私たちはクリスマスが好きなのか否か 女3人+1で考えてみた

美人だけどなんだか惜しいキャラクターとしてTwitter上で愛されている(?)ライターのシマヅさん。こういう季節なので、存分にクリスマスについて語っていただきました。あなたもシマヅさんと一緒に、クリスマスが好きか嫌いか、もう一度考えてみませんか?

私たちはクリスマスが好きなのか否か 女3人+1で考えてみた

私たちはクリスマスが好きなのか否か 女3人+1で考えてみた

誰なのでしょうか。「クリスマスは恋人と過ごさなきゃいけない日」だと、日本人に刷り込んだのは。

そのせいで、どれほどの人がクリスマスを憂うつに過ごすハメになったと思っているのでしょうか。

そのせいで、「なんかクリスマスについてひとつ記事書いてください」と大雑把な発注を受けた筆者(私)が、『クリスマスなんて大嫌い!』と書かれた段ボールの切れ端を持ち、「クリスマス嫌いですか? クリスマス嫌いですか? クリスマス嫌いですよね!?」と道行く人に声をかけ無視されたりクスクス笑われたりして憂うつに過ごすハメになったことを知っているのでしょうか。

そのせいで……そのせいで……そのせいで……クリスマスのせいで!! クリスマスなんて大嫌いだ!

ということで、クリスマスが嫌いな女子3名、男子1名で「クリスマスへの鬱憤をここぞとばかりに喋りあう会」を開いてみました!


今回集まったメンバーは、筆者(シマヅ)とライターの田中ちゃん、フリー素材の画像モデルをしているLala*ちゃん、そして、「クリスマスなんて大嫌い!」の看板(段ボール)を掲げていた筆者に「僕もクリスマス大嫌いです!」と声をかけてくれた男性(顔出しNGのAさん)の、合計4人。さあ、みんなで盛り上がろう! と思ったところに……

初っ端から、「間に合わないや。ごめん!」とLINEをよこし、堂々と遅刻するLala*。

「待ち合わせ時間に遅れてくるような奴だからクリスマスはいつも独りなんだろうね。あいつもうダメだよね」で満場一致。先に生ビールで乾杯。

■街頭アンケートの結果を発表

クリスマスなんて大嫌い!」と書かれた段ボールの切れ端ですが、実はアンケートをとるための物でした。まずはメンバーに集計結果を報告。

美大卒の筆者(シマヅ)が心をこめてつくった看板(段ボール)

筆者(シマヅ)「『嫌いな人は〇を!』って書いたけど、×が付いているってことは『クリスマスが好き』ってこと。

で、私が強調したいのは最初についている2つの×!」


筆者(シマヅ)「回答してくれたのは2人とも外国の方だったのだけど、『クリスマスって家族と過ごすものだから、僕らにとってはお正月みたいなもので好きとか嫌いとかないよ。でも、日本では恋人と過ごす日なんだよね。うーん……そうだなぁ、まぁ君は人生楽しんで!』と言われてしまってね」

※編集注:黒髪の男性はアジア系外国人の方で、写真2枚目のキャップをかぶった男性と待ち合わせ中でした。シマヅさんが「ちょっとすみませんが!」と企画趣旨を長々と説明すると、申し訳なさそうに「日本語、少ししかわからないです…」とのお返事。申し訳ございません! その後は片言のイングリッシュでご質問しました。ご協力ありがとうございました!


筆者(シマヅ)「日本と外国のクリスマスは別物、っていうのはすごくよく分かる。だけど! ここは日本だ! クリスマスは恋人とデートしなきゃいけないみたいな圧力があるんだ! 『まぁ君は人生楽しんで!』じゃないよ!!!!」


田中「シマヅ、飲み始めてからまだ5分くらいだよ……ちょっと落ち着いて」

落ち着いていられるか!

クリスマスが嫌いな理由について

ここで突如、男性Aさんから質問が。


男性Aさん「シマヅさんや田中さんは何でクリスマスが嫌いなんですか?」

田中「特別なことをしなきゃいけないみたいなプレッシャーがあるからかな……。恋人がいなくても、友達同士でパーティするっしょ! みたいなのがメンドクサイ。あと、クリスマスって一番、仕事が忙しい時期じゃないですか。だから、私はずっと仕事してるのに、何でみんなハシャギ浮かれて遊べるの? って……」

筆者(シマヅ)「私は……クリスマスに彼氏と過ごした経験がないから。なぜかいつもクリスマス直前で別れるから」

男性Aさん「そういう人いますよねー」


男性Aさん「あ、でも、恋人がいる人でもクリスマス嫌いな人はいますよ。複数の相手(女性)を1日で捌くためのスケジュールを組むのが大変だからだそうです」

自業自得だろ! それは「ファッション・クリスマス嫌い」って言うんですよ!!

■Lala*さん到着で波乱の展開に


到着早々、Lala*に「お前、絶対『ファッション・クリスマス嫌い』だろ」と絡む私。

ここで、Lala*が衝撃の発言を!

Lala*うん。私はクリスマス結構好きな方。彼氏がいようがいなかろうが、盛り上がってる感じが好き。え? クリスマスが嫌いな理由は仕事が忙しいから? でも、クリスマスの日って街に会社員のカップルあふれてない?


