朝9時から飲み続けるエクストリーム忘年会 in 北区赤羽

朝から営業している飲み屋の多い赤羽で、平日朝9時からの忘年会をしてみました。『孤独のグルメ』で有名なまるます家で鯉やウナギ、どじょうやなまずといった沼の魚を食べて、二軒目は激安セルフ式居酒屋で150円のつまみを食べながら飲んだくれます。お開きになってもまだ14時という夢のような忘年会です。(東京 送別会・歓迎会)

朝9時から飲み続けるエクストリーム忘年会 in 北区赤羽

朝9時から飲み続けるエクストリーム忘年会 in 北区赤羽

北区赤羽。言わずとしれた激安飲み屋の街です。
そのような街は数あれど、赤羽の一番の特徴は朝からやっているお店の多さ。

ド平日の朝、フリーランスの友人を集めて「朝から忘年会」という背徳の会を開きました。

スタートは赤羽の顔とも言える「まるます家」。このお店に朝9時に待ち合わせです。

今日のメンバーは、プログラマー、コーダー、ライター、指圧師、フェルト手芸作家、ミュージシャン兼DJ、エアギタリスト……
「朝から飲める」という共通点を除いて、異業種のみなさんです。

朝のラッシュの電車に揺られて飲みに行く後ろめたさ。ビジネスマンが朝礼をすませ席に戻りメールチェックをしている時に、(疲れてもないのに)お疲れ!とジョッキを酌み交わす……。
後ろめたさとダメっぷりを味わえるのもこの会ならでは。

まるます家は鯉とウナギが有名。鯉のあらいは泥臭さもなく、すっきりしています。

朝に魚を下ごしらえする背中は働いているなあという感じがするけど、それを眺めながら飲んでいると、僕たちこのままで本当にいいのかな、という気持ちになります。
ああ、朝日が眩しい。

湯葉に巻かれた細ネギ。初めて食べたけど、これいいです!
『孤独のグルメ』で井之頭五郎さんも食べていました。
軽くて、朝のおつまみという感じ。

モツ煮と、なまずの唐揚げ。
他ではなかなか置いていない沼魚が食べられるので、一通り頼んでみたくなります。
きちんと下処理されているので食べやすく、新鮮さも感じます。

ウナギの頭もとろけるおいしさです。
9時半くらいになると、お客さんが増えてきます。みなさん夜勤明けなのか、フリーランスなのか。
こんな世界があるんだなあと不思議な気持ちになります。

どじょう鍋でしめて、お会計。
まるます家はあまり騒がしくするとお姉さん達の鋭い眼光が飛んでくるので、ひそひそ声で話しましょう。
それと、1時間以上居座るのも避けたほうがよいお店です。

10時。ほろ酔いでお店を出ても、まだ朝の光は眩しい。

二軒目は「立ち飲みいこい」。キャッシュオンデリバリーのお店です。
すでにとても賑わっています。

さて、ちょっとここで深呼吸。なぜかというと……

これ、二軒目はダメってことですよね。
酔っているのがバレないように細心の注意を払って入店しましょう。

10時から飲んでいる仲間がたくさんいて安心します。
お店の壁には「携帯電話厳禁!」「言い争い厳禁!」という貼り紙があります。
コアな赤羽らしさがビンビンに漂う店です。

 

色々と規制はある代わりに、価格はめちゃ安。
1,000円あれば大満足なお店なのであります。赤羽サイコー!

ミル貝の刺身150円。これでも値上げしたのです。

刺身は130円〜150円というのが嬉しすぎる。

お互いの仕事の苦労話やどうでもいい話を肴に、まだまだ忘年会は続きます。

「のりマグロ(150円)」。そのままです。
鉄火巻きを分解したような一品ですが、必ず頼んでしまいます。

やっと正午をまわり、午後になりました。
白昼夢のような、よくわからない一日。
これくらいから記憶がない。

12時40分。写真のピントが合っていませんでした。

結局いこいを出たのは14時。4時間もいたのか……。
私達を迎えたのは、真っ青な大空でした。

トータルで5時間の飲み会でした。
めったなことがなければまず終電を逃さないのでオススメです!

著者・SPECIAL THANKS

ほそいあや

ほそいあや

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