、一人あたり300gのお肉が食べられるそうです。料金は大人一人5,000円(千駄ヶ谷/土日の場合)。安くはないけど、いいお肉を食べられるから大アリ!

井川さんに確認したところ、子どもの料金は取っていないそうなので、子持ちの友達が多いバーベキューの企画にぴったりだと思いました。貸し切りっていうのも魅力的。平日昼間はママさんの利用も多いそう。

ほかの幹事のみなさんのために、料金とメニューをまとめました。

【REAL BBQ PARKのいいところ】

1)バーベキューのプロが選んだ食材を食べられる
2)屋上を貸し切りにできる
3)都心で集まりやすい
4)準備と片付けをしてくれる

【料金と時間】(千駄ヶ谷の場合)

※一人分の料金です
※小学生までの子どもは無料(フードは大人の人数分)

【申し込み人数】

・予約は10名以上~30名程度、10名未満は予約できません
※1グループごとの貸し切り営業

【メニュー】

・グリル野菜、生野
・ジャークチキン
・トルティーヤ
・サルシッチャ
・もち豚のグリル
・牛サーロイン塊焼き
※飲み物の持ち込みOK
※生もの、グリル調理のもの以外ならフードの持ち込みOK(チーズとかパンとかおつまみなど)
※メニューは仕入れ状況により、変更になる場合もあります

REAL BBQ では、今回ご紹介したパークだけでなく、公園や自宅にピットマスターを派遣して、お客さんがアドバイスを受けながらバーベキューを楽しめるサービスもあるそうです。

こないだはウエディングパーティーでバーベキューをやったそうです。すてき!

著者・SPECIAL THANKS

REAL BBQ PARK

http://realbbq.jp/park/about.html
※営業時間や料金はパークごとに異なるので、HPをチェックしてください。 ※予約は予約フォームより、電話では予約を受けられません。

編集協力=プレスラボ

 

                             
ページ上部へ戻る