
足湯カフェデートで浴衣美人は落とせるのか!?
浴衣美人を足湯カフェデートに誘ってみた
密かに想いを寄せている異性と温泉に行きたいけれど、まだそこまでの仲ではないし、誘うにしてもちょっとハードルが高い……。そんなときにぴったりなのは、気軽に温泉気分を味わえる「足湯カフェデート」!浴衣美人とどれぐらいお近づきになれるのか、検証してみたいと思います。
私が足湯カフェデートに誘ったのは、フリーライターのシマヅさん。イベントなどの仕事で一緒になる機会が多く、前々から気になっていたのです。私は自分に自信がない、典型的な草食系男子。足湯カフェの力を借りて、なんとかシマヅさんを恋に落とすためのチャレンジです。
「ねぇねぇ、足湯カフェって知ってる?マッサージもあるし、日頃の疲れを癒やすには最適の空間だよ!夏だし、浴衣着てデートしようゼッ!」とLINEをすると、待ち合わせ場所には来てくれたものの、あまり乗り気ではない様子のシマヅさん。デートどころかふたりで出かけるのもはじめてですし、仕方ないですよね…。
足湯カフェってどんなシステムなの?
今回訪れたのは、御徒町にある足湯カフェ&ボディケア「ほぐれすと」。JR御徒町駅から徒歩4分という好立地で、90分1ドリンク+タオル付きで500円と、気軽に利用することができます。
店内に入ると、中央に12名まで座れる円形の足湯がありました。店長さんによると、マッサージ+癒やしをコンセプトに2012年4月にオープン。
客層は年代を問わず、女性やカップル、家族連れが多く、平日は11時から14時まで無料でお弁当の持ち込みができるため、会社員の方も多く利用しているとのこと。足湯に浸かりながらランチだなんて、御徒町の会社員は恵まれてますね!
足湯付きのカウンター席もあり、のんびりと読書を楽しむお客さんがいました。店内の本棚には、新聞・書籍・コミックもあるそうですよ。
メニューにプリントされた、オシャレなロゴ。ドリンクだけではなく、アイスクリームやドライフルーツ、焼きおにぎりといった軽食もあります。
足湯カフェでのマナー、大丈夫?
足湯カフェビギナーだった私は、事前に店長さんに「足湯カフェでのマナー」を聞いておきました。「足湯に入る前と後にしっかり足を拭いてください。それ以外はとくに気にせず、ゆっくりおくつろぎください」と優しく教えてもらえたので、優しくシマヅさんへ伝えます。
足湯に入る前に、濡れたタオルでしっかりと足を拭きます。それではいざ、入浴!
「気持ちいい……」と言いながら、足湯に入るシマヅさん。体が温まってホッとしたのか、少しずつ緊張と私に対する警戒心がほぐれてきました。
濡れないようにと、浴衣の裾をまくる瞬間を激写。スカートをまくり上げるのはちょっと品がないし、パンツスタイルだと足を浸けるのが大変です。その点、足湯と浴衣の相性の良さは抜群!
私も足湯に入り、まずはドリンクを選びます。
「楽しんでるかな……?」と心配しながらシマヅさんを見つめる私。まだまだ、ふたりには距離がありますね。
彼女がリラックスした隙におねだりしてみた!
「お腹が空いた」と言うシマヅさんのために、焼きおにぎり(400円)を注文。そして、ダメもとで「焼きおにぎり、食べさせてもらってもいいかな……?」とお願いしてみました。
あきらめたら、そこで試合終了ですからね。
見事成功!
今日はじめてシマヅさんが笑ってくれました。足湯カフェが持つ癒しの力と、私の急いては事を仕損じる精神がケミストリーを起こしました。ここで追い打ちをかけます。ほぐれすと名物の湯もみ(10分/1,000円)で心も体も揉みほぐし、シマヅさんの警戒心を完全に取り払う作戦です。
男性読者のために、うなじショットも撮影しました。
「湯もみ」は足湯に入ったまま、首や肩など、上半身のマッサージをしてくれます。
店員さんに作戦の狙いを伝え、見守る私。
ついに、ふたりの距離がグッと縮まる瞬間が…
湯もみがおわると、どちらからともなく近づくふたり。そして、その瞬間が訪れます……。
見てください、この距離! 見てください、この恋人つなぎ!
店内に、シマヅさんの恋に落ちる音が鳴り響いた瞬間です!
「足湯カフェがどんなものか分からなくて最初は緊張してたけど、体がポカポカして、湯もみで体がほぐれて……。安心したのか、気がついたら大川さんとくっついていました」というシマヅさんの言葉が印象的でした。
癒し、それが足湯カフェの魅力
足湯カフェデートは、女性の身も心も溶かしてしまうようです。私も足湯カフェデート、心ゆくまで堪能しました。もちろん、足湯から出きるときは乾いたタオルで足を拭きましたよ!
足湯カフェデートをすれば、癒やし効果でふたりの距離がグッと縮まることが期待できます。気になるアノ人がいるけど、距離を縮める方法がわからない……。そんな悩みを抱えている方は、足湯カフェデートに誘ってみてはいかがでしょうか?
モデル/シマヅ
撮影/すしぱく
著者・SPECIAL THANKS