田中を敵に回すLala*。

■語って! 過去のクリスマス悲惨エピソード

そしてLala*は、私をも敵に回した。

男性Aさん「皆さんは、過去にどんな悲惨なことがあってクリスマス嫌いになったんですか? 僕は特にないんですけど。強いて言えば、実はそんなにクリスマス嫌いじゃないんですけど」


Lala*クリスマス好きなのに何でここにいるの?(笑)」

お前もだろ、Lala*。取りあえずここに来たならクリスマスの悲惨なエピソードを語れ。

Lala*「過去のクリスマスで悲惨だったことかー。彼氏のデートの段取りが悪かったこととかかな☆ シマヅと田中は?」

田中「徹夜で仕事……」

筆者(シマヅ)「……部屋を真っ暗にして独りでずっとラーメンズのコント(DVD)を観てたこと。あと、コンビニでシュークリーム買って家にあるロウソクをシュークリームに全部突き刺し、Twitterに『ハッピークリスマス!』ってツイートとともに画像をアップしたら『怖い』『儀式?』『何の呪いだよ』って言われたこと」

Lala*「シマヅ何それヤバすぎるって!(笑)」


お前、遅れてきた分際で調子に乗るなーー!!

■理想のクリスマスデートとは

さて、気を取り直して。私も別に卑屈になっているわけじゃないんで。皆さんに理想のクリスマスデートでも聞いてみましょうか。存分に語ってくれ。

男性A「田中さんはベタなクリスマスデートだと喜びそう。雑誌の『クリスマス特集!』に載っているような、夜景がきれいな店に連れて行かれるとか」

田中「好きな人と過ごせるのなら、お家でチキン食べるだけでも幸せですよ! 私の理想のクリスマスデートはホームパーティだもん。彼氏と一緒に料理つくって、プレゼントを送りあって、穏やかに過ごしたい」

Lala*「理想って言われてもなー。あ、今までで一番よかったクリスマスデートはクルージング なんか、時間帯によって2ヵ所で花火が上がってすごくキレイで豪華で! クルージングとは関係ないデ●ズニーの花火とかだったんだけど、すごく嬉しかったなー」


筆者(シマヅ)「……私の理想のクリスマスデートは、ビルの52階とかにあるレストランでシャンパンとか飲んでいる最中に、突然会場が真っ暗になる。『え!? 停電!?』と不安になった数秒後、私と彼の席がライトアップされ、『なになに!?』と驚いている私のもとにレストランのスタッフが何かを運んでくる」


筆者(シマヅ)「テーブルの上に置かれてやっと、気が付く。『これは指輪だ!』と。そこで彼氏が『結婚しよう』とプロポーズ。これ」


田中・Lala*、ドン引き。
男性A「その重みが男性陣に伝わっているから、いつもひとりなんですよ……」

知ってます……!

■我々は本当にクリスマスが嫌いなのか?

男性Aさんクリスマスが嫌い、と言えるってことは、本当に『クリスマスが嫌い』というわけじゃないと思うんですよ。本当に嫌いな人は、クリスマスの話題自体を出さない。何して過ごすの? と聞かれるのが本当に嫌だから。あと、クリスマス』を『普通の日』として脳内で処理する(笑)」

田中「確かに! じゃあ、私たちって、実はクリスマスのこと嫌いじゃない、のかな?」

Lala*「だから、はじめから言ってるじゃん。私は別にクリスマス嫌いじゃないって。あ、でも街に人があふれるのは嫌だなー」

田中「だけど、11月後半からクリスマスまでの間の街ってイルミネーションがキレイでステキだよね! あれはすごく好き!」

Lala*「あー! 分かる!!」

筆者(シマヅ)「うんうん! 美味しいものが食べられるっていうのもあるよね! コンビニとかでもローストチキン売っているし。スーパーだと、普段食べられないクリスマス用の特別な惣菜とかが25日過ぎまで売れ残っていると安く買えるし。うん、クリスマスはやっぱり良い!」


田中・Lala*「あぁ、うん、そうだね……」


筆者(シマヅ)「クリスマスぅぅぅぅぅぅぅ……」


筆者(シマヅ)「大好きーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」

一同「!!!!!!!??????」

【結論】やっぱり、クリスマスは嫌いじゃない!


私が暴走したせいでだいぶ迷走しましたが、クリスマスは普段は食べられない特別な料理をいただけますし、街のイルミネーションはとてもキレイですし、「理想のデート」を妄想できる素晴らしい日だということが分かりました! 肌寒い季節になりましたが、外に出て色んなところに行ってみると、あたたかい出会いが待っているかも!? 

だって、もうすぐクリスマスなんだもん!

※編集注:最後にクリスマス大好きと脈絡なく絶叫したシマヅさん。シマヅさんはこの後、3人(+カメラ担当)を置いて一人で先に帰られました(実話)。

 

著者・SPECIAL THANKS 

(取材・文/シマヅ、編集協力/プレスラボ)
(取材協力店舗:洋食フライパン 下北沢N.n.N.)

 

                             
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